浜名湖花博Q&A

 2002.12.01更新

 社会的弱者救済よりも陸海空の増強と派手なショーパフォーマンスが大好きな御仁に捧ぐ、2004年開催の一大イベントショー「浜名湖花博」について開催者に行なった質疑応答集です。ご来場をお待ちしております。

T 基本知識(淡路花博との比較を交えて)

浜名湖花博
淡路花博

会期

平成16年(西暦2004年)
4月8日(木)〜10月11日(月)の187日間

平成12年(西暦2000年)
3月18日(木)〜9月18日(月)の184日間

会場

浜松市庄内地区「浜名湖ガーデンパーク」

兵庫県淡路島(淡路町・東浦町)

敷地面積

約56ha

約96ha (東京ドーム約20個分)

開催主体

財団法人 静岡国際園芸博覧会協会
(基本財産は静岡県と浜松市の出資)

(財)夢の架け橋記念事業協会

博覧会経費
(注:総事業費ではない)

160億円

182億円

上記経費
負担見込み

入場料収入80億円(2千円/人×400万人)
県と浜松市の負担金40億円
企業協賛金20億円
その他駐車場収入等20億円

入場者目標

500万人(2002年11月現在)

開催当初500万人
(会期中に700万人に修正された)

入場者実績

694万人(6,945,336人)

協会収支

22億円の黒字(兵庫県に寄付された)

その他参考

総事業費400億円
(公園整備費240億円、博覧会経費160億円)

入場料(消費税込み)
券 種
区 分
入場料金

普通入場券

大 人
シニア
高校生
小中学生

2,900円
2,000円
1,500円
800円

全期間入場券

大 人
シニア
高校生
小中学生

8,200円
5,500円
4,100円
2,200円

幼児(未就学児)無料

券 種
区 分
入場料金

普通入場券

大 人
シルバー
高校生
小中学生
幼 児

2,900円
2,000円
1,500円
800円
400円

フローラパス

(全期間通用入場券)

大 人
シルバー
高校生
小中学生
幼 児

7,900円
5,400円
4,100円
2,200円
1,100円

(消費税込み)

第1期前売り価格(15年9月末まで)(消費税込み)
券 種
区 分
前売価格
(一般)
前売価格
(県職員)

普通入場券

大 人
シニア
高校生
小中学生

2,400円
1,600円
1,200円
600円

2,200円
1,500円
1,100円
500円

全期間入場券

大 人
シニア
高校生
小中学生

6,600円
4,400円
3,300円
1,800円

6,000円
4,000円
3,000円
1,600円

 

「財政」の頁の比較参考事業費等も是非ご覧ください。

U Q&A

「 質問公募 投稿者:管理人  投稿日:10月25日(金)22時50分19秒
 現在、各庁舎で、異例の全職員対象花博事業説明会が行われています。
 私のところでもまもなく開催されるものと見込まれます。
 つきましては、事業の理解を深めるという開催の趣旨を踏まえ、せっかくの機会ですから、できるだけ多くの質問・疑問をクリアにしていきたいと思いますので、ここをご覧の皆様におかれましても、聞いてみたいことがありましたら、メールまたは掲示板にてお寄せください。(期限11月4日)
 おって、それらを取りまとめの上、説明会当日、口頭又は文書にて事業担当者に照会いたします。
 なお、照会事項の一覧及び(当日は時間が限られているため回答は後日になるでしょうが、)照会にたいする回答(その有無も含めて)は随時公開いたします。」

 以下は、上記のとおり掲示板にて公募した質問・疑問に管理人の質問を加えた計13件の照会事項の処理経過です。

 11月5日、企画部参事(静岡園芸博覧会協会事務局長)村松靖則氏に質問状提出、11月29日、平成14年11月26日付け静園協第195号による回答を受領した。(2002.12.01)

質問事項
主催者の回答(原文のまま)

チケットはどこで売ってますか。(県外?)

 全国有名プレイガイド、コンビニエンスストア、JRみどりの窓口、旅行代理店各社等で販売しています。

午後から見て一泊して次の日の午前中見たいのですが券は1日1枚必要になるのですか。(県外から?)

