過去にMJに発表の松並アンプの紹介

MJ.無線と実験誌発刊

お待たせしました、松並アンプ単行本は発売されています、

WE-350App & UY-807/4Y-25Npp

写真撮影 柏木工房

本機は1989年7月号に発表致しました、当時、長方形のシャーシーは斬新なデザインとして、多くの方から好感を得たアンプシャーシーでした、此のシャーシーを使って300BppやWE-339App等多くのアンプを発表致しました、上記アンプの其の一例で、オール、タムラトランスを採用しています、初段及びドライバー段にはヒーター10Vの球を選んでいます、初段増幅管には、WE-310Aを使用、ドライバー管はWE-311Bを使用しています、此等の球はトップグリッド管で、写真の様に出力管もトッププレートの為に、見た目にもバランスの取れたアンプの姿に成っています、此のアンプの出力管は全てUYソケット(5ピン)の為に、WE-350A.WE-339A.それにUY-807等動作電圧を帰ることで、差し替えて聞ける万能型アンプと言えます、使用した出力トランスは大型のビルトライトF-2012(5Kpp)を使用しています、

下写真左のトランスF-2012

電源トランスはPC-3004を使用

ドライバートランスはコアボリュウムの大きいPT-1151を使用していますが、此のドライバートランスは一次が5Kの1:1+1で、DC電流は最大60mA流せる大型のトランスです、ドライバー管のWE-311Aは小型出力管で6F6に相当します、此を三結動作で30mA流して、強力なドライブを行って、送信管350A/UY-807/を働かせています

WE-350App回路図

電圧増幅5極管WE-310Aは利得の調整の為に、同じく三結動作となっています、更に此のアンプの特徴は、WE-350Aや807/4Y-25N、WE-339A等差し替えて使えるように、固定バイアスを採用していますので、バイアス調整とB電源のみで色々と聞くことが出来ます、また、出力管のカソードは出力トランスに、カソードNF巻き線が有りますので、此を利用して、カソードNFB(6db)を掛けています、4Y-25NはUY-807のヨーロッパ管に相当します、

WE-350A.UY-807/4Y-25Nの時はB電源も360V巻き線を整し、WE-339A時は400Vの巻き線に切り替えて動作させています、此等の動作でWE-350Appはノンクリップで最大32W.アンプの利得は28db.残留ノイズは0.1mVです、カソードNFBは、約6dbです、F特は-1dbで20Hz〜50KHzとワイドです、歪みは30W時で1.6%(1KHz)、無信号時のプレート損失は21.3Wで最大ロスの71%に治めています、807/4Y-25Nも殆ど特性は同じでした、

次にWE-339Appですが、三結動作時の残留ノイズはAC点火で0.6mAと低い値ですが此はPP動作の為、打ち消し効果で得られています、ノンクリップ時の最大出力は入力1V(1KHz)で32Wで、UL動作では55W得られました、310Aを五極動作にしますと、入力感度は上がり、WE-339A三結動作では、入力(1KHz)0.3Vで32W.UL動作では0.2Vで55Wの出力です、歪みは三結動作では10Wで0.65% 30Wでは2.8%です、又UL動作では出力10Wは0.25%で50Wは3%の値でした。

下のグラフはWE-339App動作時のF特で、初段WE-339Aを三結の時のF特と、UL動作時の高域の変化を表しています、上グラフではドライバートランス二次側をオープンの時で、50KHz付近で+4dbの盛り上がりが有りますが、此はドライバートランスの容量に依るピークです、二次側に47KΩを抱かせるとピークは+2.2db下がり、10KΩに変えますと35KHz位からなだらかに下がって行きます

二次側R値の変化とF特の変化です

下のグラフは339AをUL動作の時のF特です、50KHzのピークは三結の1/2で+2dbと成りました、此は339Aのrpの変化に依るものです、面白いのは、初段310Aを五結にした時と三結時とのF特の変化です、310Aを五極管動作の場合は10KHz当たりから下がり始めています、此に対して三結動作の場合は30KHzから下がり始めています、何故でしょうか?? 310Aを五極管動作にしますと、利得は稼げますが、ミラー効果による高域の落ちが生じる為です。

