このサイトでは、PETについての理解を深めていただくとともに、生きている人のガンや脳を画像化することによって何が分かってきたのか、という生命科学の観点から、松澤大樹の独創的な業績を概観していきたいと思います。
ブレインイメージングとは、これまでブラックボックスでしかなかった、生きている人の脳のかたちや働きを、脳を傷つけることなく、また人体に悪影響を及ぼすことなく画像化して「見る」ことを意味します。これは主にPETとMRIを用いることによって可能とされた技術であり、まさに「脳とこころ」の科学に新しい地平を切り拓くものです。今後、脳の老化や認知症、精神障害のメカニズムの解明とともに、その予防への研究にも期待が寄せられています。
一方、“不治の病”として恐れられてきたガンは、PETを利用した早期診断をもとに早期治療を行うことによって、“不治の病”ではなくなりつつあります。
ブレインイメージングによる「脳とこころ」の科学については、「目で見る脳とこころ」(NHK出版発行)に、PETを利用した医学研究については「PET研究と臨床の進歩(がん、脳)」(財団法人脳神経疾患研究所発行 主に研究者向け)に詳しく記載されております。 |