 2日間となるので、2枚必要です。なお、全期間(第1期前売り6,600円)も検討されて見てはいかがでしょうか。

なぜ職員だけ(入場券を)安く買えるのか。

 県職員互助会は、会員には、同会の福利厚生事業として会員価格にて提供するとのことです。

経済効果はどのくらいを見込んでいるのか。

 浜名湖花博の波及効果は、単に直接的な投資や消費による経済への波及効果だけでなく、新たな産業の育成、社会基盤改良による生産・生活への効率化といった効果を想定しています。

500万人という来場者見込は誰がどのように決めたのか。
それが、採算ラインなのか。

 規模や面積さらには交通アクセス、同規模の国際園芸博である淡路花博の状況等を勘案して県及び協会が決定しました。
 目標来場者数については第1次収支計画上の想定数です。事業を進める中で収入に見合う支出をする予定です。

出展者はもう全部決まっていて、会場は埋まっているのか。
出展費用は出展者が負担するのか。

 現在も募集中です。
 費用は原則として出展者が負担します。

自家用車で行けるのか。駐車場は十分あるのか。

 自家用車の駐車場は2箇所に設け、乗用車が12,000台程度収容できる見込みです。駐車場からはシャトルバスを利用することになります。

(淡路花博の)夜のライトアップされた園の雰囲気が良かった。
(浜名湖花博は)何時まで開園するのか。

 開園時間は9:30〜17:30(夏季は1時間延長)です。夜間開園については、ライトアップが植物に与える影響、周辺地域の環境への影響等や、コストアップ等を総合的に判断し、淡路花博の実情を検討した結果、特別な催事のある日のみ開園する方針です。

・終了後の跡地はどうなるのか。
・なぜ作ったものを壊すのか。そのまま残せないのか。
・終わった後も入園は有料か。(?)

 ・終了後は、会場東側については、県が浜名湖ガーデンパークとして供用することにしています。
 ・浜名湖ガーデンパークとして必要なものを残すこととなります。
 ・県において検討しています。

会期中の近隣施設・住民生活への影響をどのように考えるか。
淡路花博の際には、開催による混雑を敬遠する手控えムードから、近隣の観光施設の入場者数が低迷しその従業者に多大な負の影響(雇用・収入)を及ぼしたことが報道されたがその対策は考えられているのか。

 淡路花博の反省も踏まえ、各種施設等関係者との連携・協力を進めてきております。

総事業費に占める県債による負担はあるのか。あればその割合(金額)を明らかにしていただきたい。

 会場となる県の公園整備事業に県債の充当を予定しています。総事業費400億円に対しては、3〜4割程度が見込まれるということです。

会場用地(土地)の所有権はどこにあるのか。

 県の所有です。

他国の植物が持ち込まれることによって国内の生態系が影響を受ける危険性はないか。

 検疫関連諸法に従い適切に処理することとし、関係機関と協議しています。

※職員向けには前記割引のほかにカフェテラス補助制度がある。これは、カフェテリアメニューにある自己啓発等の個人支出に対して領収書と引きかえに1職員年度当り3万円を上限にキャッシュバックする共済・互助会事業である。(これには額は忘れたが負担金あるいは助成金という名目で公金が入っている。)今般、入場券購入費もメニューに追加された。

V 花博事業説明会の模様

1 配布物
 @ スライド用レジュメA4−4枚
 A 浜名湖花泊の準備状況A4-4枚
 B パンフレット
 C バッジ

2 説明者

  園芸博協会事務局長 村松氏

3 説明時間

  約1時間(職務扱いでの出席)

4 説明概要

 (1) 説明会開催状況について

  9月から実施して本庁で58回実施、約1900人に説明した。

  10月からは出先機関を対象に160回開催の予定。

 (2) 浜名湖花博の開催目的について

  @ 500万人が静岡県を訪れるということは花産業だけの影響にとどまらない。
    熱海市が一番盛んである観光にも大きな影響がある。
    あらゆる産業の振興に結び付けていきたい。

  A 生産3位、消費45位のアンバランスな本県花産業の現状。
    豊かで潤いのある21世紀型の生活には花と緑は欠かすことのできない要素。
    花博を通じて暮らしづくりの提案をしていきたい。

  B 500万人が静岡県を訪れる
    静岡県というものを観光情報のみならず行政情報を含め、すべて知ってもらいたい。
    情報発信したい。

 (3) 開催の概要について

    全国有数の花の生産地で開催する。
    開園時間は午前9:30〜午後5:30(7/20〜8/22は開園時間を1時間延長)
    夜間は基本的には開催しない。(淡路は21:30まで開催)
    その理由は、@会場全体に夜間照明を設置するのに34億円かかる。
            A今回はパークアンドライド方式(会場から離れた駐車場に入れてもらってそこから会場までシャトルバスで案内する方式)のため駐車場にも夜間照明が必要となるのでさらにお金がかかる。
            Bそれに見合う入場者が見込めない。(淡路では3.数パーセントにすぎず、しかも大半が近隣の方だった。)
            C去年の吉田町での緑化祭は目標40万人に対し60万人の来場があった。これと淡路の傾向として
主たる客層は40歳代後半から60代70代の女性が70%であった。こういう女性だとだいたい4時ごろになると潮が引くように帰っていく。夕食の仕度もあるということもある。そういう方々をターゲットにする場合には夜間というものは重視しない。

