■粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)について
毛穴などがつまったり、表皮の成分が皮膚の下に入り込んだりしてできる腫瘍です。袋の中にアカや皮脂などがたまり、だんだん大きくなります。中身だけを出しても、袋の内側は皮膚の表面と同じですから、またアカや皮脂などがたまり大きくなります。治療法としては、袋を摘出することです。但し、バイキンが入って、化膿している時は、袋の境目もドロドロになっています。 このような時は切開して膿を出します。そして炎症がなくなった時点で袋を摘出する手術を行います。 手術は、袋の周りに局所麻酔を注射して取り出します。そしてていねいに縫合して終了です。 時間的には20〜30分ぐらいです。通常ですと翌日の診察で問題なければ、翌日からキズがシャワーに濡らしても良いことにしています。 抜糸は指や関節部以外は1週間後、指や関節部は10〜14日後です。 傷跡についてですが、メスを入れる以上キズにはなります。その傷を目立たなく行うのが形成外科の仕事です。初めキズは赤味があり硬いです。それが白く柔らかくなるのは3〜12ヶ月かかります。例えばニキビをつぶしたキズでも2ヶ月ぐらいは赤味がありますのでこのくらいかかると思って頂ければ結構です。