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芝生の虫害・鳥獣害
芝生の虫害・鳥獣害

芝生も野菜などと同じように害虫による被害で生育が損なわれることがあります。芝生の葉の色が黄色に変色したり、グリーンに無数の穴があけられるなどゴルフコースとしての景観やクオリティーを著しく損なうものです。ここでは主な虫害と鳥獣害を記載しています。

シバツトガ
タマナヤガ
スジキリヨトウ
クシナシスジキリヨトウ
マメコガネ
ナガチャコガネ
スジコガネ
ヒメコガネ
シバオサゾウムシ
ケラ
ヤスデ
ミミズ
ナメクジ
カラス
サギ
カワウ
モグラ
タマナギンウワバ
アカハラゴマダラヒトリ
セスジスズメ

シバツトガ
メイガ科。成虫の体長は8〜9mmで、灰白色の幅の狭い三角形をしている。日中は芝生の中に潜んでおり、夜になると飛び回り交尾をする。卵は芝生内にバラバラに産み付けられる。幼虫は細長く暗褐色で短毛に覆われている。葉や土で綴られた巣(ツト)に潜み、芝生の根の近くを食害する。体長が20mm前後の6齢を経て蛹化する。おおよその期間は幼虫約14日間、蛹約28日間、成虫約7日間、卵約7日間。4月〜10月頃まで発生するが、5月中旬〜6月下旬・7月中旬〜8月下旬・8月下旬〜10月中旬の年3回の発生がピーク。高温乾燥時に多く発生する。
1枚目の写真はグリーン上のシバツトガのツトです。3枚目の写真はティーグラウンドの芝生を食害したシバツトガの幼虫ですが、この写真をクリックするとさらに幼虫の拡大写真を表示します。
8月Bグリーン 8月TG 8月TG


タマナヤガ
ダイコン、ハクサイ、ナス、トマト等の野菜も加害するネキリムシ。鱗翅目。4月〜11月の間に3回発生する。コウライシバにも加害するがベントグラスの被害が大きい。芝生の茎葉に数粒〜数10粒ずつ産み付けられた卵は乳白色で大きさは約1mm、1週間程度で孵化する。孵化当時は緑色の幼虫は芝草を垂直に約10cmほど食入してその中で生息する。夜間そこから這い出して芝草をボールマーク状に摂食する。約1ヶ月の間食害を続ける。老令幼虫になると色は灰褐色から黒褐色となり、体長も45mm程度の大きさになる。6令を経て蛹となり、約1週間で成虫となる。成虫は体長約20mmの大型のガで雄は全体として灰褐色、雌は黒褐色。成虫は約2週間の寿命。
3枚目の写真をクリックするとさらに幼虫の拡大写真を表示します。
6月Bグリーン 6月Bグリーン 7月Bグリーン


スジキリヨトウ
日本に広く分布するヨトウムシで、シバヨトウとも呼ばれている。被害は、はじめ草丈の長い所から発生する。春季など密度の低い時は樹木の根元や芝草地をスポット状に枯らす。成虫は5月から10月にかけて発生する。特に5月上旬〜6月中旬・6月下旬〜8月上旬・8月中旬〜10月上旬の年3回発生がピークに達する。成虫の体長は13mm前後。灰褐色の前翅に黒い蛇の模様の斑紋がある。成虫の寿命は1化期で6〜7日。夜間に芝草地から出て交尾、産卵する。1雌の産下する白い卵塊は3〜5個。卵は芝草地にある樹木の潅木の幹、葉や草丈の長い葉の尖端部に産下される。1卵塊の卵数は少ないもので50粒、多いもので150粒。卵期間は1化期では約7日、7〜8月の高温期では3〜4日である。孵化直後の幼虫は葉身先端を摂食。食害が進むと葉先がなくなり、スポット状に芝枯れが目立つ。地際には細かく食い切られた芝わらが残る。孵化直後の幼虫は黄緑色であるが、大きくなるに従って褐色となり、中央と背面両側に茶色の縦縞、黒い三角形の斑紋が現れる。体長は25mm内外に達する。1化期における幼虫期間は室温では27〜36日で、6令を経て芝草の根際で蛹化する。蛹期は1化期で10日、2〜3化期では7日である。冬季における幼虫の耐寒性は極めて強く、幼虫の形で越冬する。
薬剤散布の目安として春、越冬幼虫が多い時には3月末〜4月上旬までに散布。また1〜2化期に芝刈りを行う際、飛び立つ成虫が多い時は成虫の羽化が終了した直後を目標として、残効性の長い薬剤を散布する。
写真をクリックすると拡大写真を表示します。
9月Bグリーン 9月ヘビーラフ