ミラー効果 ミラー効果とは電極間の容量に依るハイ落ちの現象を言います、簡単に言えばプレートとカソード間に小容量のコンデンサーが入ったために、高域が減少する事です、此の様な事から、一般に三極管が多く使われるのです、しかし五極管でも高域の優れたバルブは沢山有ります、WE-310Aは特にミラー効果の強い球なのです、91型アンプでは310Aを五極動作で行っていますが、このような高域減衰は、逆に言いますと300Bに相性が有り、かまぼこ特性は中域のふくよかな音質が得られ、人気の元に成っています、ワイドレンジにしたい時は、軽いNFBを使うと良いでしょう。

★本機に依るヒアリング★

UY-807を聞くのは30年ぶりでした、WE-350Aは私は此が初めての経験でした、そのために音出しは胸が弾みました、大型の出力トランスを使用したせいか、想像を遙かに超えた音質にビックリでした、特に低域の締まった音はWE共通のサウンドです、カソードNFBも効いているようです、807は直熱管程の透明感は有りませんが、球コスト面から考えると、此だけの音質が有れば、音楽鑑賞用として、立派に果たしてくれています、GEC807とフランスマツダの4NY24Nの差し替えは多少音質が変わります、中域は太くなる一方、高域の延びが有りません、Ipの違いが有りました、同じ系統でも幾らか異なるようです、WE-350Aと同じIpにしましたら、音質は改善され350Aに近づきました。

さてWE-339Appの音質です、矢張り此のバルブは素晴らしい!!の一言です、中域の音質は球の王様300Bでも得られない、魅力を持ったバルブです、三結とULとの比較ですが、三結の方が透明感と分解能に優れていました。

★★上記の回路及びグラフはMJ誌よりのコピーです★★

2A3ppステレオ・パワーアンプの製作

AC電源部は2Pメタルコンセントを使用、従来のヒューズ・ホルダーを止めて3Aのブレーカーを採用したため、異常が起きるとブレーカーが働き、電源トランスを保護しますすので何かと便利です。
本機はCR結合型の為、配線が混みいってしまうため、特に配線の面倒な位相反転回路を含めて、右写真の様に一枚の板ラグに纏めてみました、此によって初段、位相反転ドライブ段含めて配線が簡素化され、スッキリな配線となりました。

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照11月末発売

本機はMJ誌1992年5月号発表

此のアンプはお馴染みの2A3を使い、作り易さと高音質を狙った2A3ppステレオパワーアンプです。回路はカソード結合型位相反転回路を採用し、出力段は自己バイアス方式を取り入れています。初段は6SJ7を3結動作で位相反転は6SN7を使い面倒なCR類は配線が容易な様にラグ板を使い上右写真の様にしましたので製作が楽に行うことが出来る様に実体図付きです。本機の特性は入力0・5Vでノンクリップ7・2W得ています。残留ノイズは0・7mV、F特は10Hz〜80KHzは-1db内に納まっています。NFB(不帰環)は3・5dbと軽く掛けています。歪み特性は最大出力で2%で1〜2Wは0・2%です。   

本機によるヒアリング                                   特に良いと思ったのは高域の伸びの良さと低域の透明感で全体にヌケの良い素直な音質が得られたことです。此はH型プレートの音質ですが、1枚プレート2A3に差し替えると音質は更に良く、「此が2A3なの?」と疑いたくなるほど素晴らしい音が出ました。是非トライして頂きたいアンプです。
1619ppステレオアンプ

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

初段SRPP(6J5G)、位相反転ドライブは(6SN7)ムラード型を採用、此等の複雑な回路は、製作し易くする為に2A3同様に一枚のラグ板を使って(右写真)纏めていますので、誤り配線の無いようにしていますので、何方でも完成度の高いアンプを製作する事が出来るように工夫してあります。

初段カソードにはKMコンを使用

その他はEROフイルムを採用している

左写真の丸いコンデンサーはマルコン製20uF.500Vポリプロピレン・フイルムコンデンサーを採用、その他の場所はスプラグやマロリーのチューブラ型ケミコンを使用してフイルムとケミコンによるブレンド効果で厚みと、立ち上がりの良さプラス粘りのある再生音を得ています
B電源整流回路にはフイルム・コンデンサーを使用して、奥行き感と広がり、立ち上がり良い音にしています。

