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由布院空想の森美術館は「森の空想ミュージアム」に改名!
2001年に大分県湯布院町から
宮崎県西都市に移転して、
活動を再開、2006年3月には、「九州民俗仮面美術館」を開
館、さらに2008年5月にはこのホームページを「インターネ
ット空想の森美術館」としました。しました。このページは、
その後の活動を記録したファィルです。

活動ファィル



企画展

南の布と小さな神様・仏様

アートスペース繭
東京都中央区京橋3-7-10
TEL03-3561-8225

会期 2010年10月12日〜27日
AM11:00-PM7:00(日曜休廊)





 「仮面神」の起源を訪ね、神楽の伝承地を巡る旅を続けていると、山深い神社の主祭神の脇や寺院の本尊の周囲などを守る小さな神様や仏様に出会うことがあります。それらの小さな神様や仏様は、神仏習合・修験道廃止令・廃仏毀釈・神仏分離令など、各時代の荒波を受けながらも、しぶとく、けなげに生き延びてきた、先住神であり自然神の姿です。いつの時代にかもと居た場所(社寺)を離れて、好事家の間を転々とし、コレクターの手によって守られていた15cm前後の九州の神様・仏様が、今回、東京・京橋の「アートスペース繭」の空間に並ぶこととなりました。さて、どのような風景が出現するか、楽しみです。九州の青空市で見つけた琉球絣が背景を飾ってくれます。(高見)

今年の企画は上記のテーマでやりたいと思います、という高見さんの手紙とともに届いた20数枚の写真。なんと個性豊かな神様や仏様たち!!愛らしく、そして力強い。たかみさんとの10数回の企画展の度にも、九州の地に生まれた民間信仰のかたちの初々しさに感動することしばしばであったが、こうしてズラリと並べてみると、その時代の人々の豊かな創造力とおおらかな信仰心が、突き抜けたような素直な表現を通して、真直ぐにこちらの心にとどいてくる。加えて沖縄の上布の中で私が一番好きな八重山上布なども並ぶという。楽しみ、楽しみ・・・(繭/梅田)

月下の仮面祭
アートスペース繭
2009年10月13日−22日
東京都中央区京橋3−7−10
TEL・03−3561−8225



[月下の仮面祭]
月が出た。
黒々とした山塊の
奥深く抱かれた村の神社では
年に一度の
神楽が開催されていた。
その御神屋が設えられた境内の
斜め上方の黒い山嶺を光らせて
ぽっかりと銀色の月が浮かんだのである。
女が一人
神庭から踊り出て
月に向かって両手を広げ、
その手をひらひらと宙に漂わせながら
神社の裏手へと続く
細道に消えた。
神楽の囃子に浮かれたのか
幻月に誘われたのか
男の呼ぶ声が
遠い
山の闇から聞こえたのかは
定かでない。
――今宵一夜はお許しなされ
人のかかでも娘でも
鹿、猪、狐
鬼、水神、山姥、黒し翁
月の光りに照らされた村に
神楽の音楽が流れ、
過激なセリ歌が歌われ
不思議な面相の
仮面神が次々に登場し
幽玄の舞を舞う。
神楽の笛に
雄鹿が雌鹿を呼ぶ声が混じる。
女が
一夜だけ
行方知れずとなるのは
こんな晩だ。

大型の狐面。ちょっと恐いような兎の仮面。波に浮かぶ月と兎。
石で彫られた猿。修験の行者が背負って歩いたという双頭の女神。
星と月が描かれた白磁の皿。葛や藤、楮などで織られた古い布。
集まってきたものたちは、少年の日に遠い山の村で見た祭り
――月下の仮面祭――に並べられた、呪術者の道具のように
見えました。それらを、書きかけの「仮面詩集」の横に並べたら、
どこからか、神楽囃子に似た音が響いてきました。今回の企画では、
「石井記念友愛社/茶臼原自然芸術館」の仲間たちが取り組んで
いる「自然布」の作品も加えて、毎年お世話になっている「繭」の
スペースを幻想的な空間に変えてみたいと思っています。(高見)

一年ひとめぐり、あっという間に時は過ぎて、また神楽の季節が近づいてきました。
10月恒例の高見さんの展覧会も、10回を超え、またまた面白い荷が集まりました。
詩人でもある高見乾司さんの物を収集する目は「文学的」で、いつもワクワクさせて
くれるものを見つけてくれます。今年もドラマチックな空間で、しばし神代の世界に
遊んでいただければと思います。(アートスペース繭・梅田)

森の空想ミュージアムコレクションによる
 
 「黒の余韻」展
   ◇2008 9月1日−10月10日

      ]]

中国雲南省の古都・大理に立ち寄った時、古い町並みの路地の奥の骨董屋の二階で、ボロボロの掛け軸を買った。その五本の掛け軸を丸めてリュックサックに入れ、背負って旅を続けたが、旅から帰ったら、そのまま忘れていた。その風化寸前の掛け軸から、気に入った部分だけをトリミングして、黒いマットの額縁に入れてみた。すると、余分なものが排除され、「黒」で囲われた分、旅の印象が鮮明に浮かび上がってきたように思えた。中国奥地の民衆が伝えてきた、道教の民画が、日本の神楽伝承の地・宮崎まで旅を続け、展示されたのである。
            
