平成18年度
(2006)

         安 全 報 告 書

      

          (蔵王温泉スキー場:百万人ゲレンデ・樹氷原コース・横倉ゲレンデ)


                 特殊索道 : アストリア第1ペアリフト
                         アストリア第2ペアリフト
                         アストリア第3ペアリフト


            林 友 観 光 株 式 会 社


 
ごあいさつ

  日頃は蔵王温泉スキー場をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
  当スキー場は、私ども蔵王3Rグループ(蔵王ロープウェイ・林友観光・蔵王
 リゾート)のほか6社の索道事業者から構成されております。スキーやスノーボ
 ードのお客様に対しては、蔵王全山を自由に滑走できるスノーリゾートパーク内
 の移動手段として、大自然が創造した神秘的な「樹氷」を観賞するお客様に対し
 ては、樹氷地帯への交通手段として、索道(ロープウェイ・リフト)の安全な運
 転をご提供しております。

  また、グリーン期(夏季)においても、トレッキングや俯瞰見物のため、ロー
 プウェイや夏山リフトの営業運転を行っており、「お釜」や「いろは沼・観松平」
 等への“足”となっております。

  索道事業の経営基盤は勿論、「安全第一」であります。運転の取扱い、メンテ
 ナンス等におけるコンプライアンス(法令遵守)を徹底し、お客様を安全に、快
 適に、そして満足していただけるよう、索道の運転には万全を期しておるところ
 であります。

  昨年(平成18年)101日、鉄道事業法一部改正に基づき「安全管理規程」を
 制定し、従来の蔵王3Rグループの安全に対する管理体制等を見直して、より強
 化いたしました。

  本報告書は、蔵王3Rグループの平成18年度の1年間の安全に対する取組みや
 実態等を取りまとめたものであり、皆様にご理解をいただきたいところでありま
 す。そして、自らの取組みに不足する部分がないか等を検証し、「改善すべきは
 改善する」の気概を持ち、ここに公表する次第であります。皆様からのご意見や
 ご要望等を頂戴できますれば幸甚であります。








 林 友 観 光 株 式 会 社
 
取締役社長 大久保 靖彦
 


 1 安全基本方針と重点目標
 (1) 安全基本方針
    当社の経営理念の第一は、安全を最優先とし、社会やお客様から「信頼さ
   れる蔵
王3Rグループ」の構築であります。社長、役員および職員(職員に
   準ずる者を含む)は、次の安全基本方針に則り、輸送の安全確保を図ってお
   ります。

  @ 一致協力して輸送の安全確保に努めます。
  A 輸送の安全に関する法令および関連する規程をよく理解するとともにこれ
   を遵
守し、厳正、忠実に職務を遂行します。
  B 常に輸送の安全に関する状況を把握するよう努めます。
  C 職務の実施にあたり、臆測せず確認の励行に努め、疑義のあるときは上司
   の判
断を仰ぎ、適切に処理します。
  D 事故・災害等の発生時は、旅客の安全を最優先に行動し、すみやかに安全
   適切な
処置をとります。
  E 情報は漏れなく正確、迅速に伝え、透明性を確保します。
  F 輸送の安全に関する技術、知識等は進んで取り入れ、研鑽に努めます。

 (2) 重点目標
    20062007スノーシーズンにおける蔵王3Rグループの重点目標は、次の
   とおり
ありましたが、グリーン期においても引き続き、目標達成に向け、周
   知・徹底を図り、輸送の安全確保を図ります。


  @
 3Rのチームワークで輸送の安全(旅客の安全第一)
  A 
3Rのチームワークで顧客から信頼(もてなしの心)
  B 
3Rのチームワークで清潔環境の提供(感謝の気持ち)