本機は1619のpp動作ですが家庭で聴くアンプとして出力を欲張らず音質本意に設計してあります、従ってpp動作で有りながら出力は4Wになっています。初段は6J5を2本使いSRPP動作で位相反転回路は6SN7を使用しカソード結合型とし初段とは直結しています。出力段は自己バイアスを採用し3結動作で行っています、NFBは軽く6dbとして音の厚みを損なわないように配慮しています。製作も作りやすくするために複雑な位相反転回路など上の写真の様に板ラグを使い配線をし易くしているので経験の浅い人でも容易く製作することが出来るようにしています。此のアンプは近々発売の松並アンプ単行本にも掲載しますので参考にして下さい。

本機によるヒアリング

本機は6dbの不帰還を掛けていますが直熱管使用、しかも3極接続のため寧ろ無期還の方が聞き易く良いように思いました。ダイヤトーンP-610での聞き込みではローコストの球とは思えない透明で聞き疲れしない音が得られました。1619はIpの調整で低域の質感が可成り変わります、使用のスピーカーに合った音質にするにはバイアスをコントロールしてIpを決めると良いでしょう。

本機は1992年9月号に掲載されています。
NF&CR搭載EQ付きプリアンプ

本機は1988年6月号MJ誌掲載のアンプです

EQ回路はWE-310A使用しCR型とNF型の2種を搭載した大型のプリアンプ

本機の特徴                                     大型のVUメーターを装備し、電源部もL.R完全独立2電源を装備し、クロストークの改善を図っています、その他に本機の特徴は、何と言ってもEQ回路をCR型とNF型を搭載している事です、EQ段はST管WE-310Aを使用しています、初段は310Aを5極増幅し、EQ回路を経て次段は310Aを3極接続してフラットアンプに送り込んでいます、NF回路も同様ですが、次段の出力から初段にEQ回路を経て不帰環を掛けています、フラットアンプはGT管6SN7の2段構成でライン出力トランス(NP-8)に接続して、2次側600Ωで送り出しています、フラットアンプは12dbの不帰環を掛けて周波数特性を改善してCDにも対応しています、フラットアンプの入力は5系統設け、此等は高級ロータリーSWを使用して音質の改善を図っています、B電源部は製流管をWE-274A/5Z3を使用、平滑回路にはニチコン・ゴールドを使っています。

本機に依るヒアリング                                本機は何と言ってもLP再生の楽しみ方です、同じソフトをCR型とNF型をSW切り替えて聴ける事です、同じRIAAカーブで有っても、音質が微妙に異なる処が不思議です、どちらが良いかは、個人の好みが有りますから何とも言えませんが、此も一つのオーディオの楽しみ方だと思います、フラットアンプの特性が良いので、現在のCD再生でも何の不満も有りません。


 WE-339AUL型シングルステレオアンプ   

300BsをWE-339Aに改造

左が音量調整用VRを備えて初段6J5とドライブ段は6AH4を使いチョークプレートでWE-339Aをドライブしています。プレート・チョークコイルはタンゴTC-160-18Wを使っています。
手前音量VR・・6J5・・6AH4・・TC-160-18W 1996年12月号300Bを改造

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

フイラメント整流回路は基板を利用・ハムバランサー・GF回路・電流計などを一体化して最短配線を実現しています。バイアス抵抗は880Ωを採用しています。
      本機の特徴は300B&339Aのフイラメント電圧5Vを両派整流していることです、上の写真のように基盤、左放熱器に取り付けた3端子整流器が其れです。此によってレギレーションの良いフイラメント点火を行っています。また、基盤には4700uF.25Vコンデンサー2個とL型アルミアングルを付けてバイアス用の880Ω・50Wの抵抗や100Ω2Wの巻き線ハムバランサーや100uF.150Vのバイパスコンデンサー及び出力管プレート電流監視用DC-A計回路、其れにGF回路用1uF.、20KΩなどを一つの基盤に纏めて最短距離の配線になる様に工夫されています、

    

更に本機のもう一つの特徴としては整流回路です。製流管5U4Gを2本使っている事です。フイラメント点火をAC&DC点火をSWで切り替えて音質の違いを聞く事が出来ます。上、写真の手前銘板の裏側に見えるUSソケット2枚が其の回路です

