2月の釣り Ver.1



 ■ 寒くないけど雪が・・・

2月4日 氷上穴釣りは、早くも2月に突入!
先週と同じ時間に起きての出発となったが、何故か15分以上早く出発することができた。
食料を買って山道に入った頃から雪が舞いはじめ、降ったりやんだりしていたが、現地まで15分のところからはきれいに除雪されていて安心走行となる。
受付では前後に5台以上並んでいたので、どうしたのかと係員に聞くと、理由は不明だがとにかくこの日は混んでいるらしい。
駐車場には15cm程の雪が積もっていて、このままではソリに雪が入
ってしまうので足で雪払いをしてから荷物の積み込みをしたほど。
スノーモービル乗り場にはいつものようにゴッドさんの姿が見えていて、私たちもとりあえずスノーモービルの受付に行く。
受付に行くと、予想通りゴッドさんが同じ場所に行くようだが、2名なので私たちもそこに決めた。
管理棟の寒暖計を見てビックリ!先週の寒さとは打って変わってマイナス9℃と、暖かく感じるほどの一桁気温だった。
その横には、何に使うのだろうか?巨大な丸い水槽が5台も並んでいて、3台には水が入っていた。
先にゴッドさんたちが二人なのにスノーモービル2台で出発し、私たちの荷物も多い方だと思うが、ゴッドさんたちはその倍以上の荷物を積み込んで走って行った。

           

前回、帰りの運転手だった、NHKの朝のニュース番組でここを紹介していたときに出演していた女性の運転でポイント
に向かった。
今回はポイントを湾内に移動し、昨年のパターンでイトウを釣ろうと思ったのだが、女性ドライバーなので自信がないのかコース以外を走れないとのことで、止むなくベースキャンプはやや沖になってしまった。
まだ誰も入っていないまっさらのポイントだがその分だけ除雪作業は大変で、ようやくテントが開きセッティングもそこそこに外へ出る。
スコップとドリルと竿立てを持って、足元を踏みしめながら進むのは想像以上に体力を消耗させ、3か所目になると深々と降る雪の上で大の字になって横たわってしまった・・・。
ふと見ると、ゴッドさんが数百メートル離れた他のポイントに向かって新雪の上を歩いているのが見えた。
他のポイントにも仕掛けをセットするのだろうか?それにしても、ものすごい体力の持ち主だと驚いていたが、後で聞い
た話ではここではワカサギが全く釣れず、ワカサギの調達にやむなくの行軍だったそうである。
さて、大物の穴の準備はできたので一旦テントに戻ってみると、ワカサギが釣れていない・・・・・一匹も。
場所の移動も考えたが、そこはさすがワカサギに徹するKさん。程なくして竿数分のワカサギを釣り上げてくれた。
9時15分を過ぎてしまっていたが大物仕掛けのセットを終え、次は楽しみにしていたテスト用のアタリセンサーを取り付
けていた時だった。
           
              1本目
2本目の竿にセンサーを取り付けようとしていた時に、こんな具合かなあとラインを上下していたところにアタリが・・・。
私の指に直接感じたアタリで、センサーをセットする前のヒットとなった。
計測はしていなかったが、38cmくらいだろう。良い引きをしていた。
アタリセンサーは今回新たに作成したもので、これまでのものと大きく違う点は送受信機能がついていることである。
テント内で待機していると、ガソリンストーブやラジオの音に妨害されてアラームや鈴の音が聞こえず、他の釣り人に教えていただいたり、時期を逃してしまっていたりすることも少なくはなかった。
今回作ったセンサーは送受信機に分かれているので、テント内に受信機を置くことによってテント内の他の音には左右されなくなるはずである。
但し、今回は一夜作りの試作品なので、センサー部分がゴム止めになっているために、大物がヒットしても感知するかどうか?程度であ
ることが判明した。
感知さえすれば、一番遠くにセットした竿でも問題なく送受信することが確かめられたので、次回の釣行からはその実
力が充分に発揮されると思う。
さて、ワカサギ釣りの方だが、魚探に結構な群れが現れはじめると反応も良くなり、3mラインや湖底から2mなどのこ
れまでとは違った深さにワカサギが群れていることもわかる。
湖底は9mと先週よりはずいぶん深く、何故か底にはワカサギがいなかった。
ひと段落したところでゴッドさんのいるテントに挨拶がてら行ってみると、今日は調子が好くて、もうすでに5〜6本もサク
ラマスが釣れているという・・・。
私はまだ一本しか釣っていないというのに、場所の選定を誤ったか?出遅れが原因か?
今回初登場のアタリセンサーがサクラマス程度の引きでは反応しないなどと話していたところ、すぐ近くの私の竿先がグイグイ引かれていた。

