ほらふきたぬき堂2008年12月の日記
2009年。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
[絵本]
●あの「いただきバス」の続編の登場!!
今度は「いもほりバス」!!
今度は「つんつん」するとじゃじゃーん!!とバスが大変身するのよ。
すずき出版のチューリップ版11月号。
書店では手に入りません。直接すずきさんまでお問い合わせください。
03-3945-6611
●ケロポンズとのコラボ企画。
012歳から遊べる書き下ろしの劇あそびが満載。
CDはキングレコードから。
そして、より詳しい解説本は世界文化社より発売。
CDは2500円。BOOKは1260円。
1月20日(火)
●大型絵本「いただきバス」が完成しました。
なかなかのド迫力。
通常版はそれでいて自分だけのものって感じでいいのですが。
このでっかいサイズは、まさにみんなの絵本。
横に広がるので、広げるとほぼシネマスコープサイズ。
ハリウッド映画がテレビに対抗して、
その昔に開発した視界を埋め尽くさんばかりの横長サイズです。
そういえば「スターウォーズ」はすべてこのサイズじゃないかな。
「2001年宇宙の旅」もそうだった。
みんなで楽しむ絵本の世界。
まるで映画の世界みたいに広がる楽しみ方。
いいねいいね。
ぜひ園に1冊。
さっそくぼくは保育園で読んでこようっと。
楽しみ楽しみ。
1月3日(土)
●あけましておめでとうございます。
今年もいろいろ、よろしくお願いいたします。
2009年は気持ちも新たに、
新しいことにもチャレンジしていきたいと思っています。
なんだか気がひきしまるなあ。

12月31日(水)
●ことしもいよいよ大晦日。
いろいろあった2008年。
ちょっとふりかえりつつ、
今年の著作・CD・個人的出来事などを徒然なるままに。
今年のお仕事を振り返ります。
□連載「ぼくのうたきみのうた」世界文化社 保育雑誌PriPri
まっすぐこどもに届く歌シリーズ。
今年も毎月一曲ずつ。
作詞藤本ともひこ/作曲中川ひろたか
色とりどりの楽曲。
赤ちゃんに話しかけるように歌う歌。
お散歩でくちづさみたい歌。
みんなで元気よく歌う歌。
卒園バラード。
来年度も続投です。
□連載「たぬき式造形遊び塾」学研 保育雑誌Piccoro
ぼくが通う保育園のみんなとの造形遊びのなかから御紹介。
あくまでスタート地点は「あそび」の造形製作。
「今日は絵の具で遊ぶよ」
「今日は砂場で遊ぶよ」
というのをイラスト全開でお届け。
造形はそもそもこどもの毎日に
そのまま寄り添うだけでいいじゃないかというのがコンセプト。
この連載は来年度はカラーページになって続投です。
□連載「どたばたへなちょこ探偵団」福音館書店 おおきなポケット
探偵読み物童話。
いつもミスリードする猫のドイルくんと、
頭脳明晰に事件を解決するネズミのランポくんの名探偵コンビの活躍。
2ヶ月で1話という形式での連載。
事件発生編がひと月目。
いったい犯人は誰かを考えます。
次号が出るまでに、犯人・事件解決をハガキに書いて
編集部まで送ると、ポストカードや通信がもらえる。
そして翌月が事件解決編。
すべての謎が解決される。
みんなからの推理のハガキがいつもとても面白い。
来年度も続投。
しかも7月号は長篇を予定している。
□童話「ほらふきたぬきのももたろう」ポプラ社
このホームページで不定期連載していたお話をもとに、
一冊の絵童話が仕上がった。
HP当時はたぬきのじいさまひとりだったが、
本では森のこどもたちが加わって楽しくなった。
ももんが・うりぼう・ふくろうのこどもたちだ。
じいさまが「わしが、ももたろうだっんじゃ」
というほらふき話。
□保育書「おさんぽあそびハンドブック」すずき出版
ぼくが通う保育園のこどもたちと、日々あそんだことを、
「おさんぽ」というコンセプトで編んでみた。
ただ、ぼんやりぶらぶらするのが散歩の基本だが、
こどもたちと出かけるおさんぽは、
楽しい方が良いに決まってる。
そこでいろいろなアイデアを御紹介。
お散歩ビンゴ・色探し散歩・ジグザグ散歩etc.