初段6J5とドライバー段6AH4回路白いコンデンサーの前チョークコイル、此のコイルが6AH4のプレートに繋がっている。

WE-339Aは300Bと同じフイラメント5V.1・2A其処でUXソケットからUY(5本足)に交換するだけでWE-339Aを点火させることが出来ます。又、339Aのスクリーングリッド電圧は470Vと高いため3結動作またはUL動作として使うことが出来大きい出力を取り出す事が出来ます。3結又はUL接続ではIg2のを規定の値に抑えるために200Ωの抵抗をシリーズに入れること、チョークコイルは160H有りますのでカップリングコンデンサーは本機では0・68uF.600VのMIT CAPコンデンサーを使用しています。更に本機のもう一つの特徴としては出力管フイラメント電圧5Vを両派整流していることです。整流器は3端子型ショットキダイオードCTB-23を使って両派整流を行っています。

☆本機でのヒアリング☆

何と言っても力感のある音です。此はドライバー段に6AH4を使用した事と出力管をチョークプレートでドライブしている結果です。本来はグリッドチョーク回路の方が直熱管の為には良いのでしょうが此の様な力感は得られません。高域は綺麗で300Bの場合は更に繊細さが有りましたが339Aはプラス切れ、立ち上がりが良くこの辺は送信管の持つ音色の様です。以前は3結動作で2回程紹介していますが今回のようにUL動作は此のホームページが初めての紹介と成ります。2月の三鷹でのヒアリング会ではフイルムコンデンサー使用B電源でしたのでやや固い音の様でしたが此の様な送信管の場合は電解コンデンサーの方が粘りと力感と厚みが加わるようです。WE-300Bの場合はどちらかと言えば音が中低域よりのためフイルムコンデンサーに合いますが、339Aではかえってマイナスに成るようですが使うスピーカーやロックやフュージョンなど聞く人にはかえってシャキットして良いかもしれません、「適材適所」要は使い分けの問題の様す。5U4GのAC点火とDC点火の違いですがAC点火はやや、中高域よりですがDC点火にしますと逆にやや、低域寄りに成ります。この辺は掛ける音楽ソースに寄って好みに分かれる所です。今回初めて339AをUL動作で行ってみましたが予想以上で有ったことをご報告しておきます。


製作し易さを狙った300Bシングルステレオアンプ

単管ドライブに依るシンプル設計のアンプ トランスドライブの為簡素化された

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

本機はMJ誌1997年7月号に発表されています。              此のアンプは最もシンプル化した300Bシングルに依るステレオパワーアンプです。初段はハイμ、低rpのWE-437A単3極管マグノーバル管を採用し、1:1.5のタンゴのドライバートランスを採用、300B管ドライブに必要な60〜70Vと高いスイング電圧を巧みな設計で1段の電圧増幅管のみで入力1V以下と言う300Bを実現しました此の記事ではドライバートランスの使いこなし方をも合わせて紹介しています。本機の特性は残留ノイズは0・9mV.入力感度は0・9Vでノンクリップ8・4W得られます周波数特性は20Hz〜20KHzは-1dbと優れた特性となっています。歪み特性は最大出力8・5Wでは97年製の300Bでは1・1%好結果で87年製の場合は3・8%と大きく違いが出ています。通常聞く1〜2Wは0・2%と良い結果が得られました。    

本機に依るヒアリング                             本機はコンデンサー類もポリプロピレンフイルムコンデンサーを採用した効果が出て音の広がりと立ち上がりの良さは文句なしです。「此がトランスドライブの音?」と聞く人は驚かれていました。中域の厚みもプラスされて現在風のアンプの製作が可能となりました。


オールGT管を使用したEQ付きプリアンプ

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

本機はLPイコライダー回路内蔵でその他CD.DVD.TP.TV等の入力切り替えSW付きで尚且つ録音端子付き万能タイプで必要に応じてトンコントロール回路も付加することも出来ます。EQ回路は製作しやすいCR型を採用しています。出力は600Ω送り出しとなっています。
8球CR型EQ付きトンコントロール付きプリ MJ誌1993年10号発表です。
 出力は600Ωの送り出しになっています                 

