2006年春の山菜取り ― タラノメ・コシアブラ編

春です。菜の花を筆頭として、草花が元気いっぱいです。ここは、ひと月前は雪解けの水を含んだ赤茶けた土の原でした。ふた月前ですと、雪で真っ白でした。

今日は、あの日の光が当って霞んでいる辺りへ、山菜取りに出かけたいと思います。

着きました。人気が全くありません。右の写真のような藪の中のコシアブラや、日当たりのいい場所にあるタラノメを探しています。

ありました。タラノメです。これは腰くらいの低さで、芽が一つしかなく、摘むと枯れる運命にあるので、気が引けます。
固い棘で覆われていて異様な風貌です。軍手を用意しても刺は手を突き刺してきます。怪我を避けるには厚手のゴム手袋でなくてはなりません。

このように芽が複数あるものを摘みます。というより山菜取り好きの人、是非ともそうしましょう!
幹と枝は固く、後ろの枝は風に揺れてもタラノキは微動だにしません。これを片手で掴んで力強く引き寄せ、もう片手で芽を摘みます。
このときは連れと一緒に三本の手で引き寄せ、一本の手で摘み取りました。手を離すときは、二人の合意の上でないといけません。
柔らかい芽のでさえ刺されば血が出る程の棘をまとった枝で、手や顔面を引っ叩かれるのは御免こうむります。
痛みだけならともかく、"自分で加えた力の反動での被害"、という点で誰だって避けたくなると思います。

コシアブラです。このように真向かいに立って、枝を引き寄せて摘みます。やはり連れがいると、摘みやすいです。
山や森は、連れと踏み入るのがいいと思います。管理人はいつも、熊、蜂、マムシに襲われる覚悟を決めて山林に踏み入ります。

コシアブラは大収穫でした。右下に27.0cmのスニーカーの先端が写っているので、袋の大きさがわかると思います。もう十分です。
場所を変えて、蕨(ワラビ)も少し見つけました。右はウルイです。
このタラノメは届きません。"道端にあるのに、よくぞここまで生き抜いたものだ"、と陽気に断念しました。
この後、数時間、採取に専念し、写真は取りませんでした。
今日の収穫です。左写真は上から大コシアブラ、小コシアブラ、タラノメです。
右は蕨です。こちらも大収穫でした。
定番ですが、こんな風にタラノメとコシアブラは天ぷらにします。蕨をどうするかはまた今度にします。
―2006年5月9日撮影