お散歩ソングも楽譜付きで3曲紹介。
作詞はぼく。作曲は中川ひろたか・ケロポンズ。
読めば分かる全ページイラストで見やすい単行本。
□1coinCD「おさんぽあそびソングブック」ソングレコード
上の本に収録のお散歩の歌3曲のミニアルバム。
プロデュース・歌・演奏/中川ひろたか
歌・演奏/ケロポンズ
歌/藤本ともひこ
逗子にあるピーマンズスタジオにて、
初夏のある日。みんなで録音した。
スタジオにいるイヌの中川ブブヒコが、
笛やパーカッションに反応して録音にならないので、
2階でぼくが子守りをしたり。
「だからみちくさ」作曲/中川ひろたか
「いちにのさんぽ」作曲/平田明子
「そらをみてごらん」作曲/増田裕子
□絵本「すっぽんぽん」世界文化社
文・作曲/中川ひろたか
絵・作詞/藤本ともひこ
もともと「すっぽんぽん」という歌を作った。
それが絵本になった。
ずいぶんと爽快な大声のでる絵本になった。
「すっぽんぽん」という言葉のリズム通りの絵本になった。
□CD「劇あそび大作戦」キングレコード
ケロポンズと初めてのタッグを組んでの企画。
しかも劇あそび。
絵本作家としてのぼくのやれることと、
ケロポンズの持ち味である歌とあそびの世界が
程よくブレンドした。
特にCDでは、ふたりの鉄壁に素晴らしい歌声が堪能出来る。
演奏・アレンジャーに下畑薫さんを迎え、ちょっと凄い訳。
ギターサウンドも素敵。
□保育書「劇あそび大作戦」世界文化社
上のCDの解説書。
遊びの部分と、展開方法など、
より効果を高めたい時には必読。
とはいえ、単品でも楽しい。
なにより使用楽曲の楽譜が全て収録。
オリジナル振り付けも全て収録。
おまけは、エビカニクスのダンスが、
パラパラマンガとして、ページの下に。
買った人も気がついたかな。
□CD絵本BOOK「みんなおおきくなった」世界文化社
保育誌「プリプリ」連載の「ぼくのうたきみのうた」の
2007年分を一冊にまとめた。シリーズ4作目。
今回はいつもとちがうことをしてみようという企画。
そこで、冒頭に絵本を一冊まるまる掲載。
「みんなおおきくなった」は
作詞/藤本ともひこ
作曲/中川ひろたか
文/中川ひろたか
絵/藤本ともひこ
卒園式の日に「みんな最初は赤ちゃんだったよね」
とふりかえってみるという内容。
作った本人たちも涙をさそわれる仕上がり。
CDはこれまたすごいの。
編曲・アレンジの友成さんによるバンドサウンドはいまや贅沢。
打ち込みコンピュータが主流の音楽界にあって、
生演奏の素晴らしさは、ぜひこどもたちに届けたい。
これほどの秀作のCDBOOKはかつてない。
□絵本「いもほりバス」すずき出版
前作の「いただきバス」の続編。
今度はいもほりに出発しバス。
でっかいおいもをほりバス。
そして、焼き芋にしバス。
楽しいすばからしい仕上がりで好評です。
月刊絵本のため、市販にはまだなっていません。
今しばらくお待ちください。
どうしてもという場合は、直接すずき出版まで。
ペーパーバックが残っていれば手に入ります。
□D1だじゃれグランプリ東京大会
ふっくしん。副審判をつとめました。
優勝者のつついくんは、
マスコミに露出する結果となった。
「だじゃれ」がいかに日本のみんなのものであるか
ということを実感した。
それにしても、中川ひろたかというひとは、
こういう仕掛けを作るプロデュース力は抜群である。
放送作家としても一流になったと思う。
しかし、そういうワクには収まりきらないひとだ。
次はまた、何をしかけてくるか。
楽しみだ。
□ミュージカル「みんなともだち」
演出で参加。
詳しくは、メイキングを参照。
ちなみに、この企画は、まだまだ終わらない。
□セミナー・絵本ライブ・講演会
各地でほんとうに楽しく充実して務めることが出来ました。
すこしでもお役に立てていれば幸いです。
ありがとうございます。