クシナシスジキリヨトウ
2002年頃より静岡県内のゴルフ場で発生が確認され、今後被害の増加が予想される。産卵された卵は約30日で羽化する。スジキリヨトウよりも生育が早い。ティフトン芝を好んで加害する。スジキリヨトウは幼虫の背中の黒い模様が三角形なのに対し、クシナシスジキリヨトウはカマボコ型。終齢幼虫は体長が約26mmほどになる。蛹・成虫ともスジキリヨトウよりも小型。成虫の触角がクシ型でないことが名前の由来。スジキリヨトウに比べると後翅が白っぽい。
写真はセミラフに潜んでいたものをグリーン上に移して撮影したものです。写真をクリックするとさらに幼虫の拡大写真を表示します。
11月セミラフ


マメコガネ
成虫の体長は10mm前後のコガネムシ。体は黒緑色で光沢がある。前翅は黄褐色で縦に浅い条がある。卵は長径が約1.5mmの楕円形で乳白色。幼虫の体色は乳白色で、最も大きく成長した時には約25mmに達する。蛹は体長約8mmである。東海地方では年1回の発生。芝草地で越冬した幼虫は、5月頃から土窩を作り、その中で蛹化する。成虫の地上出現は6月上旬〜7月上旬で、最盛期は6月下旬である。成虫は昼行性で予察燈には飛来しない。日中の芝草の上で群飛したり、雌雄が固まって団子状になっている。成虫は摂食したのち芝草地に飛来して交尾し、雌は潜土して産卵する。ふ化した幼虫は芝草の根や腐敗物を食べて成長し、幼虫で越冬する。その後成長を続け3令を経て5月頃から地中で蛹化する。マメコガネの幼虫は芝草の根部を食害するが、成虫は芝草を摂食しない。成虫は雑食性であるので、ゴルフ場やその周辺には餌となる庭園木や緑化樹、畑作物等が非常に多い。芝草に対する被害は、幼虫が直接芝草の根部を食害する被害と、成虫がグリーンやティーに飛来して潜入し、産卵を終えて地上に脱出する時に土壌をグリーンの上に堆積する被害がある。
写真をクリックするとさらに成虫の拡大写真を表示します。
7月Dグリーン


ナガチャコガネ
成虫は体長10〜13mm。長卵形の光沢のある黄褐色のコガネムシ。年1回の発生。成虫の地上出現は6月〜7月で、最盛期は7月上旬〜中旬。成虫の行動は夜行性。カラマツやヒバなどの葉を摂食した後、芝草地に産卵する。ふ化幼虫のみられるのは8月上旬以降である。幼虫は芝草根部を食害して2回脱皮して3令で越冬する。翌春再び摂食した後6月頃蛹化する。幼虫がスギ、ヒノキ、ヒバ、マツ類の根部を食害する森林苗圃の害虫であったが、ゴルフ場にカラマツ林が造成されると、成虫はカラマツの葉を食害し、幼虫は芝草の根部を摂食して芝草の害虫となった。
写真をクリックするとさらに成虫の拡大写真を表示します。
7月Dグリーン


スジコガネ
成虫は体長14〜19mm。体色は濃緑色または藍黒色のコガネムシで翅鞘に明確に縦隆線がある。成長には満2年を要する。成虫は6月上旬〜8月中旬に出現し、スギ、ヒノキ、マツ類、サワラ、モミなどの葉を食害する。成虫の寿命は約40日。幼虫は芝草の根を食害する。
シロスジコガネの体長は24〜32mm。成虫はマツなどを食害する。
写真はシロスジコガネと思われます。クリックするとさらに成虫の拡大写真を表示します。
8月Dグリーン