EQ段はメタル管を使用してシールド効果を高めています。電源にはチョークトランスを2個使用してリップルに対処しています。

上捨身左はEQ回路、板ラグを使っている 上捨身右は電源回路の部分です

イコライダー回路は製作し易いようにラグ板にCR類を並べていますので記事に掲載されているラグ板実体図を見ながら配線を楽にすることが出来ます。使用しているバルブは入手し易い球6SJ7.6J5をメタル管、フラットアンプには6SN7、製流管はGZ-32(5Y3)使用しています。

ステレオの昇圧トランスを内蔵

本機は1993年10月号で紹介しています。

本機によるヒアリング

EQ段初段が5極管を使用したため3極管と違って力強く中域の厚みが何と言っても本機の特徴です。又、フラットアンプは12dbのNFB(不帰環)を掛けていますのでワイドな周波数特性となっていますので、CD再生に対しても、十分に対応することが出来る様になっています。


E34Lppステレオアンプ

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

E34Lppステレオアンプです
シャーシは台湾製を使用しています
E-34-LppステレオアンプMJ誌98年9月号掲載

此のアンプに使用した出力管は従来のEL-34とは違いテスラヴァックが開発したE34LSです。違いはカソードを大きくしてMAXのEpは800V、同じくMAXのEg2は500Vと高く、従って大きな出力を得ることが出来ます。本機では固定バイアスを採用し出力段は従来と同じUL接続を採用してスクリーングリッド電圧も460Vを掛けていますが従来のEL-34のスクリーングリッドの最大は470Vですから差し替えは可能です。前段の構成は位相反転回路はカソード結合型(ムラードタイプ)を採用し12AU7を使用、初段はWE-404Aを使い、切れと立ち上がりの良い音を求めて設計しています。オーバーオールるのNFBは15dbと12dbの切り替えにDFを変え使用スピーカー等に好みの音質に選択出来るように成っています。最大出力はNFB、15dbで入力感度は1・1Vで60W、NFB12dbでは0・8Vで60W得ることが出来ますので、現在売られている各種のスピーカーに対応出来ます。詳しくは1998年9月号のMJ誌をご覧下さい。

本機の音質

60Wハイパワーのお陰でゆとりのある音が得られ、更に初段をWE-404Aを使用した為に、切れの良い音とハイの伸びた立ち上がりの良さが何と言っても魅力です。

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売


JBL用にLCR型EQ付き50モノーラルアンプ

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

RCA-250シングルLCR-EQ付きモノラル専用アンプです。 自作JBL モノラル専用の再生スピーカーですD130+075使用

★本機の回路構成★

此のアンプはLPモノラル再生専用に製作した250シングルプリメインアンプです。初段はWE-310Aを5極増幅し次段はWE-310Aを3結動作させて内部抵抗を下げて一次30Kと2次600Ωにステップダゥンさせてタンゴの600Ω定インピータンスにマッチングさせています。EQトランスはLCR型を使用しました。更に600Ω:50kのトランスでメインアンプに送り込んでいます。メイン回路は6SN7を使いタムラのドライバートランスA-351を使いパワー管250をドライブしています。A-351を使った理由は後にPP回路にも使用出来るからです。カップリングコンデンサーはモノラル再生が目的なのでスプラグのオイルコンを使っています。

★本機に使用の自作スピーカー★

此の大きさに決めた事とバックロードにした理由はメインシステムのアルテックとの間が十分無かったことです。本来はパフレフにしたかったのですが結局バックロードフォーンと成りました。使用のスピーカーユニットはJBL-D-130とJBL-075の2ウェイで6dbのネットワークで駆動させています。再生音は希望として乾いたジャズが聴きたかったのでアンプ・スピーカーともにその様な音づくりを目出しましたが何とか希望に成ったと思っています。