来年もお会い出来るのを楽しみにしています。
●それでは良いお年をお迎えください。 藤本ともひこ
12月24日(水)
●昨日は劇団おともだちプレゼンツ・ミュージカル
「みんなともだち」初披露の一日とあいなりました。
たくさんの皆様にお出でいただきました。
盛況。好評。笑いあり涙あり。
よかった。よかった。
ほんとうにありがとうございます。
でも舞台って不思議です。
演技というのは、
お客さんの反応によってがらっと様変わりしていきます。
練習より本番が格段に楽しくなっていました。
そういう意味でも、
みんなで作るのが舞台なんですね。
お客さんが見ていて喜んでくれているなという手応えが、
どんどん反映されていく。
ほんと、みんなでつくるミュージカルになりました。
そこで、緊急特別企画。
極個人的10メートル以内ではありますが、
「making of ミュージカル みんなともだち」
◆2008年初頭。
中川監督と絵本かなにかの打ち合わせの帰りに、
三軒茶屋のキャロットタワー裏にある飲み屋に転がり込んだ。
そこは演劇集団が打ち上げで使うような飲み屋で、
通された2階はただっ広い座敷。
時間も早くて客はぼくらふたりだけだった。
壁には小劇場のチラシやポスターが雑然と張られていた。
当然、舞台の話しになって、
「ミュージカルやろう」
と突然ふたりで決めた。
中川監督の中には、機会があればやってみたい項目の
筆頭にあったらしいのだが。
じつは、ぼくも、普段お話を書いていて、
舞台というのも面白いよなあと、かねがね思っていた。
「そうか。やるならミュージカルだな」
このとき、おもいつきのような、
しかし。なかば運命のように
なかば必然のように
なかば啓示のように始まったのである。
出演者のおおまかな方向性もすぐに決まった。
ケロポンズ・たにぞうなどだ。
問題はスケジュールだけど。
その飲み屋でかなり具体的な方向性まで夢は膨らんだ。
下北沢に程近い、なんだか演劇の匂いのする町から、
この企画はスタートした。
◆脚本はどんなものにするのか。
最初。ぼくが試験的に書いたのはSFのような内容になった。
サイボーグ009なこどもたちの近未来世界での出来事だ。
この脚本をふたりで読み込んで、
キャストや舞台セットなどに思いを巡らすのには練習にはなった。
しかし、かなり複雑で、内容的には大人向け。
まして、こういうオリジナル演劇的SF話というのは
親子対象にはハードルが高い。
「今度はおれが書いてみる」と中川監督。
そして、あっという間に書き上げてきたのが
中川・村上コンビの絵本シリーズを
組み合わせた「ミュージカル みんなともだち」だった。
◆2008/3/18 第1回初顔合わせ atしんくうかん
まだ劇団名もなく、とりあえずの旗揚げ初顔合わせ。
中川ひろたか脚本の読み合わせをしてみる。
大筋は卒園式当日にひろみ先生が
こどもたちとの日々を回想するという骨組み。
その土台になったのが「ピーマン村」の絵本たち。
「みんなともだち」
「さつまのおいも」
「えんそくバス」
「かえってきたカエル」
「おばけなんかこわくない」
「おおきくなるっていうことは」である。
これら絵本のエピソートをひとつの話にしている。
おとながこどもに扮するというところから、
早くもたにぞうはドリフ的コントの匂いをかぎつける。
ミュージカルならではのダンスシーンは
たにぞうが主催するスマイルキッズに依頼。
ちーちゃん・りかちゃん・りゅうぞうが
ダンスの素案を考えてくることになる。
帰りの飲み会で増田裕子が
「劇団おともだちだ」
と命名。
あれ。命名したのは吉祥寺の飲み屋だっケか。
記録ではなく記憶で綴っているので。
あやふやでごめん。
でも、マスがいいましたことは事実です。
◆2008/5/27 第2回打ち合わせ練習 atしんくうかん
読み合わせから。