 2 事故等の発生状況(平成18年度)
 (1) 索道運転事故(索道人身障害事故)
    平成18年度における索道運転事故はありませんでした。引き続き運転事故
   防止に努めます。
 (2) 災害(地震や暴風雨、豪雪等)
    平成18年度における災害による運転停止はありませんでした。
    なお、強風による安全確保のため、計13日・延49時間(全索道合計)にお
   いて運行の一時見合わせを行っております。
 (3) インシデント(事故の兆候)
    平成18年度における国土交通省へのインシデント報告はありませんでした。
   引き続き事故防止に努めます。


 
3 輸送の安全確保のための取組み
 (1)
 人材教育
    当社では、輸送の安全確保のため、安全に関する社内の教育や、東北索道
   協会主催等社外の研修にも積極的に参加し、索道技術の向上や知識の習得に
   努めています。
    平成18年度に実施または受講した主な教育等は次のとおりです。
    
     (社内教育)
      安全管理規程研修           10/10    2名受講
      運転取扱細則の再教育         12/16    13
    (社外教育)
      索道技術管理者研修          11/1     1
      雪上車安全運転と救急法講習      11/2829   1

 (2) 応急下降訓練
    毎年、スノーシーズン営業開始前
に職員一同にて、応急下降訓練(緊急時
   の救助)を実施しております。
    平成18年度は12月16日にアストリア第1リフトにて13名参加で実施いたし
   ました。



 (3) 安全確保のための諸施策
    当社では、安全の維持・向上のため、整備や工事等を実施しております。
    平成18年度の実施した主な整備・工事等は次のとおりです。
   
    アストリア第1リフト終点ホーム修繕       18/11月完成

    アストリア第2支柱振動検査            19/2
    アストリア第3制動機油圧ユニットオーバーホール  18/10



 
4 当社の安全管理体制
   当社は、索道事業における安全確保のため、社長を最終的な責任者として、
  安全統括管理者、索道技術管理者および索道技術管理員の有資格者を配置し、
  役割と責任および権限を明確にした管理体制を確立しております。

   有資格者の役割・責任・権限は次のとおりです。


社  長

輸送の安全確保に関する最終的な責任を負う。

安全統括管理者

索道事業の輸送の安全確保に関する業務を統括管理する。

索道技術管理者

安全統括管理者の指揮の下、索道の運行管理、索道施設の
保守管理
その他技術上の事項に関する業務を統括する。

索道技術管理員

索道技術管理者の指揮の下、索道の運行管理、索道施設の
保守管理
その他技術上の事項に関する業務を管理する。



 
5 利用者の皆様へ

  (1) 「蔵王3Rニコニコキャンペーン」の展開
     当社は、ご利用のお客様の安全を最優先に、そして、ご満足していただ
    けるよう、スキーシーズンのみならず年間を通して、このキャンペーン
    “もてなしの心での一声運動”を展開しております。お気付きの点がござ
    いましたら、何なりとお申し付けください。


       @ 明るい心で   『いらっしゃいませ』
       A 素直な心で   『はい』
       B 積極的な姿勢で 『どうぞ』
       C 反省の態度で  『申し訳ございません』
       D 謙虚な心で   『お待たせいたしました』
       E 感謝の心で   『ありがとうございました』
       F お客様の状態で 『どうなさいましたか』

  (2) 「横倉のカベ(38°)」に挑戦してみませんか!?
     
当社は、蔵王温泉スキー場でも名所・難所となっている勾配38°の「横
    倉のカベ」に隣接するアストリア第2ペアリフトを有しております。
    腕に自信のあるスキーヤーやボーダーの方、一度挑戦してみませんか!?
     リフトの整備には万全を期して、皆様のご乗車をお待ちしております。

 6 ご連絡先
   安全報告書へのご感想、当社の安全に対する取組み等へのご意見・ご要望そ
  の他お気付きの点がありましたら、下記にご連絡ください。



    990-2301 山形市蔵王温泉229
    
         林友観光株式会社  総務部 п@023-693-0789
               アストリアリフト п@023-694-9440
             蔵王アストリアホテル п@023-694-9603