注意 記事に載っていますスピーカーエンクロージャですがプリントのミスで一部間違

   った寸法に成っていますので自作される方はご一報下さい。

本機は1992年10月号に掲載されています。


大型パーマロイ出力トランス付き300Bppアンプ

大型パーマロイコアーOPT使用300Bpp ムラード型位相反転採用のCR結合結合

本機回路構成

本機の特徴は何と言っても大型のパーマロイコアー材を使った出力トランスを使用した事でしょう。整流回路は本機ではシリコンダイオードによる整流です。従って平滑回路には大容量のブロックケミコンが使われています。300Bの出力回路はプッシュぷ回路の為に300BのフイラメントはAC点火と成っています。此はシングルの時はDC点火が必要ですがプッシュプル回路は打ち消し作用によりAC点火でもノイズは1mV以下に押さえる事が出来るからです。プッシュプル回路に必要な位相反転回路は本機の製作記事には3種の回路を紹介していますので製作される方の好みの回路を選ぶ事が出来ます。また使用した真空管はMT管12AU7や6FQ7等を使ってみました。その他に入力ピンジャックは全面と背面と使い分けが出来るようにしています。出力はクリップ前の最大出力21Wが得られました。F特も10Hz〜25KHzは-1db内に入っています。又、普段家庭で聴くときの出力時では0・3%と良好です。入力感度は0・5V(1KHz)最大出力が得られます

本機によるヒアリング

3種の回路共に高域の伸びと澄み切った透明感でしょう。此はパーマロイコアーの出力トランスを使った結果が現れています。また、此の出力トランスの巻き方の影響でプッシュプルで有りながらシングルに近い音質が得られたことも収穫でした。

本機の記事はMJ誌1998年3月号に掲載されています。


    DA-100&DET-25モノーラルアンプ 

DDA-100&DET-25モノラルシングル

左から845 DA-100 DET-25

DA-100&DET-25シングルモノパワーアンプ

此のアンプは高圧製流管1616とダイオードによる整流回路を併せ持っています。更に出力回路は固定バイアスを採用しバイアス切り替えSWを使用してバイアスの深い845やDA-100やバイアスの浅いDET25や211を聞くことが出来るように設計されています。勿論DA-100とDET-25はソケットがバナナピンですから211や845専用に使いたいときはUVソケットに取り替える必要が有ります。出力は20〜25W取れますので豊かな音と粘りのある力強いサウンドを楽しむ事が出来ます。ドライバートランスはコアーボリュムの大きいタムラトランスを採用し、出力トランスもサン・オーディオオリジナル9KΩ50Wの大型トランスを使用、オールタムラトランスを使用しています。

此のアンプはMJ誌1990年7月号発表です。

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売


作りやすくラグ板に纏めたCR型EQアンプ

WE-404A使用CR型EQアンプ

WE-404Aシャープで切れの良い音

此のEQアンプは作りやすいCR型を採用し実体図付きです。

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

EQ回路は初段はWE-404Aの5極管を使い2段目は404Aを3結で行いEQ回路は作りやすいCR型を採用しています。コンパクト設計で製作しています。又回路は実体配線図付きに成っていますので経験の浅い人でも製作が可能です。音質はどちらかと云えば高域の澄み切った伸びが特徴でWEの長所を最大限生かしたアンプとなっています。

製作記事は1990年1月号MJ誌掲載されています。


パートリッチ出力トランス付き300Bアンプ

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

STC-4300Bシングルステレオアンプ

6SJ7と6J5によるカソードフロアー

出力トランスはパートリッチを採用し落ち着いた雰囲気にまとめました。

シャーシーの周りはチーク材を使用し天板は銅メッキした落ち着いた雰囲気に作り上げています。出力トランスはイギリスのパートリッチトランスTK-3410を使いSTC生産4300Bを生かすように組み上げてみました。どちらかと云えばクラッシック向きの音作りになっていますのでタンノイ等のSPにベストマッチするようです。

此の製作記事は1994年10月MJ誌に掲載されています


WE-350App&VT-52ppアンプ

WE-350Appと807や4Y-25Nppです

WEVT-52ppと1619ppモノパワー

左のWE-350Appは1989年7月号、右はVT-52ppは1989年11月号

横長のシャーシーはルックスも良く発表当時多くの方から人気が有り当時流行になった話材のシャーシーでした。回路はWEのヒーター電圧10Vを採用し初段WE-310Aにドライバー段はWE-336Aのパワー管を3結で大型のカットコアードライバートランスを使い位相反転を行っています。電源トランスはPC-3004を使用ヒーターとB電圧の変更でWE-350AppやWE-VT-52ppを作り替えるアンプです。此のシャーシーに依る色々なアンプを紹介しています。300BppやUY-807pp.WE-339App、WE-306Appなど多くのアンプの製作記事を紹介しています。音質は初段管とドライバー管に10Vヒーターの影響とST管使用の為、力のあるスケール感と中域の厚み有る音が得られました。