             
                  「夜の橋」(コンテ)武石憲太郎
武石憲太郎氏は、大分県由布市挾間町在住の画家である。1980年代、まだ地元の新聞社に勤めていた彼は、勤務を終えたあと、夜の町で一心に絵を描いていた。「旧・由布院空想の森美術館」では、そのころの武石さんの絵で、再三、企画展を開かせてもらった。以後、勤めをやめて画業一筋の生活に入った武石さんと、私(高見)は、一緒に各地へ出かけ、さまざまなアートイベントに参加したり、企画展を開いたりした。ヤクザに間違われたり、お坊さんと思われたり、漂泊の俳人山頭火のようだったりして、存在そのものが芸術作品のような彼と、美術館の経営者であり企画者を兼ねていた私とは、画面に向かう態度にも差違があったが、それだからこそ、私にとっての武石憲太郎は大切な友人であり、同志であり先達であった。いま、故郷の町を遠く離れ、武石さんに会う機会もなくなったけれど、この「夜の橋」をみるたび、いつも黙々と描き続けていた彼の姿が、黒の余韻となってよみがえるのである。

                    
                  しぐれる町」(墨)高見乾司
上記の武石さんと並んで描いた作品。湯布院の古い温泉場湯平で開催された漂泊の俳人種田山頭火にちなんだ美術展で。山頭火はこの町の人情にふれ、「しぐるるや人の情けに涙ぐむ」という句を残した。木賃宿に投宿した山頭火は、川原で旅の衣を洗濯し、読書をしていたところ、折から、「しぐれ」がきた。慌てて川原に走ると、洗濯物は、宿の娘がすでに取り込んでくれていた、というエピソード。ちなみに、この町へ来る途中では「ほいとうと呼ばれる村のしぐれかな」という句を作るほど、放浪の旅人や物乞いには冷淡な視線を浴びせた当時のこと。山頭火に宿の娘の心遣いが心にしみたのである。湯平には、この美術展を契機に「時雨館」という空家を改装した三坪ほどの美術館が開館した。山頭火が訪れた初冬の町を、しぐれが通りすぎてゆく。

九州の民俗仮面展

会場 西都原考古博物館
*好評のうちに終了しました。
   (宮崎県西都市大字三宅西都原西5670番

         TEL0983−41−0041)
       会期 2005年10月20日〜11月30日
 仮面フォーラム 10月22日13:30〜
       第一部・講演「九州の民俗仮面とアジアの仮面文化」
  第二部・フォーラム「民俗仮面が語る古代史
*入場無料
主催・森の空想ミュージアム/特定非営利活動法人iさいと
後援・社会福祉法人石井記念友愛社

「仮面フォーラム」

1、日時 2005年10月22日13:30〜17:00

2、会場 西都原考古博物館1Fエントランスホール

3、内容

     第一部 講演「九州の仮面文化とアジアの仮面文化」 

講師・高見乾司(森の空想ミュージアム館長)

     上記日程により、仮面フォーラム「九州の民俗仮面とアジアの仮面文化」が開催されました。当日、講師をつとめた高見は、20年間にわたり、九州の民俗仮面を収集し、調査研究を続けてきました。とくに「旧・由布院空想の森美術館(1986−2001)」での15年間にわたる展示とその後の東京・日本民藝館、豊田市・豊田市民芸館その他での展示・普及活動は大きな成果と反響を呼んでいます。高見の仮面との出会いと研究の成果、明治以降の民俗仮面の流出という不幸な歴史と保存活動の重要性などについて、いままで語られるるこのとのなかったエピソードなども交えて話しました。また中国の古代史・アジアの芸能史と九州の仮面文化のかかわり、さらに日本の伝統芸能の源流部へと遡る視点なども参加者の興味を集め、後半では実際の展示を見ながら中世以降の仮面芸能について解説しました。仮面の起源や用途を知る知的好奇心に満ちた旅への道しるべとなったようです。

     第二部 フォーラム「民俗仮面が語る古代史」

      司会・北郷泰道(西都原考古博物館主幹)

     第一部の高見の話を受け、北郷氏の司会により、九州の民俗仮面と日向神話との関連、古代史と芸能史の関連などを考古学のデータを参照しながら探りました。日本の仮面史は、縄文時代の「土面」の消滅から律令時代の外来仮面の渡来を経て平安時代の木製仮面の登場まで、千年以上の空白期をもちます。その空白期を埋める手かがりとなる仮面が、南九州の「王面」の存在だとする視点は参加者を
刺激しました。さらに、服属儀礼としての隼人舞、猿田彦の関連、黒い翁面・黒い女面・道化などの仮面が、先住民=土地神の系譜に入るのではないか、という視点は、館の特別企画「海を渡った日本文化」のなかの「隼人の盾」の展示と関連していること、仮面史と考古学のデータを照合することによって浮かび上がる立体的なイメージなどが注目を集めました。ここでは、参加者との討論形式をとりながらさまざまな角度から九州の仮面文化を照射しました。




<祈りの丘空想ギャラリー>
写真展

「森の中の仮面たち」

とき 2007・4月8日〜5月10日
開館時間 AM10:00−PM5:00 入場無料


            
                                  
春の気配が森に満ちる3月、「森の空想ミュージアム/九州民俗仮面美術館」に展示されていた仮面たちを、中庭とその周囲の森に持ち出し、展示して、撮影会を開催しました。集まったのは、宮崎県内の女性写真集団「Activ−L」の皆さんを中心に、民俗仮面の魅力にとりつかれた写真家の皆さんでした。かつて神社や神楽座や村の家などに伝わり、守護面として家や村を守り、祭りの日に村人と交歓した仮面たちは、明治期や戦後の宗教観の変革などにより、流出し、コレクターや古美術商などの手を経た後、彼らの源郷ともいえる茶臼原の森に開館したこの仮面美術館に展示されていたのです。大きな楠に抱かれた中庭では火が焚かれ、木立の間から落ちてくる春の陽光とともに仮面たちの相貌に彩りを加えました。この日に撮影された作品約100点を、古い教会を改装したギャラリーに展示しています。仮面という素材をもとに、新しい物語を紡ぎだした人、造形的な美しさを追及した人、仮面に自身の心象を投影させた人。写真家の皆さんによって、仮面たちが新しいいのちを獲得したように見えます

