雪冷熱利用個人住宅は新潟県小千谷市の個人住宅で、平成17年度に新潟県より建設費の一部(雪室部分の建設費)補助を受け
 完成いたしました。
 高床式住宅の高床(基礎)部分に設置した雪室(ゆきむろ)に30トンの雪を夏まで貯蔵し、雪室の冷気を居室に送風、居室の暖かい
 空気をまた雪室に戻す※冷風循環方式の雪冷房を導入しております。
 雪冷房を導入している部屋は、ダイニングキッチン(10帖)、和室(8帖・6帖)の3部屋です。
  ■建築物概要

  所 在 地 : 新潟県小千谷市ヒウ
  用   途 : 専用住宅
  設計管理 : (有)アクト設計
  施   工 : (有)アクトホーム
  技術協力 : 雪国住宅研究会・長岡技術科学大学上村研究室
  構   造 : 木造一部鉄筋コンクリート造(高床・雪室部分)
  階   数 : 2階(高床式)
  面   積 : 高床部分 92.08u 1階 77.20u 2階 59.49u  計 228.77u


※冷風循環方式
室内の空気を雪室へ導き、直接雪表面に接触させて冷気をつくり、再び部屋へ戻す方式。
冷房だけでなく空気洗浄、除湿の効果が期待できるが、比較的大きな配管スペースが必要である。
 平成18年度から3年間、実際に住人が生活している状態で実証試験をおこなっています。
 18年度の結果はコチラ>>
 新潟県では、平成20年度までの実証試験により雪冷房住宅の普及の道筋をつけて、住宅分野での雪冷熱エネルギーの普及啓発に
 努めていきたいと考えています。
 ●お問い合わせ先 : 新潟県産業労働観光部産業振興課新エネルギー資源開発係
                 〒950-8570 新潟県中央区親光町4番地1
                 TEL:025-280-527 FAX:025-280-5508 
              
   メールでのお問い合わせはコチラ>> 
 
 ●室内中の粉塵の除去、消臭効果(雪のフィルター効果)
  雪室に居室内の空気を循環させることにより室内空気中の粉塵や水溶性物質(ホルムアルデヒド)、臭気を雪に吸着、削減させる事で
  室内空気の清浄化を行うことができます。
 ●除湿効果
  雪室から5℃で1立方メートルあたり6.8gの飽和水蒸気量を持つ冷風を30℃で1立方メートルあたり30gの飽和水蒸気量を持つ居室と
  循環させる事で除湿を行い湿度を抑えた快適な住環境を作る事ができます。
 ●農作物の保存
  雪室は雪の貯蔵庫としてだけでなく冷気を利用する事で農作物や飲み物等の保存庫としても利用することができます
 ダイニングキッチン
 (雪冷房使用室)
 雪室内部
 和室6帖
 (雪冷房使用室)
 雪室内食品貯蔵庫
 和室8帖
 (雪冷房使用室)
屋根裏機械室