何れもMJ誌にて紹介されています。


VT-4C&845切り替え式モノーラルアンプ

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

VT-4Cと845をバイアス切り替えです

一台で2種の出力管が楽しめるアンプ

整流回路はシリコンダイオードと水銀製流管866を使用タムラトランス採用

最初に紹介したDET-25を同じバナナチップ・ソケットの為にDA-100の使用を合わせて紹介しています。又、UVソケットに替える事で211と845を聞くことが出来るアンプにもなっています。無論固定バイアスを採用しバイアスは全面のランプ付き押しボタンでDET25(211)とDA-100(845)のバイアス電圧を切り替えて動作させています。音質はDA-100は深みのある聞き易い音質は弦楽器を得意とする球で、DET-25は逆に切れの良い立ち上がりはジャズを得意とするようです。何れも出力に余裕を持った豊なサウンドを聴かせてくれます。

此のアンプは1988年11月MJ誌に掲載されています


WE-429A(ビーム)ppアンプ

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

WE球ビーム管WE-429Appミニアンプ

出力4・5Wながら音質は素晴らしい!!

★ヒーター20Vのマグノーバル・ビーム管、音質は天下一品★

ローコストアンプながらWEトーンの楽しめるミニステレオアンプです。

WE-429Aはヒーター20Vのビーム管で、本機は429Aを5本使用し5本直列配線しAC100Vに繋ぎ点火しています。又、本機に使用の電源トランスは20V端子が2回路有るので4本20Vで点火させ、他の20Vは固定バイアス用電源に使うことができる設計になっています。WE-429Aはバイアスが浅いため(約-15V)サブミニチュア管WE-396Aを一段でドライブすることが出来ます。出力はノンクリップで4・5〜5W得ることが出来ます。音質は傍熱管とは思えない透明且つ滑らかなWEサウンドを楽しむ事が出来ます

此の作品は固定バイアス式1995年MJ誌6月号に掲載


大人気!!EF-37ドライブ300Bsアンプ

本機は一番多くの人が自作されました。

詳しくは松並希活著書「直熱&傍熱管アンプ製作」参照、7月末発売

AC入力はIECソケットを使用しています。
WE-91型をモデルにしたEF-37ドライブ300Bs ステレオアンプ

此のアンプはWE91型モデルのアンプですが91型はWE-310Aを使用していますが310Aの品薄とコスト高の為本機は比較的人気のないヨーロッパ製5極管EF-37を採用し、シャーシーはブラウンメタリック松並カラーでタムラトランスとEF-37のカラフルな赤バルブとのコントラストを狙った美しいアンプに仕上げました。発表後読者から良い評価を受け、多くの人が此のアンプを製作されました。音質は余り癖を持たせずに色々な音楽ソースに対応出来るアンプ設計と部品を選び300Bの持つ繊細さを大事に生かした300Bシングルステレオアンプです。無論91型に有るGF回路(命名)も備えていますので低域の力感が見事に再生されています。

此のアンプはMJ誌1999年1月号掲載

EF-37ドライブ300B回路図


CR型EQ付き7581/6L6Gppアンプ

7581ppプリ・メインアンプ出力30W

売り物では無くアマチュアが何処までメーカー製のアンプデザインに挑戦出来るかを狙った豪華なアンプに仕上げました。ウッドケース付きと大型のVUメーターをを取り付け私の好きなビーム管7581を使いUL接続のPPアンプで30W出力を持ったCR型EQ回路付きのプリメインアンプです。出力トランスは当時発売していたエナジーの製品です。 回路構成は6J5.6SN7によるマラード型位相反転を採用しオーバーオールのNFBは8dbと軽く掛けて真空管の長所を生かしています。EQ段はMT管を使いCR型のイコライダーとし、47KΩ入力としています。その他にバランス、入力セレクト、VUメーター感度切り替え等多機能に対処しています。

本機のヒアリング

しっかりとした音と低域の重圧は此のアンプの持ち味で私なりに評価しています。不帰環量を8dbと軽く掛けていますので中域の充実した音質が得られています。

此の記事は1996年10号MJ誌で発表しています。

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