社団「感写KANPACHI」作品展
・会期 2008年6月5日−8月7日
・参加作家 吉岡清美 財前洋子 新富和郎 田村幸七
*宮崎県内在住の写真集団による作品展。好評にて終了しました。

・                  
西都市在住の吉岡さんは「宮崎カメラ新名爪店」の店長。写真愛好家の皆さんと交流する日々を過ごしています。出品作は「森へ行こうよ」「昼休み」など、美しい自然の一こまを切り取った作品です。「写真とは、自分が感動したことを誰かに伝えるためのモノ、写真は心の絵だと思う」というメッセージを寄せて下さっています。
・                  

延岡市在住の財前さんは、「延岡パソコン教室」を経営。「祈り」「聖地」などデジタルカメラを駆使したシャープな造形美と心象風景の融合した作品を出品。「写真を通し、私が生きていた証しとしてみたもの、感じたもの、伝えたいものを残したい」というメッセージ。


・               

都城在住の新富さんはスーパー浦志和地店勤務。「・写真とは、自分の体調と精神状態を映す鏡・現実を忘れる手段のひとつ・生死の境から生還するための命綱でもあった」というメッセージからは、写真に対する深い思い入れが伝わってきます。「ひとときの安らぎ」「きらきらもみじ」など、接写による光と
影の交錯する作品が美しい。


・               

延岡市在住の田村さんは、「道の駅北浦支配人」。「笑花」「花の星」など花をテーマに新鮮な作品を出品。「写真はまだ始めたばかりで(ようやく二年目を迎えます)無我夢中で取り組んでいます。やればやるほど難しさに翻弄されていますが、楽しむことをベースに活動しています」というメッセージが示すように、写真に出会った嬉しさ、楽しさを満喫する時期のようです。


「ニコテン」
         瀬堀圭世写真展
                2008年4月18日―5月18日
                     開廊時間 am11:00〜日没


コンセプト(瀬堀さんの言葉)
タイトルである、「ニコテン」とは、普段ネット上で写真を公開するにあたって使用しているハンドルネームがniko(ニコ)ということからつけました。ニコの展示の略です。
展示内容は写真で、今まで三年間で撮りためてきたものを展示します。アナログもポラロイドも、カメラ機種を問わず展示し、写真を撮らない人でも純粋に写真っていいなと思ってもらえるものにしたいと考えています。
展示コンセプトとしては、単純にキレイだとかスゴイだとか曖昧な感覚ではなく、悲しい、楽しい、誰もが素直に持っている感情をストレートに写した写真を展示したいのです。今まで撮ってきた写真を並べてみて思ったことは、その時の自分の感情、写っている人物の感情の写る写真が一番多く撮ってきたものでした。自分の経験を撮っているが故、被写体は私の身近な人やものに限られますが、綺麗な風景などではなく、より人に近いものを並べることで、写真に無関心なひとでも入り込みやすいかと思います。例えば人ではなく、花でも、枯れている姿は誇らしげに写ったりするもので、感情とはいえ、それはひとだけではないものと考えています。それらの写真を暗い悲しい情景のものから、徐々に幸せの情景へと順番に並べ、ギャラリーを一周した時には満たされたキモチになってもらえると嬉しいです。だれもが辛い経験などしていると思うので、見た人の経験と重なって、写真を見ながら感情が一周してくれることを目指します。コンセプトテーマを言葉で表すのなら「循環」です。
見て下さったた人が自分の経験も写真に残したいなと思ってもらえたら本望です。

                   

「ニコテン」瀬堀圭世写真展より
  



                
(上記五点の写真は筆者・高見が「ニコテン」会場で撮影したもので、オリジナルプリントを転載したものではありません。)

瀬堀圭世さんは、宮崎県国富町在住の25才の女性写真家。「写真家」という肩書きがふさわしいかどうかは、いまのところ保留しておくほかはない。なぜなら、彼女の本職はデザイナーで、写真歴約3年というキャリアは、本職の半分ほどでしかないからだ。ただ、そういうジャンルによる区別は、この人に関しては不必要だろう。「後悔」という美しい女性が空をみつめている写真や、「まもりたいもの」というタイトルの、泥土の道あるいは雨の広場で、大地に膝を突いたり、歩き去ろうとしたりする女性を写した組写真では、女性そのものがもつ豊かな物語性が描かれているし、荒地を鳥のように軽やかに舞う女性や、等身大の女性のまなざしが写しとられた組写真などからは、みずみずしい感性の煌きと被写体である同世代の女性たちへ向ける視線のやさしさも読み取れる。会場の中央に、「悲しみ」と「喜び」と題された写真を対面させるかたちで配置した構成も、すぐれた空間造型となっている。霧のなかで不思議な微笑を浮べるこの女性の写真は、一枚の写真のようでありながら、表裏・陰陽を包含する一人の女性の内面を写し出す。
この写真展のタイトルは「ニコテン」。瀬堀さんのインターネット上でのハンドルネーム「nico」と展覧会の「展」を組み合わせた造語だ。会場には一冊のメモ帳が置かれていて、来館者からのメッセージが書き込まれている。なかでも、
「たくさん泣いてしまったよ。来てよかったよ。あのね、大事な人と来るといいね、ココ。わたし、今まで見た個展の中で、イチバン、心がちぎれそうになったよ」「どうしようか・・・ここから出たくないよー。私はこんなにたくさんの思いが詰まった空間に初めて来た。胸が一杯で息がうまくできないよ。でも、ここから出たくない。ここの空間に居れなくなることがすごくいやだ。外ではハクとレオくん(たぶん犬、または犬と子ども。筆者注)が、元気に駈けている音が聞こえてきます。今、この瞬間は二度と訪れることはないけれど、私の人生で大事な時間になったことは確か。ありがとう」
などという感想は、この展覧会の質と性格をよく表している。どうやら、彼女の作品は、インターネットで多くのファンを獲得しているらしく、大阪、広島、福岡、大分など、遠距離からの来館者が多いのもこの展覧会の特徴であり、きわめて現代的なアートシーンであるといえよう。瀬堀圭世さんは、デザイナーとか写真家とかいうジャンルを超えた一人の表現者=アーティストとして、幸福な一歩を踏み出したようにみえる。
私(筆者・高見)は、かつて「由布院空想の森美術館」を主宰し、同館の関連施設「フォト館」の運営にも関与したことから、多くの写真を見たり、写真家と交流したりした。その経験と、その後、九州山地の神楽などに通い、カメラを手にする機会が多くなったことなどを通じて、写真というものは、狩人が獲物を撃つように「獲る」ものだというとらえかたをしていたが、瀬堀さんの撮り方は違う。旧式のハッセルブラッド、ポラロイドカメラ、キャノンデジタルカメラをさりげなく使いこなし、掌の中で慈しむように包みこみながら、撮るのである。彼女の写真は、そのてのひらの中から、「生まれて」くる。     (文・森の空想ミュージアム/九州民俗仮面美術館館長・高見乾司)