ヒメコガネ
成虫は体長12〜16mm。丸味のあるコガネムシ。美しい金属光沢のある青藍色のものが多い。この他緑、銅赤、緑黒色、紫色の個体差が非常に大きい。成虫による被害植物としてはマメ類、ウメ、サクラ、ブドウ、アンズ、カキ、クリ、クヌギ、ヤナギ、ハンノキ、ポプラ等多数。成虫は6月上旬〜9月上旬にかけて出現し、最盛期は7月上旬〜中旬。走光性が強い。餌植物の葉や花、芽を摂食した後、芝草地に潜土して50〜90粒を1日に5〜15粒づつ産卵する。産卵期間は約10日。成虫の寿命は15〜30日。卵は乳白色でほぼ球形、直径は1.3mmであるが、孵化前には2.3mm位まで吸水成長する。卵期間は15日で孵化幼虫が発生する。幼虫は芝草の根部や腐植物を摂食して次第に成長し、9月には2〜3令となり、その後根郡を離れて土壌層の下部に潜土して越冬する。幼虫による被害は、翌春の3令期の固体によるものが最も大きい。十分成長すると23〜25mm内外に達する。幼虫による被害植物は芝草の他、ムギ、リクトウ、イチゴ、林木の苗等もある。2〜3令で越冬した幼虫は翌春活動して、5月下旬頃から蛹化し、蛹期間は12〜13日。黄褐色で体長は8〜13mm。
写真をクリックするとさらに成虫の拡大写真を表示します。
9月エプロン


シバオサゾウムシ
成虫の体長は7.5〜8mm前後、体色は黒から黒褐色を呈する。口吻が象の鼻のように下方に湾曲しているのが特徴。成虫の寿命は長く、夜間芝草上を這い回り、交尾し、再び潜る。ノシバ、ティフトンシバ、メヒシバ等の葉柄、葉鞘及び茎等に傷をつけそこに産卵する。卵は直径1.5mm、細長い卵型。産卵直後は乳白色、孵化が近付くと淡黄色となる。25℃における卵の期間は約6日である。孵化直後の幼虫は体長は乳白色で脚はなく、頭部は褐色。孵化直後は茎を食害し、その後芝草の根元やサッチに潜み、細根を食べながら成長する。5齢の老熟幼虫は体長7〜10mmに達する。夏期の幼虫期間は30〜40日前後である。土壌の硬い場所で土窩を作り蛹化する。蛹は体長8〜10mm。夏期の蛹の期間は約7日。
この虫は年1回発生し、幼虫態と成虫態で越冬する。越冬幼虫は春先餌を取って6月上旬頃から蛹化し、新成虫が出現する。新成虫は7月中下旬〜8月下旬頃まで産卵を行う。孵化した幼虫のほとんどが越冬幼虫となる。越冬成虫は5月上旬〜7月上旬頃まで産卵し、8月中旬〜10月上旬頃まで新成虫が出現する。
発生しやすい場所は排水の悪い芝地や土壌水分の多い池周辺等。成虫、幼虫共に芝草を摂食するが、特に幼虫の食害による地下部の被害は著しく、芝草が黄化し、根元から簡単に手で引き抜くことができてしまう。
防除法は夜間芝生の上に出て交尾行動をする成虫に対して午後5時以降に薬剤散布をする。
写真は早朝のベントグリーンに現れたシバオサゾウムシの成虫ですが、この写真をクリックするとさらに成虫の拡大写真を表示します。
9月Bグリーン


ケラ
地表から15〜25cm程度の土壌中に生息し、芝生の根を加害します。乾燥する場所よりも保水性の良い土壌に多く見られます。産卵期は5月頃。
2枚目の写真は早朝のベントグリーンに現れたケラですが、この写真をクリックするとさらに別の拡大写真を表示します。
10月Bグリーン 10月Bグリーン


