■設立趣意書(ミッション)
私たちは、「お茶」・「南山城村」・「地域交流」・「次世代の暮らし(地球環境問題)」・「ものづくり」などのキーワードを組み合わせながら、南山城村の特産品である「お茶」を取り巻く環境の向上、村の活性化、安心して暮らせる社会の構築などを行います。
京都府唯一の村・南山城村には、基幹産業であるお茶の栽培など、農業をはじめとする手仕事によって作られるものが数多くあります。
ものづくりを行う人、それらを支える人、互いにそれぞれの立場で支えあうことで南山城村の産業は成立しています。
なかでも煎茶の栽培は京都府下で生産量が第一位となり、茶品評会において8年連続で「煎茶の部」産地賞を受賞しています。お茶の収穫時には、お茶農家さんだけでなく、地域の人たちも一丸となって収穫を行いますが、茶畑で地域の人たちが集い、語り合う光景は、地域コミュニティーを形成する貴重な場となっています。
また、見慣れた広大な茶畑は、多くの村民にとって大切なふるさとの風景でもあります。緑が連なる畝の様子や、茶葉の凍害を防ぐ小型扇風機のような防霜ファンのある風景は、大らかな気持ちになり、涼しげな光景に映る部分でもあります。
このように、お茶の生産に関することでも貴重な財産があると言えますが、その他にも豊かな自然や生態系、伝統文化、産業など、南山城村には素晴らしいものがあります。
この地に生まれ育ってきた者にとっては当たり前となっている「もの」や「こと」が、外から見ればかけがえのない財産であることに、多くの村民の方が気付いてくれることを願っています。
その一方で、山々に囲われた地形から村内の各集落は点在しており、交通手段や地域間交流の弊害になっている不便な部分もあります。村政の目線では、深刻な財政難といわれていて、文化施設の存続が危ぶまれているのが現状です。
南山城村の良いところ、不便なところを見つめ直しながら、私たちが地域の輪を取り持つことで、次世代に通じる「人づくり」と「社会形成」を行い、南山城村の地域活性化につなげていきたいと考えます。
まずはじめに、最も身近な「お茶」の産業や生産風景、飲む行為を見つめ直し、村内外の人々が心のゆとりを育む取り組みをはじめたいと考えます。
家族団らんの時、何かの合間にホッと一息つく時にはお茶があります。
お茶を急須で淹れ口にするには少々時間を要しますが、その間合を憩いの時間として、毎日のコミュニケーションの時間として、楽しんでほしいと思います。
次に、限りある資源のことを考えられる人づくりです。「簡単・便利」が求められる時代ですが、昔からある習慣の一つとして「急須でお茶」を提唱していきたいと思っています。温かいお湯さえあれば、いつでもどこでもおいしくお茶をいただけます。
まずは自分のお茶は自宅の急須から。身近なことからはじめてエコな感性を磨きます。
私たちは、南山城村でものづくりを行う人、暮らす人の想いを汲み取りながら、それぞれの農産物や商品、村の暮らしを支えてきた知恵を違った側面から捉え、それらをコミュニケーションツールに置き換えて、村内外へ広くメッセージを発信していきます。
商品企画やライフスタイル、人づくりに至るまで、お茶の生産など、当村の特徴(資源)を最大限に活かしながら活動を行いたいと考えています。
「南山城村茶ECO(チャエコ)プロジェクト」という名称には、村への愛着、農作物やそれを取り巻く環境を身近に感じて、「地球環境問題」を含めた次世代への問題に配慮しながら、社会貢献を行いたいとの想いが込められています。
■進行中の活動
お茶(農)を通じて、南山城村のPRを行い、地域交流の促進活動などを行っています。
□「マイ湯のみ運動 -日本列島いつでもどこでも"お茶の間"化プロジェクトー」
お茶とECOを組み合わせ、人と人、地域のコミュニケーションを築きます。
南山城村(生産地)から都市(消費地)へ、地域社会、食文化のあり方などを提唱し、エコライフなどのライフスタイルの提案まで行います。
□「茶ECO(ちゃえこ)かざぐるま」
お茶畑の防霜ファンをモチーフに、茶葉をイメージした「かざぐるま」の体験制作を通じて、村の自然(風)を感じたり、里山風景を想い起こしてもらい、ふるさとの良いところを再認識していただきます。
■今後取り組むべき活動
・南山城村のPR・広報活動
・地域の特産品(お茶等)の普及拡大を図る活動
・地球環境問題に関する各種調査、企画、運営
・地域コミュニティー形成のための各種調査、企画、運営
・農林業の運営、管理、各種調査、助言
・地域の観光振興を図る事業
・新たな特産品を開発する事業
・南山城村の特産品などの物品の販売
・南山城村の伝承技術、伝統文化の保存、活用
■法人の概要
□名称:特定非営利活動法人南山城村茶ECO(ちゃえこ)プロジェクト
□法人設立:2008年6月(2006年6月任意団体として発足)
□目的
この法人は、「お茶」・「南山城村」・「地域交流」・「次世代の暮らし(地球環境問題)」・「ものづくり」などのキーワードを組み合わせながら、南山城村の特産品である「お茶」を取り巻く環境の向上、村の活性化、安心して暮らせる社会の構築などに寄与することを目的とする。
□特定非営利活動の種類
この法人は、上記の目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
@社会教育の推進を図る活動
Aまちづくりの推進を図る活動
B学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
C環境の保全を図る活動
D国際協力の活動
E経済活動の活性化を図る活動
F前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
□役員:7名 社員:11名
理事長:木野正男
副理事長:中窪耕司
理事:山本隆弘(事務局長)
理事:木野友美子
理事:河内利成(事務局)
理事:米澤昌樹(事務局)
監事:橋本洋一
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