ようやく2本目
穴から顔を出したのはなかなかの大きさのサクラマスで、時間はすでに11時20分になっていた。
この後、ゴッドさんに仕掛けを教えていただき、雪が降ってきたので各自テントに移動する。
この日の天気は概ね雪で、降らない時間よりも降っていた時間の方が多かった。
午後からは、どの層にもワカサギが群れている様子が映っていたので、すでに3桁釣っているKさんに少しでも追いつくべく真剣に釣りを楽しむ。
こんな時には魚探は充分に威力を発揮するもので、6m30とか3mといった具合に、魚のいる層が目で確認できるのは頼りになり、事実、その棚に仕掛けを止めるとさっそく反応がある。
昼食後の12時15分のこと・・・午後から初めての巡回の時だった。
チリン!チリン!何処かで鈴が鳴っている・・・。
どうして今日は巡回している時ばかりアタリがあるのかと思うほどだったが、それでも嬉しいヒットに独特のサクラマスの引きを楽しみ、美しい魚体が真っ白な雪の上を跳ねまわっていた。
隣のゴッドさんたちも外で何かをしているようなので、また釣れているのだろう。
ワカサギは午後になると更に釣れるようになり、ついつい真剣に竿先に集中してしまう。
13時半を回ったので、最後のエサの確認に巡回していた時

3本目
だった。
竿先が穴に刺さり込む引きがある竿があったので、すぐにKさんを呼んだが、イトウでは?と思うほどの刺さり込み方だ
ったのですぐに合わせを入れた。
巻きはじめるとかなり強い引きが伝わり、巻くほどにその重さが強さを増しているので、この時点でイトウを確信する。
実はこの時、隣の竿のアタリを告げるアタリセンサーが鳴っていて、その騒ぎを聞き駆けつけてくれたゴッドさんに動画
撮影のカメラを預け、Kさんはその竿に走って行った。

           
                                                  4本目だったが・・
私の魚は相変わらず重く容易にその姿を見せてくれなかったが、Kさんの竿とのオマツリだとすぐに判明!
Kさんがラインを緩めると、程なくして私が巻き上げた仕掛けにサクラマスが現れた。
お笑いだったが、いい夢を見せてもらったラスト一本になってしまったが、実はこのサクラマスはKさん側の竿にヒットしていたのであった。
ワカサギは14時頃には入れ食いモードになり、出来るなら時間延長をしたいほどだったが、14時15分近くなってラスト2匹で終了宣言をしたすぐに釣れてしまい納竿とした。
大物竿もエサがそのまま残っていて、残念ながら今回もイトウは現れなかった。
まあ、僅か2回で釣り上げられるほどなら幻の魚とは拝し難いので、これくらいの辛抱はせねばならないだろうと片付けをする。
迎えのスノーモービルが来て駐車場に戻ると、何と!車のフェンダーが隠れるほど雪が積もっていた。
しかし、帰り道はきれいに除雪されていて走りやすく、ほとんど降る雪を見ることなく自宅に戻ることができた。





 ■ 天気は好かったが・・・

2月19日 先週は大荒れだったことと、胃腸炎による体調不良からようやく回復していたところだったので出撃は見合わ
せた。
一週休んだだけなのに、ずいぶんと長いブランクのように感じたのは、完成したアタリセンサーを試したかったせいであ
り、センサーの報知音に胸躍らせている自分の姿を何度想像したことか・・・。

さて、いつも通りの目覚ましに眠い目をこすり、外を見ると昨夜から雪は全く降っていないことに安堵する。
気温はマイナス15℃以下だろう、ここのところずうっと寒いので全く気にならない。
この日、運転していて気になったことがある。
現地へ向かう高速道路や一般道でのことだが、高速道では残りが僅かな追越車線で無理やり追い越してきたと思った
ら、そこから1分も経たない出口から下りてゆく車が二度。
さらに、一般道でも追い越してすぐに左折して行った車・・・。
みんな、本当に急いでいるのか?それが癖なのか、そんな習慣なのか?