ヤスデ
ヤスデ類は、数十個の節からなる細長い体を持つ節足動物で、体の各節に2対の脚を持つため倍脚類とも言われる。日本では250種以上が知られている。成虫で越冬し、初夏に産卵する。ふ化した若虫は小さく、落葉、木材、石の下や樹木の枝の束を集積した所など湿った場所に生息し、腐敗しかけた有機物を摂食する。もともと有機物の分解を助ける益虫ではあるが、見た目の不気味さと、時折大発生することや、臭腺から刺激臭があり、有毒物質を含む体液を分泌するため不快害虫として扱われる。一般的にヤスデは、梅雨の時期等に大発生したものが、水による溺死を避けるため家屋内に侵入したりして問題となる。コース内においても水が浮く状態になるとそれを避けるようにグリーン上に這い上がってくる。防除としては、周辺の雑草は刈り取り、廃材やガレキ等のゴミや落葉を除去し、水はけを良くし、清潔で乾燥した環境にする。
写真をクリックすると拡大写真を表示します。
10月グリーン


ミミズ
ミミズは日中は地中に潜んで活動し、夜間に地表に高さ3センチ前後の小さな小山状の糞を出す。主に10〜11月頃に地中に産卵。卵は3〜4月頃に孵化。孵化したミミズは土壌中の有機物等を食べながら8〜9月頃までに成体になる。生体となったミミズは交尾を行い、産卵後は死亡する。
特にミミズの糞塚が目に付くのは10月〜11月。比較的過湿状態の場所に多く発生する。グリーンにも出るが、毎日の刈り込み作業により糞塚は取り去ってしまう為プレー自体にあまり影響はない。しかし、芝生の生育が鈍るこの時期では刈り込み作業の少なくなったティーグラウンド等では見た目等にもよくない。
ミミズのいる畑は肥えた良い土とされ、透水性、保水性、通気性等も良い条件にしてくれると言われているが、特定の場所での大量発生は逆に過湿状態等を招くので土壌条件の面でも決して好ましくない。
写真はティーグラウンドのミミズの糞塚です。
11月LT 11月LT


ナメクジ
ナメクジは、日中は日差しの当たらない湿った場所に隠れていて夜になると出て来て植物の花弁や新芽、若い葉などの柔らかい部分を好んで食害します。芝生も食べるようですが、食害による被害よりもゴルフコース、特にグリーン上ではナメクジが移動した跡の粘液やナメクジ自体が景観上問題になります。ナメクジは雌雄同体のため、一匹では産卵できませんが二匹いると両方とも産卵します。卵は半透明で2〜3mm前後の円形や楕円形をしていて、土中や鉢底などにまとめて産み付けられます。
写真は早朝のグリーンにいたナメクジです。写真をクリックすると拡大写真を表示します。
6月グリーン


カラス
3月頃から繁殖期に入り、若鳥が巣立つ5月〜6月頃までつがいでなわばりを持っている。8月頃になると次第に集団を作り始め、共同ねぐらに集まるようになる。秋から冬にかけては地域のカラスの大集団が形成され、集中加害をするようになる。防除対策としては、防鳥網と防鳥器の効果が高い。万全ではないが糸かピアノ線を張ると被害を軽減できる。
写真はベントグリーンに発生したケラを捕食するためにカラスが掘り起した痕です。2枚目もグリーンの一箇所を集中的に突いた為の痕です。3枚目は見た瞬間作業機械のグリスが落ちたのかと思いましたがよく見ると糞でした。この他にもカラスはカートから食べ物やタバコ等の小物類を持ち去るなどいろいろ悪さをするとても厄介な鳥です。
10月Bグリーン 6月Dグリーン 6月Dグリーン


サギ
ダイサギやアオサギが上空を飛びながらグリーン上に落とした糞です。そのまま放置するとその部分の芝生が茶褐色に変色し、酷い場合は枯れてしまいます。白く見えるのは乾燥した糞です。2枚目はその後肥料効果で葉の色が濃くなった状態です。
1月Bグリーン 3月Bグリーン