歌の練習もしてみる。
たにぞうは会議になると2時間で電池が切れる事が判明。
「たにぞう。どこいった? いつのまにか帰ったのかな」
と思って見回すと、静かに下を向いて手を振るひとがいる。
ましてちからなく無言。
さっきまであんなにはしゃいでいたのにね。
かわいいねえ。かわいいねえ。
小道具も衣裳も自分たちで工面するという話になる。
イメージとしては、あんまり工作しないで、
能や狂言のように観客の想像力で
補うというか、任せる方向性を選んでいた。
◆2008/6/26 第3回打ち合わせ練習 atしんくうかん
月に一度は集まってとにかくできることをする。
ところが、さすがに全員がなかなか集まる事が難しい。
欠席者の部分を、演出のぼくや、舞台監督のあとこさんが補いつつ、
立ち稽古も始まった。
ううむ。しかし、これから夏である。
たぶん8月は練習日が取れない。
夏は関係者の大半が
講演会やセミナーなどで多忙だからだ。
本格的にやるのは秋以降になるという予感はした。
でも、ここで心強い仲間が増えた。
衣裳部である。
中川・増田のおふたりとは
縁のあるクレッシェンドという衣裳部隊の合流。
これによって、かなりの本格的演劇気分が盛り上がることになる。
なにしろ読み合わせしていく内容を把握すると、
どんどん衣裳のアイデアを出してくれるのだ。
そして、絵本作家村上康成さんが
美術監督としてかなりな小道具を手作りしてくれるといのも
心強いことだった。
村上さんはみんなの立ち稽古をみながら、
なにやら脚本の裏にスケッチを始めていた。
それがあのお化けのマスクたちになっていくのである。
こうして、どんどんとみんなで作るミュージカルになっていくのであった。
◆2008/7/15 第4回打ち合わせ練習 atしんくうかん
あいかわらずキャスト全員が集まれるのが8時過ぎというなかで、
ダンス練習にも力が入る。
普段踊ったことのないつばさくんとののほさんが一番苦労していたかも知れない。
結果、このふたりの成長ぶりは著しいのではないだろうか。
練習のたびに皮がむけていく感じ。
もちろん劇団関係者みんながともに、
普段やらないことに取り組んでいる訳だから、
いろんな意味で成長が著しい。
ていうか、ぼくこそいろんな経験をさせてもらった。
◆2008/9/16 第5回練習日 atしんくうかん
初期脚本オープニングには、あのレビューダンスはなかった。
やっぱりミュージカルは派手に楽しいダンスで幕開けがふさわしい。
ある意味理屈ではなく、エンターテイメントで楽しむのが
ミュージカルだとぼくは思っていた。
すぐに賛同した中川団長がセレクトしたのが、
あのオープニングレビュー。
この日、スマイルキッズスタッフはダンスも仕上げてきてくれた。
派手で楽しくてかっくいい。
気分はミュージカルである。
そして、カエルの衣裳のテスト。
クレッシェンド衣裳部隊の力作である。
なかなかにかわゆいぞ。
まさにみどりちゃんがステージに出現するのだ。
◆2008/10/3 会場視察 at有楽町朝日ホール
中川・藤本・村上で視察。
演劇用ではないホール。
でも、どうにか工夫でしのぐことを考える。
なんくるないさ。
◆2008/10/7 第6回練習日 at高尾の森わくわくビレッジ
広いリハーサル室で、実際の通し稽古に突入。
いままで、断片的部分練習が多かったのだが、
これで劇団員全員に全体像がわかるものになった。
その分、足りない点、不都合などが山積していく。
しかし、こういうことをひとつひとつクリアしていくのが、
舞台というものなのだろう。
伸び伸びダンスを練習しているみんなはかっこよかった。
こうして様々な問題点が露呈していく中で、
とにかく集まって仕上げていこうということになる。
◆2008/10/21 第7回練習日 at高尾の森わくわくビレッジ
各パートの集中練習。
