| PSA |
Prostate Specific Antigen=前立腺特異抗原。
前立腺がんを発見する、腫瘍マーカー検査で、がんの進行状態を知る尺度となる。
★0〜4.0ng/ml ⇒ 異常なし
★4.1〜10.0ng/ml ⇒グレイゾーン
(がんの発見率=15〜30%)
★10.1〜20.0ng/ml ⇒がんの発見率=40〜50%
★20.0ng/ml以上 ⇒がんの発見率=80%
PSA値10.1以上は、二次検診(がん確定診断としての針生検)を必ず受けた方がよい。
また、グレイゾーンでは針生検の適応を慎重に検討して絞り込みをすることが望ましい。 |
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前立腺
針生検 |
特殊な針を使い前立腺の細胞を採取して、がん細胞があるかどうかを調べる検査である。
経直腸的エコーで針を画面でモニタしなが行う。
方法には「経直腸的方法」と「経会陰式方法」がある。
がん細胞が発見されると、前立腺がんの診断が確定される。同時にがんの悪性度も診断できる。
病院によって、「日帰り」か「1泊2日」の検査となる。 |
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グリーソン
スコア |
前立腺の正常な細胞組織の中に、どれぐらいがん細胞が増殖しているかを模式図と比較して点数化し、前立腺がんの悪性度を示す分類方法。
がんの悪性度が低い“2”から、悪性度の最も高い“10”までの9段階に分類している。
一般的なガイドラインは、以下の通り。
★スコア“6以下” ⇒低リスク
★スコア“7” ⇒中リスク
(同じ7でも、“3+4”と“4+3”では、“4+3”の方が高リスク)
★スコア“8以上” ⇒高リスク |
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| ステージング |
前立腺がんの病期の分類。
「ABCD分類」と「TNM分類」がある。
| 分類 |
病期 |
症 状 |
ABCD
分類 |
A |
臨床的には前立腺がんと診断されないが、手術において摘出した組織を検査した時、たまたま発見されたがん(偶発がん)
更にA1、A2に細分される。 |
| B |
前立腺内に限局している腺がん。PSAが高いことから精密検査で発見される。
更にB0、B1、B2に細分される。 |
| C |
前立腺の周囲にとどまっているが、前立腺皮膜は超えているか、精嚢に浸潤しているもの。
更にC1、C2に細分される。 |
| D |
転移しているもの。
更にD0、D1、D2、D3に細分される。 |
| TNM分類 |
T1 |
触知不能、または画像では診断不可能な臨床的に明らかでない腫瘍。
更にT1a、T1b、T1cに細分される。 |
| T2 |
前立腺内に限局する腫瘍。
更にT2a、T2bに細分される。 |
| T3 |
前立腺皮膜を超えて進展する腫瘍。
更にT3a、T3bに細分される。 |
| T4 |
精嚢以外の隣接組織(膀胱頸部、外括約筋、直腸、挙筋、及び/または骨盤壁)に固定、または浸潤する腫瘍。 |
| N |
※N=所属リンパ節
NX=所属リンパ節転移の評価が不可能
N0=所属リンパ節転移なし
N1=所属リンパ節転移あり |
| M |
※M=遠隔転移
MX=遠隔転移の評価が不可能
M0=遠隔転移なし
M1=遠隔転移あり(更にM1a、M1b、M1cに細分される) |
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| QOL |
Quality Of Life=生活の質
前立腺がんに限らず、病気を治すときには、治療中、治療後とも、患者の心身の負担が少なく、生活の質をそこなわない治療法を選択することが重要である。
限局性前立腺がんの場合、各種治療法の間で成績に大差がなくなってきている現代は、患者自身が、自分の生き方、性格、死生観などとQOLを照らし合わせ、治療法を選択する時代である。 |
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| IMRT |
intensity modulated radiation therapy=強度変調放射線治療
前立腺全体にあたる線量の強さを自在に変化させ、がんの病巣部へのみ高線量を集中させて照射し、直腸や膀胱への照射を抑える放射線治療装置。
患者ごとの治療計画の作成に非常に手間隙がかかる。 |
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| トモセラピー |
アメリカのtomotherapy社が開発した、最新鋭のIMRT専用放射線治療システムで、tomgram(断層写真)とtherapy(治療)を合わせた造語からネーミングされた。
治療の都度、毎日動いている臓器に影響を与えないよう、治療直前にCTによりがんの位置を確認し、高精度のコンピューターで照射位置や強さなどを迅速に再計算することにより、360度の方向からがん病巣を包み込むように正確なピンポイント照射を可能とした機械である。
従って、さまざまな形、場所、大きさのがんでも、がんだけに集中した照射が可能で、正常組織の副作用を減らすことができる。 |
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