                         
         瀬堀圭世さん(会場にて)

料冶幸子展
神への捧げものダンスをテーマとして―(ダンスをテ

会期 2008・1/25−2/29

料冶幸子さんは大阪府出身、現在、東京都港区高輪在住の画家です。
彫刻家小坂圭二氏に師事、その後、絵画表現を主とした発表活動を
続けています。東京展、フィナール展等に出品
1999年 ピガ
原宿画廊個展、2001年 SPACE YUI個展、
2002年
啓祐堂個展、2004年 A、B、C、ギャラリー個展、

2005年 PROMO―ARTEギャラリー個展、2007年 
Galenie412個展
など、精力的に活動しています。
「祈りの丘空想ギャラリー」での企画は、2006年に「九州民
俗仮面美術館」のフィールドワークとして高千穂神楽を訪ねたこと
を機に実現しました。倉敷出身の夫と共にしばらく倉敷市に住んだことがあ
りかつて岡山で孤児救済活動を行った石井十次と大原孫三郎との縁、
当地「友愛社」の運営等を知り感銘を受けたことも展覧会企画の要
因となりました。

協賛企画
 
奥田美代子薩摩琵琶演奏会
 *1月25日午後6時開演

奥田美代子さんは、早稲田大学文学部英文科卒。
夫(日本経済新聞社)駐在先のベイルートに
1
970年以降約2年間在住
1992年より夫
(日経アメリカ社)の駐在先のニューヨークに
8
年間在住、この間に在ニューヨーク公使公邸
にて琵琶の演奏を始めて聴き感銘を受けたこと
を契機に、
2002年に帰国後、薩摩琵琶の鶴
田錦史に師事した半田淳子氏に師事。
2007年
6月、国立劇場にて邦楽の会で琵琶のソロ演奏な
ど、演奏活動を続けています。2007年「九州
民俗仮面美術館」のフィールドワークとして椎葉
村大河内地区の臼太鼓踊りを料冶氏と共に訪ねた
ことを契機に、「祈りの丘空想ギャラリー」での
料冶氏とのコラボレーションが実現。古い教会を
改装したギャラリー空間で琵琶の音を響かせてく
れました。


      
「HIKARU&3846」展
会期 5/26−6/10
開館時間 AM11:00〜日没
まで

グラフィックデザイナー中村ひかる氏と漆作家宮城壮一郎氏による二人展。
気鋭の作家による力のこもった企画展となりました。二人は、「情報はあまり出さない。はるばる訪ねてたどり着いてほしい」と言い、会期中、木曜〜日曜まで、会場に通い続けた。新緑が映える茶臼原台地の一角、古い教会を改装した静かな空間に不思議な「気配」が充満し、次々客が訪ねて来て、展覧会は熱気にみちていた。

 
{
早春の便り<九州から>
              
アートスペース繭
                   
東京都中央区京橋3−7−10
                      TEL・FAX 03−3561−8225


 数年前の高見八州洋さんの竹の作品展以来、竹の魅力に目覚めてしまった。気をつけて見ていると、先日、更新された近隣の建て仁寺垣の清々しさや知人宅の大きな萱葺き屋根を支える竹の力強い骨組み、昨春、母と訪ねた京都・詩仙堂では木と竹を交互にあしらった濡れ縁に感激した。そして、初春に八州洋さんから届いた目にも鮮やかな青竹の箸・・・。一年で大きく成長し、その強靭さとしなやかさでさまざまなものに利用できる竹。高い技術を誇る日本の工人たちの手で日本の暮らしに根付いてきた。
 八州洋さんは30年にたって由布院で仕事を続けている。九州男児らしく、寡黙で腰の座った仕事ぶりは、その作品にも生きていて、昨年はインドに招待され、現地の竹工芸作家たちに技術・デザインなどの指導も行った。今年は籠や灯りの他、スプーンやボタン、洗濯挟みなども出品してくださる。繭の展覧会でおなじみの長兄・乾司氏も和更紗や型染め、民俗仮面、古陶などで花を添えてくださるという。宮崎と由布院から届く野の花と共に、一足早い春を感じたいと思います。
(アートスペース繭・梅田美知子)
                            *
 毎年お世話になっているアートスペース繭さんでの企画展です。ここでは、多くの出会いがあり、また古い友人たちとの再会・交流もあって楽しみな場です。今回は、九州の民俗仮面15点を出品します。中世の「道化」など珍しいものも出ます。弟の竹の作品に南九州の古陶などに花を生けてみるという趣向で望む予定です。和更紗と型染めの布は、今から30年ほど前に、九州で集めた古絣や古布を関西の知人やコレクターに届け、その足で奈良・京都の古美術商を廻り、集めたものを含みます。まだ、「古布」という言葉もなかったころ、本の装丁や額装などに使いたいと思って集めたものです。(高見乾司)