    目標入場者数は500万人。
    最大ピーク入場者数10万人/日(淡路では9万人)
    平日平均入場者数 2万人/日

    設計基準は6万人としている。これを超える日は20日間くらいありそう。(仮設トイレ設置などで対応する)
    緑化祭の反省を踏まえ、6千人分のベンチを配置。トイレの割合も女性対男性で7:3とした。

 (4) 浜名湖花博の特徴

    500万株の花(淡路は150万株、緑化祭は50万株)

 (5) 集客対策

    2004年にはイベント、コンベンションといわれるものはすべて浜松でやってほしいと県の部長会議等を通じて要請してきた。おかげでかなり決まってきている。今後も全国大会・全国会議といわれるものをすべて浜名湖に誘致したい。取り組みたい。

 (6) 会場アクセスについて

    6割、自家用車
    2割、団体バス
    2割、JR等
    と見込んでいる。

    浜松西インターからの会場への浜松環状線を2車線から4車線化した。また現在、県が約108億円をかけて新しい橋をかけている。
    竜禅寺雄踏線の4車線化等も進めている。
    電車利用者のために舞阪駅前を区画整理しシャトルバスで会場へ。浜松駅と豊橋駅からもシャトルバス。

 (7) 跡地利用について

    東側34hは浜名湖ガーデンパークとして残す。
    西側22hはパビリオン等の仮設物なので将来の利用計画は決まっていない。ガーデンパークと一体となって地域振興策を見つけていきたい。

 (8) その他

    平均滞在時間を5時間から6時間と見込んでいる。
    パビリオンのひとつ花緑未来館は協会が農林水産部から3億円で受託した。
    浜松の産業界(スズキ等)の紹介パビリオンが5億円。
    3千人規模の屋外ステージを設置。毎日なにがしかの催しを行う。

    浜松から100キロ150キロ圏内を主だったお客様が住んでいるところと考えている
    100キロ圏内には950万人が住んでいる。(静岡県側に200万人、
愛知県側に750万人)。

 (9) 県職員へのお願い

    皆さんの招集する会議に際し、パンフレット・チラシを配布してほしい。
    名刺・ステッカー等のグッズを活用してほしい。
    友人・家族・親戚等に入場券の紹介をお願いしたい。
    入場500万人が目標(県内250万人、
県外250万人を想定。)
    前売りで7割(300万枚以上)を目標にしている。
    PRをよろしくお願いしたい。

2002.11.08

W 説明会に出席しての感想

 はっきりいって、花の数を自慢されてもピンとこない。質よりも数を誇るどこぞの事業や広報とオーバーラップして見苦しい。
 500万人が県外からの交流であるかのように事業目的の「交流人口」の価値を強調したかと思えば、近場の来客に期待している本音が出たりと、事業正当化に使う「言葉の道具箱」のありさまを披露するあたりは身内相手ゆえの油断なのか、これまた見苦しい。
 しかも今になって目標入場者数に危機感を持つというのは本末転倒。成功すると見込んだから大金をつぎ込んで事業採択したのではないのか?
 これでは道路整備や橋が目的で花博は名目と言われても仕方あるまい。
 だいたい、売り込みの努力は認めるが、こういったものは実物を見てから出ないと評価できない。どんなにすばらしいと言葉で説明されてもイメージが浮かばない。河津の桜祭りもニュースで映像が映し出されてからどっと押し寄せ、今や100万人を越える集客イベントとなった。本当にいきたいと思うようなものができれば前売の販売枚数にこだわる必要はないだろう。まして2年も前に買ってくれといわれても、亡くしたらどうするのか。今買えば2200円が当日2900円となろうが、良いものならば皆行くよ。こっちから見ればそんなもの交通費に比べれば対したことないんだから。説明会も良いが、地域性を考えたほうがいい。近隣での開催なら、この機会にどうかとでも言えるが、あんな説明で遠路遥々行って見てはいかがかなんて言えるわけがないじゃないか。

2002.11.16

END