湖へ残り20分までくるとすっかり明るくなっていて、僅かに薄い三日月が空に輝くのが見えていた。

          
            途中で朝食休憩                         前回の水槽は消えていた
受付の人にこの日の気温を聞いてみたが、管理棟の寒暖計は壊れているから参考にならないという。
ソリに荷物を積んでスノーモービル乗り場に置き、管理棟の壊れているという寒暖計を見ると、マイナス22℃弱だった。
とりあえず、これまでで一番寒いことは確かだったが、空が青くて日が昇りそうだったので体感気温は寒くはなかった。
スノーモービルの受付に行くと先行者が5人いると教えてくれて、私の前の御老人がその一人だったようで、自分の入
釣したいポイントを教えてくれた。
幸い、私の希望ポイントとは離れていた。
この日は到着がやや早かったので管理棟内の休憩所で待ち、5分前にはスノーモービルが動き始めていることを知っ
て乗り場に向かった。

場所に思案なし
いつもの関西弁の髭の番長さんだったが、この日はゆっくりと走ってくれたので巻き込む雪はほとんどなかった。
しかし、防寒手袋をもってしてもしみ込むような寒さが冷たく痛く、到着する頃には片方の指の

お隣は遠い
感覚がなくなりかけるほどだった。
ポイントはいつもの場所が自由に選び放題で、先行者はずうっと奥にいる様子。
数日前に降った雪を心配していたのだが、日中の日射しが雪面を固くしたのか10cmも埋まらず、テントの設営も大物仕掛けの道も楽に準備できた。
ただ、ストーブの着火ができず困ったが、こんなこともあろうかとガスストーブを持ってきていたので、ほんわかとした暖房だが指を温めることはできた。
バケツの水はあっという間に凍りはじめるし、ラインも凍って仕掛けが下りなかったり巻き上げに支障をきたすほどだ。
穴あけは、ロングドリルに変更していたにもかかわらずギリギリの長さで、それでも4〜5回こまめに抜き差しすると意
外と簡単に貫通する。
深さは8m弱とやや深いが、岸から離れているのでこれくらいは覚悟の上。
準備は出来たが、肝心のワカサギが釣れないという・・・しばらく様子を見ていたところ、Kさんの竿に大物がヒット!
竿の根元から曲がっている様子はサクラマスかと期待したのだが、大きなウグイだったのでこの日の一匹目がウグイか!と、ガッカリしていた。
しかし、こんなときの為に用意していた冷凍ワカサギをエサに大物仕掛けをセットしおえたのが9時半だった。
息を切らせてテントに戻ると、表層に反応があって釣れ始めたと言うので、再び生きエサを持って外に出る。
雲ひとつ見当たらないほどよく晴れていて、風がないので寒さは全く感じなかった。
エサの交換が済むとようやくワカサギ釣りの準備を始めるが、前回に比べると反応は悪くて時々しか釣れず、エサを半
切りにしてなんとか釣っていた。
10時23分、大物竿の点検中に竿先の反応を目にしてしまった・・・。
合わせを入れるとググッと独特の重さが伝わり、サクラマスを確信して巻きはじめ、程良いファイトをして穴からサクラマスが顔をのぞかせる。
これまでで一番重く感じたサクラマスだったが、計測すると37cmと意外に大きくはなかった。
テント内でアタリセンサーが報知する、それを聞いた私が喜び勇み駆けつけるという夢はもろくも崩れ、次への期待をしてテントに戻った。
この後はとり留めて書くこともないほどで、地味に釣って行くしかないワカサギとの戯れと暖かい飲み物や食事を楽し
み、すぐに昼が過ぎた。
          

そして私のワカサギ竿にも強いアタリがあり、28cmほどのウグイが釣れる・・・。
外の大物竿からは何の音沙汰もなく、2週間ぶりの待ちに待ったはずのアタリセンサーは全く活躍せぬままに空しい時
間ばかりが過ぎていった。
14時15分、これでおわりと決めて釣ったワカサギを最後に納竿を決め、潔く大物竿の撤収作業を行った。

          
                                              野天釣りの人も多かった
正直、最後の期待をしての撤収ではあったのだが、残念な結果となる。
15時少し前には朝と同じ人が迎えに来てくれて、この頃になるとまだまだ日の高い湖上を後にした。
帰り支度をしていたところにゴッドさんが現れたので話を聞くと、ゴッドさんも同じような釣果だったらしく、昨日もイトウは
現れなかったそうである。

まだ3回目、簡単には釣れないイトウの引きを夢みて、もう少し通わねばなるまい。

3月の釣り Ver.1 へ → 




トップへ
トップへ
戻る
戻る