       
{
「九州の藍木綿」は、好評のうちに終了しました。

「九州の藍木綿」展
アートスペース繭東京都中央区京橋3−7−10

TEL・FAX 03−3561−8225


 今から30年ほども前、湯布院町(現・大分県由布市)の寂れた旧街道沿いの一角に、小さな古道具屋がありました。「古民藝糸車」というその店の店主だった私は、その古びた家の二階の部屋で、絵を描き、詩を作り、本を読む生活を続けながら、病後の身体の回復を待っていました。そして、時折、九州を巡る旅に出て、古い道具類や民俗資料などを買い集めました。美しい、一枚の藍色の木綿に出会ったのは、そのような日々の中でした。農家の庭先で、燃やされそうになっていたその布は、その家のお婆さんが、隣接する畑で栽培した綿から糸を採り、丹念に織り上げたものだったのです。糸車の回転のように、時代がぐるり、と廻る。いま、掌の中の宝石のようにも思えるそれらの布たちが、「繭」の空間でどのように見えるか・・・楽しみな企画です。
(高見乾司)
                            *
 高見さんのライフワークともいえる九州の神楽の研究と民俗仮面の収集、その情熱に引き寄せられるように集まった貴重な文化遺産を、散逸させることなく九州の地に残したいという高見さんの思いが、この春ようやく叶い、90点が「九州国立博物館」に収蔵された。昨年一月、焚き火の前でもなお寒い、諸塚村・戸下神楽を訪れた夜、その第一報がもたらされた。高見さん共々「万歳!!といいつつ、そこには星明かりの下、目の前で舞われている創世の神々の意志が働いているに違いないと確信した夜だった。(アートスペース繭・梅田美知子)

 



九州/時空を越える旅

アートスペース繭/10月6日〜15日
AM11:00〜PM7:00(日曜廊)
東京都中央区京橋3−7−10
Phon03−3561−8225

宮崎県西都市で森の空想ミュージアムを運営する高見乾司さんと、九州の文化を紹介する企画を始めてからもう6回目の秋になる。その度、九州には不思議な波動が息づいていることを感じる。山深い里々には独特の文化が残っており、奉納の神楽が、今なおその輝きを失うことなく伝承されていて、その数200数十箇所にものぼるという。一昨年の暮れ、高見さんに誘っていただいて、宮崎に中之又神楽、銀鏡(しろみ)神楽を訪ねた。夜を徹して行われるその祭りは、まさに神々の棲む山、神の降臨する祀りということをひしひしと感じさせるに十分で、胸の中に深くきざみつけられる体験だった。高見さんが何十年も九州の文化にこだわり、山々を村々を情熱的に訪ねて回り、調べていられる気持ちの一端が解った気がした。人々もまた、荒ぶる神、創生の神の末裔を思わせる強いエネルギーを内包する人が多く、それらが一体となって九州の強い波動となっているのかもしれない。

遠く、室町時代の漆器、神像、木彫狛犬、古伊万里の器などとともに、森の空想ミュージアムに集う現代の女性たちの手で復元された布、かつて神迎えの布として乙女の織った楮布をはじめ、自然布の数々も展示いたします。九州の山を描き続けている高見さんの絵が、背景で静かな山の響きを伝えます。

*2005年企画は好評終了。2006年10月にも企画準備中です。
                   (アートスペース繭/梅田美知子)

    秋の夜のために
 
満月仮面会」
     仮面に囲まれ、月を愛で、
      句を楽しむ一夜の
        お誘いです。


          

    
とき 2007年9月29日(土)午後6:30〜9:00
       ところ 九州民俗仮面美術館
     共催 ザ・俳句新鮮組/九州民俗仮面美術館
        *好評にて終了しました。


森の空想コレクション`08

                                           
   
      

   会期 2008年5月28日〜6月2日 
     会場 ギャラリーがらん西荻
 開廊時間 午前11時30分〜午後6時30分 

                     


「森の空想ミュージアム/九州民俗仮面美術館」を主宰する高見乾司が、仮面研究と宮崎の神楽を訪ねるフィールドワークの過程で出会い、収集した民俗資料・神像、仮面に加え、絵画コレクション、九州の古陶などを旧知のコレクタ―の協力も得て展示・販売しました。荻窪はかつて井伏鱒二が住んだ町。西荻には小ぶりでお洒落なギャラリーや骨董屋、古書店、アンティーク着物の店などがあり、楽しみな町です。2001年5月、「旧・由布院空想の森美術館」は湯布院町での15年間の活動を終え、現在地の宮崎県西都市に移転し、活動を継続してきましたが、このほど、その展示の中核と位置づけてきた「九州の民俗仮面」が「九州国立博物館」の収蔵となり、新しい展開期を迎えました。「空想の森美術館」という名称は、同美術館が存在しなくなった今も、多くの皆さんの記憶やイメージの中、あるいはインターネット上などで「存在し続けている」といううれしい現象もあります。今回の企画では、旧友たちも集まってくださり、これらのことを語り会う機会になりました。
     