カワウ
夕方になるとカワウが集団でやって来ます。松の樹上で糞をするため木は真っ白になってしまいました。近付くとかなりの悪臭です。
1月松


モグラ
モグラは日本には5種類おり、静岡県にはコウベモグラが広く分布している。コモグラは伊豆半島から北駿地方、富士山、南アルプスに生息。食物はミミズ等の地中の小動物や昆虫類等の動物食で生きたものしか食べない。植物を食べることはほとんどない。一日に自分の体重と同量の食物を摂取するためたえず餌を求めて行動している。生息場所は平地〜山間地。交尾時期は3月〜5月。出産時期は5月〜6月。捕獲時期は3月〜9月。交尾期はトンネルが数多く掘られ二度と通らないトンネルもあり捕獲率が下がる。
捕獲器設置上の注意として、1.手袋を使用する。2.土が盛り上がった所は遊び穴で通路ではない。3.下部、左右両側の土はそのまま残しておく。4.幅は捕獲器以上に広げない。5.バネ式の捕獲器の場合は同一通路に2〜3m間隔に3個程度設置。6.捕獲器が捕獲の際に飛び上がったりしないよう捕獲器の上に小枝や小石を置き押さえておく。7.捕獲器設置後、土や草で覆いをして暗くしておく。8.捕獲器を設置した所は人が近付かないよう注意書きをする。
忌避剤の使用法としては、外周に深さ10cm程度の溝を掘り、ネマモール粒剤を溝1cm当たり100g撒き覆土、鎮圧する。忌避剤の効果は3ヶ月程度。薬臭を感じられなくなったら再処理する。
10月TG法面

タマナギンウワバ
タマナギンウワバの成虫は中型のガで夜間活動性。産卵は葉裏に1粒ずつ行われる。幼虫は淡緑色、シャクトリムシ状に歩くのが大きな特徴。葉に不規則な穴状の食痕を残す。ヨトウムシのように集団的に発生することはない。年間3〜4世代と考えられているが、暖地では冬でも中〜老齢幼虫が見つかり、休眠はしないようである。かなり色々な植物を食い、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、カリフラワーなどのアブラナ科野菜の他、ニンジン、ゴボウ、シソなども食害する。
アブラナ科野菜の害虫として知られる虫ですが、セミラフにいましたので撮影してしまいました。クリックするとさらに幼虫の拡大写真を表示します。
追記・・・撮影当初はタマナギンウワバだと思っていましたが、シソ科(ミント)・キク科(ノゲシ)・ウリ科(キュウリ)を食害するイラクサギンウワバにも似ていることからどちらとも判別ができていません。
8月セミラフ

アカハラゴマダラヒトリ
年2〜3回発生。幼虫は5月頃から見られ、体長は30mm前後、体色は褐色〜暗褐色で、背面に橙黄色の細い筋があり、側肩〜側面に黒い瘤状の突起が2対並び、刺毛を密生させる。クワ、ミズキ、サクラなど多くの植物の葉を食べる。葉間に体毛を混ぜた薄い繭を作って蛹になる。成虫は6月頃からみられ、夜行性。体長25mm前後、開張時は約35mm。体色は頭部〜胸部が白色で、糸状の毛を密生させる。腹部は白色で太く、背面は紅赤色を帯び、腹節ごとに黒い斑紋がある。翅は白色で、胡麻斑がある。
キハラゴマダラヒトリと非常に酷似している。キハラゴマダラヒトリは成虫の腹部背面が黄色い。両種ともに前脚の付け根が、それぞれ赤色・黄色になるので、腹部に加え前脚で種を判断する。その他スジモンヒトリなどヒトリガ科はよく似ている。
グリーン周りの樹木から風にでも飛ばされてきたのでしょうか? クリックするとさらに幼虫の拡大写真を表示します。
11月グリーン

セスジスズメ
ヤブカラシ、ブドウ、ホウセンカ、カラジウム、フクシア、サトイモ、サツマイモ等、かなりの雑食性。成虫は羽を広げると8cmくらいのやや大型のガで、夜間活動して円形の卵を点々と産み付ける。若齢幼虫は紫黒色で、黄色の小紋をもつが、成長すると灰褐色となり、大きな眼状紋と尾端に1本の突起をもつ。幼虫は大型で8cmくらいになる。幼虫期間は約1ヶ月。地中の蛹で越冬し、6〜7月ころ成虫が現れる。年2〜3回の発生。
芝生の害虫ではありませんが、ヘビーラフの雑草にたくさんいました。こんなところにボールが来たらどうしましょう? クリックするとさらに幼虫の拡大写真を表示します。
8月ヘビーラフ





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