長崎の探鳥地

@ 佐 護

環境

国境の島対馬、その中でも佐護のある上県町北西部は、韓国まで 49kmと島内で最も近く、空が澄んだ日には韓国を間近に見ることができる。 また、佐護平野は対馬最大の穀倉地帯としても知られており、古い遺跡が多く、 早くからここでは稲作が行われていたことがうかがえる。
なお、海に面した湊地区では主にワカメなどの採取に使用されていた藻刈り舟 (ゼーモク舟)と呼ばれる杉の角材を7本組み合わせたイカダ舟が残されている。

みどころ

佐護を特徴づける季節としては春がある。特にゴールデンウィークの 頃ともなると対馬には多くのバードウォッチャーがつめかけて来るが、その多くが 佐護を訪れる。これらの人々の目当てはここで見ることがある珍しいアカアシ チョウゲンボウ、ヒメチョウゲンボウ、イナバヒタキなどである。
また、佐護平野は渡りの途中のマナヅル、ナベヅルなどのほかオジロワシ、オオワシ、 カタシロワシなどの大型ワシ類の渡来が見られることもある。オオルリ、キビタキ、 センダイムシクイ、ツツドリなどは長崎県本土では雲仙や多良山系などの中腹以上の 森林で繁殖しているが、対馬では低地や海岸近くの山林で繁殖することもこの島の 特徴の一つである。

交通

厳原町のバスターミナルから対馬交通バスの比田勝行きに乗車し、 対馬空港経由約2時間で佐護下車。徒歩約30分またはタクシー5分。
上対馬町の比田勝フェリー乗り場から対馬交通バスの厳原行きに乗車し、約30分で 佐護下車。


前へもどる

(財)日本野鳥の会長崎県支部のホームへもどる