「カエルコーラスたい」」
「まねっこのうた」
ダンスのステップを何度も繰り返す。
セリフのタイミングを調整していく。
夜になって全体の通し稽古。
この日、チラシのテスト版が仕上がってくる。
村上康成書き下ろしイラストに、みんな盛り上がる。
こうやってモチベーションを上げていくのだ。
王子(大友剛)のまわりに車座になって歌の練習もする。
また、ひろみ先生がオープニングに現れて、
ソロを歌うことにした。
そこで歌の書き下ろし。
この日ぽんちゃんは出来たてホヤホヤの歌の練習。
「きょうはそつえんしき」
なかなかにせつないバラード。
抜群の歌声でそれにぽんちゃんは答えてくれた。
そして、ののほちゃんの出番があまりないなかで、
それはやっぱりソロで歌う場面でしょうと。
こちらも新たに書き下ろした。
「おばけがこわいんだ」
これも可愛く小悪魔的に仕上がった。
本人が歌うのが楽しみである。
◆2008/11/4 第8回練習日 at高尾の森わくわくビレッジ
残念ながらぼくは広島で講演会のため欠席。
◆2008/11/18 第9回練習日 at高尾の森わくわくビレッジ
衣裳が固まってくる。
モチベーションが上がる。
とにかく練習。
先日中川監督とふたりでカッパ橋で買い求めた小道具も楽しい。
かっぱ橋の食品ダミー店では
「ニンジン」「林檎」「ドリアン」
「鰻」「クレープ」「ぎょうざ」
などを購入。
どう考えてみてもお弁当にないものばかり。
でも、それで楽しくなった。
そんな小道具も使っての練習で気分は盛り上がる。
◆2008/11/19 小道具材料買い出し at新宿東急ハンズ
お化けのお面・みどりちゃんの水槽・網など材料や小道具を
中川・村上・藤本で買い出し。
小道具もとにかく手作りなのだ。
中野で飲む。
◆2008/11/25 小道具作り atしんくうかん
村上康成美術監督の監督により、
バスのパーツから作りはじめる。
もくもくと製作していく村上さんに職人を感じる。
水槽もみんなで作ってばらせるようになる。
ちょっと通し稽古。
◆2008/12/9 第10回練習日 at高尾の森わくわくビレッジ
なんといってもエンディングの卒園式で歌う歌の
書き下ろしの新曲練習。
3日前に中川監督から、
「最後に歌う歌がもうひとつほしいんだ」
と電話が来て、作詞を託された。
コンセプトはひとりひとりが
自分の思い出を歌う歌。
こどもたちの全員合唱。
このリハーサルで舞台監督橋村あとこ感動して涙ぐむ。
しかし、確かに、これによってミュージカルがしまる感じがした。
ちょっとしっとり心に届く歌になった。
そんなところに届いた「お化けたちのお面」。
すべて村上さんの手描き手作り。
これを頭に装着するともう気分はお化け気分最高潮。
そのうえ照明チームも、村上デザインの照明イメージを
忠実に仕上げてきてくれた。
もうほんとに演劇みたい。
いや。これはもうやるっきゃない。
いよいよである。
◆2008/12/11 第11回練習日 at高尾の森わくわくビレッジ
バックダンサーであるこどもたちの
お化けの衣裳を衣裳部が見せてくれた。
白い布をだらりとかける斬新デザイン。
素敵だ。
かわいいカエルちゃんたちの衣裳も完成。
本番にむけて続々組み上がっていく。
ぼくのバスの運転手さんの衣裳も出来上がる。
そして。新たなるシーンも増量された。
卒園式で賞状を渡すシーンである。
ここでコント仕立てでひとりひとりを紹介していくことになる。
このシーンは園長先生からひとりひとりに
賞状が渡される。
たにぞうはほとんどアドリブ。
みんなはこのリハの時に
さまざまなやりたい放題をやってみせる。
どれが面白いかを、その場で検討して決めていく。
これまたコント集団的シーンになった。
そして追加バラードの練習。
「こんなにおおきくなりました」
コーラスが綺麗だ。
