巻頭グラビア/市井の花神



古事記によると隠岐は三つ子島として生まれた。
その解釈には、「美しい木のある島」もある。
昔話の花神(はなさかじいさん)は、木の妖精であったのだろうか。
5月、隠岐しゃくなげが満開となる。
「隠岐しゃくなげは、葉全体が、小さくて薄く、先が丸みを帯びていて裏には目立たないが
淡褐色か、銀白色の毛がある。これらの花弁の先は七つに別れている。」
(隠岐の花/野津大氏著)より引用

5月7日撮影。西郷町の運動公園横のオキシャクナゲ。
強い日差しを嫌うオキシャクナゲ、木漏れ日の中に可憐な花を咲かせている。それは、まるで日本の美を象徴するかのようだ。
港近くに咲くオキシャクナゲ。市井の花神の心があらわれている。
住宅地。庭先に咲くオキシャクナゲ。
五箇村のしゃくなげ園が一番有名だが、この時期、島のいたるところで、花を咲かせている。