「九州・神々の祝祭」
―仮面・神像・自然布など―

とき 2006:10/13−10/22
ところ アートスペース繭
 東京都中央区京橋3−7−10
 TEL03−3561−8225



九州の大地に今年もまた、豊饒の秋が来て、刈り取られた稲穂が干され
るころ、神楽の準備に人々の思いも高揚してくることでしょう。10数年前、
高見乾司さんを通して九州の文化・伝統にふれてから強烈な土のにおい
を感じる神楽の文化にすっかり魅了されてしまいました。宮崎県だけでも
300箇所余りに残るという神楽は、遠く神代の創生神話につながり、夜
が明けるまで続く神々の祝祭は見る人を、ひととき時空を超えた旅へと誘
ってくれるに余りあります。今年もまた、魅力ある神像や狛犬に加えて迫
力ある神楽の写真も見ていただく予定です。また、手つむぎの美しい着尺
や葛、楮、ヘラの木などの自然布、その素材なども合わせて展示いたしま
す。お出かけ下さい。(繭・梅田)


*今年(2007年)も趣向を変えて開催します。ご期待ください


■森の空想工房
 干葉藍(ほしばあい)の染織
2005年10月10日〜16日

干葉藍を使い、ウールの糸を染め、マフラーを織ります。
石井記念友愛社の子どもたちが植えた藍草が見事に育ち、暑い夏に
一枚一枚、葉をむしり取り、干しあげたものです。その藍を分けていた
だきました。これをウールの糸に秋空のような色に染め、マフラーを織りましょう。
1 染色の日時は10月10日より10月16日の間、好きな日においでいただけます。
2 織機に糸をかける準備は、糸が乾いてからにします。これも随時、織機3台を使
  い、1日に3人まで織ることができます。織りあがるまで2日ぐらいかかります。
3 参加できる人数は、染料の量の関係で8名までです。
4 料金 染から降りがるまで5000円です。織機をお持ちで染めだけの方は
  糸代こみで4000円です。
 *受講料の一部は友愛社に寄付させていただきます。



自然布ワークショップ木綿(ゆふ)」を織る

山野に自生する植物「楮(コウゾ)」を採集し、繊維を採り、糸にして古代の布「ゆふ」を織り上げます。楮の繊維で織られた布は、「木綿(ゆふ)」と呼ばれ、衣類や神が降臨する幣などに用いられました。昨年まで、真冬の湯布院へ出かけ、楮の群生地で採集し、温泉で、蒸して、繊維を採りましたが、2002年からは、空想工房を拠点に九州山地に分け入り、採集するコースを設定しました。工房の中庭にかまどを作り、蒸す工程から繊維の採集、織りまで、連続して行なうことが可能になったのです。さらに、今年(2004年)、この「森の空想ミュージアム/空想工房」のある「石井記念友愛社」の森の一角に、楮が大発生。群生地ができました。まるで神様が私たちのためにそこに楮の種子をばら撒いてくださったかのような出来事です。これで、この地にいながらにして本格的な工程を行なうことができるようになりました。冬に採集した繊維を用いた「ゆふ織り」の講座も継続しています。
*詳細は「自然布を織る」のページをご覧下さい。

*ワークショップ「木綿(ゆふ)を織る」は糸作りから織りへと工程を継続中です。すでにテーブルセンターなどを織り上げた人もいます。「うちゅうの泉」の周辺に発生した楮の群落はますます勢力を拡大し、今は、芽吹きの時です。小さな花が咲いています。

  


◆ワークショップ
 再生芸術工房
プログラム1

 とき 未定(随時開講。参加ご希望の方はお問い合わせください)
 ところ 森の空想工房とその周辺の森
 参加費 未定

昨夏の台風で、空想工房の建物を守るように立っている楠の大枝が折れ、中庭に落下しました。1日がかりで小枝を払い、散らばった葉っぱや飛び散った瓦の破片などを片付けると、大枝の骨格の部分だけがひょうきんな表情をもつオブジェのような魅力的な形体となって残りました。それで、その枝は、焚き火を囲む時の椅子として使われることになり、私たちを楽しませてくれる仲間になりました。工房の周辺には、古い木製の椅子や机、板の残欠や流木、老朽化した鶏小屋などがあります。それらの素材に手を加えたり、ペインティングしたりして、再び使用可能な「もの」としたり、隣接するアート空間「緑の空想散歩道」に展示するオブジェに変えたりします。アートのちからによって、不用なものや見捨てられていたもの、無価値だと思われていたものなどが再生され、生活空間を彩る「作品」となります。その時、「もの」と一緒に、私たちの「心」も再生のエネルギーをもつのです。



再生芸術工房・プログラム1

 古い椅子や机、家具、廃材、流木などにペインティングし、造形を加えて、新たなデザインと用途をよみがえらせる「再生芸術工房」は、2004年10月24日午前10時から、「森の空想ミュージアム/空想工房」の中庭で開催されました。当日は、子どもや大人、親子など、約20人が参加、まず、友愛社の倉庫から、かつて児童たちが使い、古くなって今は使われなくなって倉庫の片隅に積み上げられていた椅子や机の中から手を加えれば使い物になりそうなものを選び出しました。さらに、廃材や流木、森の中から集めてきた枯れ木なども加えて、修理を施し、水性ペンキで彩色することから作業を始めました。
 この日は、「祈りの丘空想ギャラリー」で二人展を開催中の画家・アーナー恵子さんと写真家・品川真奈美さんも加わり、にぎやかなワークショップとなりました。アーティストたちの魔法の手によって、壊れかけていた椅子や板切れなどが見違えるような作品に変身すると、子どもたちや参加者も刺激され、次々に作品が生まれ始めました。用途を失っていたものたちが、新しい「いのち」を与えられ、生き生きと輝きはじめる瞬間です。
 完成した作品は、早速、中庭に並べられ、この日行なわれた「YAEコンサート」の交流パーティー会場を彩る備品として使われました。美しい歌声で観客を魅了したYAEさんも、焚き火を囲むこの空間をすっかり気に入り、夜が更けるまで、参加者と語り合ったのでした。