最後に衣裳の着替えを含めての通しリハーサル。
ところが次の場面にいく部分で、
着替えが間に合わないことが判明。
実際に着替えてみなけりゃわからなかった。
まだまだ試行錯誤が続く。
◆2008/12/12 藤本自宅
バスの運転手さんが園長先生にあげる「さつまのおいも」
のぬいぐるみを妻と作る。
かわゆい。
◆2008/12/13 卒園式の看板作り at蒲田ユザワヤ本店
卒園式の看板を中川監督と作る。
意外とスチレンボードで作れるもんだなあ。
蒲田ラーメンは旨い。
◆2008/12/17 第12回ゲネプロ at有楽町朝日ホール
本番さながらのリハーサル。
朝から入ってやるべきことの多いことを思い知る。
音響・照明仕込み。
立ち位置チェック。
小道具セッティング。
衣裳セッティング。
メイク。
着替え。
歌。
ダンス。
すべてが融合してのミュージカルなのである。
お地蔵さん役の長谷川さんが大阪から合流。
始発の新幹線でやってきた。
顔全面どころか頭までグレーに塗って、
地蔵のボードをかかえると、
まさにお地蔵さん。
素敵です。
ゲネプロのおかげで、
これまたいろんなことがわかった。
そのためのリハーサルですね。
◆2008/12/21 第13回練習日最終日 全体練習 at高尾の森わくわくビレッジ
スマイルキッズのこどもたちとの
最初で最後の全体合同リハーサル。
ダンスチームは地道な練習で仕上げてきてくれた。
「かえるのコーラスたい」と「おばけのパーティ」に花を添えてくれる。
集団で踊ると、なかなかに華やかで楽しい。
そして、この日。
実はまた追加のシーンがあった。
肝試しのシーンに、ちーちゃんとりかちゃんの
ふたりのダンスをたっぷりいれようと、
中川団長が新発想。
ふたりとも活き活きと踊り始めた。
いれてよかったね。
タイミングで音を出す対応の早い王子も素晴らしい。
そして、この日。
仕上げの全体通しのリハをしながら
待機しているスマイルキッズのこどもたちが、
園長先生とみどりちゃんのからみリはをみて、
「きゃきゃ」
「くすくす」
と笑いはじめる。
実は、キャスト以外には見せたことがないものだっただけに、
この反応は、じつは手応えを感じた瞬間だった。
「いける」
リハーサルなのにもかかわらず、
のりのりで演じはじめるキャストたち。
「楽しくなってきたなあ」
と中川監督は笑顔を見せた。
◆2008/12/22 最後の小道具 at元浅草
卒園式シーンで賞状をのせるお盆はやはり黒塗りがいいなあと。
いまさらなんだけど、調査の結果、ネットで見つけた。
しかし、取り扱い店が都内にない。
取り寄せだという。
ネットサーフィンの結果。
製造元に在庫があったので買いにいった。
やるだけのことはやった。
◆2008/12/23 本番 at有楽町朝日ホール
後日掲載。
◆データ
キャスト 園長先生/中川ひろたか
ひろみ先生/平田明子
ゆうこちゃん・みどりちゃん/増田裕子
たにぞうくん/谷口國博
つばさくん/鈴木翼
ちーちゃん/笠井千裕
りかちゃん/榎沢利佳
りゅうぞうくん/福田りゅうぞう
じゅんくん/石崎潤
ののほちゃん/野々歩
運転手/藤本ともひこ
お地蔵さん/長谷川義史
火の玉お化け/村上康成
カエル・おばけ/スマイルキッズ
スタッフ 脚本・作曲/中川ひろたか
演出/藤本ともひこ
音楽・演奏/大友剛
美術/村上康成
舞台/橋村吾土子
振り付け/スマイルキッズ
衣裳/クレッシェンド
照明/ファインライト
音響/オムニ
宣伝美術/大友美貴
製作/ソングブックカフェ
使用楽曲 「あしたはそつえんしき」
(登場順) 作詞/藤本ともひこ
補作詞/中川ひろたか
作曲/中川ひろたか
歌/平田明子
「バスにのって」
作詞・作曲・歌/谷口國博
「おべんとうのうた」
作詞・作曲/中川ひろたか
歌/みんな
「カエルコーラスたい」
作詞・作曲/中川ひろたか
歌/みんな