再生芸術工房プログラム2

 「再生芸術工房」は、2004年「新芸術集団フラクタス」展の会場となった宮崎県立博物館分館「民家園」へと引き継がれました。32人のアーティストが、博物館に保存されている古い民家を舞台に、さまざまなアートパフォーマンスをくりひろげるという、異色の芸術展です。民家園には、宮崎県内各地から移築された六軒の古民家そのものが、生きた民俗資料として展示されているのですが、その古色蒼然とした空間を現代芸術のコラボレーションによって生活空間に変換しようとするのが、この展覧会です。そこでは、庭先に詩が書かれたパネルが立てかけられていたり、軒下に挑発的なヌード写真がぶら下げられていたり、チェロがゴーゴーと、響いていたり、能楽の鼓の音が聞こえてきたり、爪にペインティングするネールアートの工房が店開きしていたりして、観客を不思議空間の住人とするのです。われらが再生芸術工房も、子どもたちや家族連れなどの参加者が、白い布や家具、ダンボール、流木などに思い思いのデザインを施し、森に点在させました。隣では、詩人の杉谷昭人さんと子どもたちが、詩をつくるワークショップをおこなっていたので、子どもたちは、できた詩を布や障子などに書きつけ、たちまち「フラクタス詩集」が出来上がったのでした。(写真下)








◆2006・春
 森のワークショップ

     忍者サッカー

とき 未定 (数人のグループ、ご家族とその仲間などで随時開講できます。
        参加ご希望の方はお問い合わせください)
ところ 森の空想ミュージアム
参加費 一人2000円(一泊2食、藍染め材料費を含む/要・予約)
スケジュール @一日目 午後1時集合。森の周辺を歩き、植物観察。食べられる草、染料や
               薬効のある植物などを見つけ、記録する。
       A藍染めでバンダナを作る。(忍者文字で自分の名前またはチームの名を染める)
       B森へ行く道を作り、森へ入る。トレーニングコースと「柴小屋」を作る。小屋は陣
        地になる。
       Cトレーニング。森を走ったり、つる草を使って遠くに飛んだり、木々の間をボール
        を蹴って進んだりする。
       D夕食を作り、食べる。
       E柴小屋に宿泊。
       F2日目 朝食後、トレーニング。
       Gチーム分けをして森のサッカー。(ルールはミーティング=作戦会議で決める)
       G11:00 終了、解散。





■森の空想工房&緑の空想散歩道

【自然布織り/森の空想工房】

◆夏の染織ワークショップ「自然布」を織る

苧麻(チョマ)による織り
*5月〜8月はチョマの季節です。採集した苧麻(チョマ)
から麻糸をつくり、織るーチョマは、「カラムシ」「ラミー」
「ポンポン草」などと呼ばれる多年生の草木で、土手や林の
へりなど、至るところにみられるなじみ深い植物です。古来、
このチョマからは上質の麻糸を得てきました。麻布こそ、庶
民の「衣」としてもっとも親しまれた布なのです。5月末か
ら8月末まで、チョマを採集し、麻糸をつくります。(織り
の行程も並行して行うことができます)

*随時申し込み受付
*受講料 大人1人4000円 子供1人3000円(ラン
チョンマット程度の布を織り上げ、お持ち帰りいただきます。
*要・予約。

葛布を織る

葛は山野に自生する強靭なつる性植物です。根からは良質な
デンプンがとれ、薬用としても利用される有用植物ですが、
山や畑の縁などでは、樹木に巻きつき、地を這い、はびこっ
て迷惑がられる存在です。この葛の繊維から、光沢のある上
質の糸がとれます。7月から8月へかけて、葛を採集し、コ
ースター、テーブルセンター、のれん、タペストリーなどを
織ります。

*随時申し込み受付。
*受講料 大人1人4000円 子供1人3000円
*要・予約。


《その他》

●絹の手紡ぎ糸をつくろう
    繭または山繭から糸を紡ぎます。
*随時申し込み受付  
     *参加費 山繭1人15000円
      繭(真綿)の手紡ぎ1人10000円
●古布による裂き織り
*随時申し込み受付
  *参加費1人3000円


*染織ワークショップには、当日参加のほか、中期滞在受講(1週間の
滞在費+受講料合計30000円程度)または長期滞在受講(中期を参考)
等による研修方式の受講も可能です。土曜日の学校教育の一環としてもご
参加いただき、ご好評をいただいています。詳細はお問い合わせ下さい。

―変身する神々―
「九州の民俗仮面」
2005・TOKYO・国際宗教学宗教史会議世界大会
2005年3月24日―30日
高輪プリンスホテル貴賓室「鶴」「亀」「菊」の間にて
*世界中から約2000人の宗教学者を招いて開催された上記会議の学
術展示として「九州の民俗仮面」50点が展示され、高い評価を得ました。

九州の民俗仮面展

会期 2004年9月7日〜11月28日
会場 豊田市民芸館(愛知県豊田市)

2003年の「日本民藝館」での展示に続き、豊
田市民藝館でも連続企画として開催されます。
当地は、奥三河から天竜川源流域にかけて分
布する「花祭り」「霜月祭り」などの地域に近接
します。新たな仮面論、芸能論の展開が期待
されます。新資料も加え、充実した展示となりま
した。

■「2003・九州の民俗仮面」展

とき 2003年10月7日―12月20日

ところ 日本民藝館(東京都目黒区駒場)