「かえるのみどりちゃん」
作詞・作曲・歌/増田裕子
「まねっこの歌」
作詞・作曲/中川ひろたか
歌/中川ひろたか・増田裕子
「おとなになるなんて」
作詞・作曲・歌/中川ひろたか
「おばけがこわいんだ」
作詞/藤本ともひこ
作曲/中川ひろたか
歌/野々歩
「おばけのパーティ」
作詞・作曲/中川ひろたか
歌/みんな
「こんなにおおきくなりました」
作詞/藤本ともひこ
作曲/中川ひろたか
歌/みんな
「みんなともだち」
作詞・作曲/中川ひろたか
歌/みんな
12月16日(火)
●もう、ほんとにどんどん師走。
ミュージカルはいよいよゲネプロってやつです。
会場でのリハーサル。
まずは、それにむけて出演者もスタッフも
それぞれが準備に余念がない。
メイキングは本公演終了後に。
なにしろネタばれの内容ですから、
観てからのお楽しみということで。
ぼくなりにここに記すつもりです。
まずは本公演をお楽しみに。
●2009年3月号ということで、
すずき出版のひまわり版に絵本を描きました。
「じいじとぼくとばあば」
という不思議な静かな絵本です。
ギャグはありません。
ふんわりとした絵本です。
こんなじいさんになりたいなあ。
そういう気持ちですね。
こんなじいさん。いてほしいなあ。
そういうことなんです。
いらいらした日本には、
こんなのんきなじいさまが必要なんです。
このところおじいさん・おばあさんと
こどもたちとの交流物語り絵本を
すずき出版では描かせていただきました。
3部作みたいな仕上がりです。
2月には配本。
でも、書店販売ではないので、
すずき出版に直接お申し込みください。
03-3945-6611
●
12月2日(火)
●あらあら、もう師走です。
今月はいよいよです。
ミュージカルの準備も佳境です。
今回のミュージカルのために、
中川おともだち劇団監督は、
このためだけに書き下ろしの歌をふやしました。
ダンスソングあり、
バラードあり、
新曲が目白押しです。
ぼくもいくつかの作詞でお手伝いさせていただきました。
それだけでも必見の価値あり。
力の入れようがお分かりいただけるかしら。
でも、チケットは完売しているので、
申し訳ないですねえ。
来年には再演のオファもあるようです。
その機会にはぜひお運びくださいませ。
詳しい情報は、またソングブックカフェや
ケロポンズなどのHPで発表があると思います。
●さて、広島呉での「こども学セミナー」が
盛況のうちに終了しました。
主催の麦っ子のみなさま。
お疲れ様でした。
さて、ぼくの担当は午前中の親子絵本ライブ。
こどもたちもいっしょに遊んで歌っての90分。
楽しうございました。
こどもたちのビビッドな反応はいつも面白い。
「みんなおおきくなった」という絵本を読み歌い語り。
ライブ後のサインに並んだひとりのお母さんが
赤ちゃんをだっこしながら、
ぼくと話している最中にぽろぽろと
ほろほろと涙を.....。
作り手のぼくも、この絵本を読んでいる時には、
ほろりと、うぐっと、くることがあるのですが、
それ以上に、思うところがあるようで、
もうほんとに、サイン本を間に、ふたりで泣き笑い。
●柴田さんと汐見先生のふたりの話も聞きました。
ひさびさの受講生となって、じっくり。
勉強になりました。
話を聞き終わったみなさんが、
なんだかさっぱりとした湯上がりみたいに、
さわやかに帰っていったのが、
今回のセミナーの意義を物語っておりました。
ぼくもそう。
みなさんありがとうございます。
●帰りのANA機の窓から、
金星と木星と三日月が、まるでスマイルマークのように
笑っていました。
こんな並びになるのは珍しい。
調べてみると、3年に一度の大接近なのだそう。
天体ショーを飛行機の中から見ることが出来ましたね。
夕焼けとスマイルがとっても美しかった。
写真の上の方ね。みえるかしら。