おかげさまで大好評のうちに終了しました。下記は展示風景です。詳細は「漂泊する仮面」のページをご覧下さい。


神楽上演
銀鏡神楽は、九州山地・米良系神楽で、起源は中世にまでさかのぼることができます。古代の山岳信仰や猪狩りの習俗「ししとぎり」が習合するこの神楽は豪壮かつ優美な舞いでも知られ、九州を代表する神楽として国指定重要無形民俗文化財にもなっています。この銀鏡神楽が200点の仮面が展示された空間で上演され、大好評でした。

「2003・九州の民俗仮面展」関連企画

■「九州の仮面と自然布」
  アートスペース繭(東京都中央区京橋)10/7―10/18

■「日本の演舞仮面と神像」
  ギャラリー飛鳥(東京都中央区銀座)10/20―10/30

「2003・九州の民俗仮面展」宮崎県内での企画

■椿一番館ギャラリー(西都市尾八重)8/22―8/24

■ギャラリー雑木林(綾町南俣)8/25―8/31

■森の空想ミュージアム(西都市穂北)9/1―9/15

◆ダンボールかめんアート
とき 2003年9月6日午前10時集合
ところ 森の空想ミュージアム

◆森のアートワークショップ
「アートな森の小屋」をつくる
 *日時 随時申し込み受付ます。
 *参加費・大人1人1000円 子供1人500円(弁当を持参して下さい)
 *要・予約

2002年4月6日から7月へかけて「ワークショップ/アートな森の小屋をつくろう」が開催されました。初期の開拓者の皆さんが植林し、里山として利用され続けていた石井記念友愛社の森に入り、柴小屋とツリーハウスを作りました。柴小屋は、簡素な森の建築で、山仕事の人の仮住まいや山の神祭りの神小屋などとして使用されます。ツリーハウスは、時間をかけて作り続けてゆきます。講師は、茶臼原在住の木工家・小島裕史さん。今年もこの続きの工程を行っています。随時参加者を加えながら、「森の基地=森のアート」が増殖を続けます。

「悠久の森づくりボランティア全国大会」協賛
「森が育む文化と芸術」
 2003年9月14日午前10時―午後3時

NPO木と遊ぶ研究所所長・有川明氏を迎え、「森の小屋づくり」森の木を使ってオブジェをつくる「森の人」ワークショップなどを行いました。
 

◆東巴文字に出会う旅

中国・雲南省の古都・麗江は、宋時代の建築様式を今に伝える古代城郭都市で、世界文化遺産にも指定されています。麗江県は、ナシ族がもっとも多く居住し、独特の文化を守り、伝えています。東巴文字とは、このナシ族が用いた古代文字です。ナシ族の祭祀に用いられたことにより、現代にいたるまで使用され続け、生きている古代象形文字とも呼ばれます。麗江の町では、この東巴文字が日常生活に使われ、町の景観に彩りを添えています。ナシ族の祭祀には、「山神祭」「風祭」「婚礼の祭り」など多くの祭祀があり、ナシ族独自のシャーマニズムとチベット仏教や道教などが習合した祭りです。日本の神楽の「御神屋」に似た飾り付けがみられます。今回、森の空想ミュージアム・高見乾司が、雲南の旅で東巴文字に出会い、古い資料も入手したことに感激し、2004年5月から7月へかけて、エッセイ・写真・中国少数民族の仮面などを展示しました。


*エッセイ「東巴文字に出会う旅」は、「自由旅」
のページに掲載しています。

■「創美」宮崎・全国セミナール

 とき 2003年8月1日・2日・3日

  ところ ホテル四季亭(高鍋町/TEL・0983ー23―0043)
      社会福祉法人・友愛社(木城町/TEL・0983―32―2025)
      森の空想ミュージアム(西都市/0983―41―1281)

「創美」とは、創造美育協会」の略称で、幼児期の美術教育を考え、実践する会です。
すでに50年ちかい活動歴をもち、日本の児童画、幼児期の美術教育に大きな影響を
与えてきました。コレクタターであり美術評論家でもあった久保貞次郎と画家の北川
民治の出会いにより発足した創美は、同時期に宮崎市出身の前衛美術家・瑛九、版画
家の池田満寿夫などの画家集団を加え、日本の美術教育をリードし続けてきたのです。
今回は、瑛九の出身地・宮崎で全国セミナールが開催されます。主会場となる「石井
記念友愛社」は、日本の福祉の父とも呼ばれる石井十次の創設による施設で、福祉と
芸術の出会いによる理想郷づくりの夢をかかげて実践活動を行っています。「森の空
想ミュージアム」は、友愛社の森の一角にあり、染織家、画家、音楽家、有機農法の
農業家などが住み、友愛社と連係した活動を始めています。セミナールでは、地元作
家の指導による「染織ワークショップ」「流木や石、ダンボールなどを使ったアート
ワークショップ」「竹や石・木など笛をつくる森の笛ワークショップ」から始まり、
「子供の絵を見る会」や実践活動の報告、公開フォーラムなどが予定されています。
子供は天才です。天才の絵を、大人たちはどのように伸ばし、また、子供の絵から、
大人たちは何を学べばよいのでしょうか。子供の絵をめぐる熱くて感動的な出会いが、
「創美セミナール」です。
*「2003創美宮崎全国セミナール」は、このような趣旨にもとづき、上記日程で
開催されました。詳細は「森の空想エッセイ」のコーナーで報告しています。ご覧下
さい。

                                                                                 

Copyright(C)1999 by the YUFUIN FANCY FOREST MUSEUM OF ART
森の空想ミュージアムホームページ(http://www2.ocn.nejp/~yufuin以下)
に含まれるすべてのデータについて無断で転載・転用することを禁止します。

◆リンクについて、非商用目的なものに限り自由です。リンクを張られる際は
takamik@tea.ocn.ne.jpまでご一報ください。編集・高見乾司
(SINCE.1999.5.20)