【 コース管理棟通信 5月 】

  今年もクスノキは見事に新緑を見せてくれています。

  ツツジも満開になりました。
 
  季節は春先の遅れを取り戻し、フェアウェィも緑濃くなってきました。

  先月はAグリーンのエアレーションを終え、フェアウェイ、ラフの施肥も行いました。

  今月はティのエアレーション、施肥とフェアウェイ、ラフの排水工事を行う予定です。

  今回の排水工事はパワートレンチャーという機械を使います。幅5センチ、深さ30センチの
  溝を芝地に掘っていきます。 そして掘った土を取り除き、ボラ土を埋めていきます。
  仕上がりは5センチ幅の明渠になります。 

  芝が伸び、溝が芝で覆われるまで修理地になりますが、その分排水効果は高いと思われます。

  (2012.5.1)



 【 コース管理棟通信 4月 】

  桜とハクモクレンも咲きました。やはり去年よりやや遅い開花になりましたが、FWの芝の色は去年より青いようです。

  さて、先月下旬からBグリーンにエアレーションをしています。
  パブリック選手権予選が終わるまではAグリーンの使用になります。

  因みに当グリーンは2面ともベントグリーンですが、AとBで品種が違います。
  Aはペンクロス、Bはクレンショーとサウスショアの混合です。
  特徴としてAグリーンの方が横への生育が早いのですが、夏の暑さに弱い性質があります。
  一方Bグリーンは夏には強いのですが、病害に弱い性質があります。
 
  Aグリーンのエアレーションはパブリック選手権予選が終わってから作業に入ります。


  (2012.4.1)


 【 コース管理棟通信 3月 】

  今年は寒い日が続いていましたが、梅の花がやっと咲き始めました。

  先月は雨や雪が降りつづき、そのため予定していたフェアウェイのバーチカットは行えませんでした。

  一方、中コース4番のグリーン奥の改造工事に着手しました。グリーンの出入り口ですが、傾斜がきつく、
  雨でぬかるむと歩行に危険でした。勾配を緩やかにするような工事をしております。

  今月は先月予定のフェアウェイのバーチカットを行う予定です。大型機械で頻繁に作業するため、
  良い天気が続かないと芝を傷めます。晴天が続くよう祈る毎日です。

  (2012.3.1)



 【 コース管理棟通信 2月 】

  真冬になりました。

  雪も降り、寒い日が続いています。芝の色もすっかり落ちました。

  さて、今月はフェアウェイのバーチカットという作業を行う予定です。

  直訳すると深く切るということですが、実際は芝の茎を掻き上げる感じの作業です。
  芝生の表面から1〜3センチの深さを数十枚の円盤状のカッターを高速でまわしていきます。

  芝の中には未分解の枯れた葉や茎が層をなしています。それを除去するのがこの作業の目的です。
  FWの排水の向上や病害の防除に効果が期待出来ます。

  (2012.2.1)



 【 コース管理棟通信 1月 】

  やっと冬らしい寒さになってきました。
  芝の色も落ちてきて、グリーンのベントグラスと常緑樹だけが緑を保っています。

  しかし今年は11月から暖かい日が続き、落葉樹も枯葉を落とし切っていません。
  右写真の大きい落葉樹はメタセコイアです。

  針葉樹の中では数少ない落葉樹ですが、生きた化石と言われ、古生代には北半球に広く分布していたようです。
  よく見るといかにも古の樹と思われる樹形をしています。

  ところでこの樹、なぜかゴルフ場ではよく植えられています。
  それはその特徴である成長速度のすばらしく速いことがその理由でしょう。
  右写真のメタセコイアは十数年でこの大きさになりました。とても便利です。

  (2012.1.1)



 【 コース管理棟通信 12月 】

  サザンカも咲き、少ないながらモミジの紅葉も楽しめるようになりました。

  FW、ラフの日本芝もようやく色落ちが始まりました。

  そして芝は徐々に活動を停止し、葉は枯れて冬の間休眠に入ります。

  先月は温かい日が続き、今年の冬はやや遅れ気味のようです。

  さて、今月も引き続きFWのディポット跡の目砂とバンカーのランナーカットが主な作業になります。

  ランナーとは芝が横に茎を伸ばすその茎のことです。
  ランナーカットとはその余分に伸びた茎を切る作業です。
  ランナーは地上部に見えているものと、地下にもぐっているものとがあり、専用の機械で双方とも切っていきます。
  この作業を怠ると、芝が徐々に伸びてバンカーの面積が小さくなり、さらにバンカーと芝地の区別がつきにくくなります。
  そうなると、ルール上でも問題になります。ハザードとスルーザグリーンではルールが大きく異なるからです。
  しかし、この作業の一番はバンカーの際がはっきりして見栄えがよくなるところでしょう。

  (2011.12.1)



 【 コース管理棟通信 11月 】

  秋終盤、猪出没の季節になりました。

  少なくなったとはいえ、相変わらず出没しています。
  近辺の畑には猿も出ているそうです。
  今年の秋は山のなりものが少なくないようなのですが、猪はどうしてもミミズが食べたいようです。

  コースの作業はグリーンのエアレーション、グリーン、ティ、FW、ラフの施肥も終わり、バンカーのエッジカット、
  FWのディボット跡目砂が主な作業となります。

  因みにディボットとは削り取られた芝のことをいいます。
  削り取られた跡はディボット跡です。

  マナーとしてディボットをディボット跡に戻す方がいますが、FWが日本芝つまりコウライシバやノシバの場合、かえって
  元に戻さないほうが良いようです。

  日本芝には地下茎が多く、ディボット跡には砂や土を入れたほうが回復が早くなります。

  ただしFWが西洋シバの場合、自分が作ったディボットは戻さないとマナー違反になります。


  (2011.11.1)



 【 コース管理棟通信 10月 】

  厳しい夏もやっと終わりです。

  桜の落葉がはじまり、百日紅も元気がありません。

  そして、西コースbQの金木犀は強い香りを振り撒き始めました。

  コースの作業はFW、ティの芝張り工事が終わりました。

  これからBグリーンのエアレーションを行ないます。

  今回のエアレーションは“十字タイン”なるものを使用します。

  グリーンに十字状の穴を開けますが、このタインの特徴はグリーン面
  につく傷が小さいことです。

  目砂を散布後にはすぐ使用出来るようになります。

  Bグリーンの作業が終わり次第Aグリーンも行なう予定です。


  (2011.10.1)



 【 コース管理棟通信 9月 】

  まだまだ暑い夏が続いています。

  コースにはもう少し雨の欲しいところです。

  さて、4月に行なえなかったFWの排水工事、芝補修工事を始めました。
  中コースbQ,3,5,6を補修しています。

  また、今年から各ホールにありました“洋芝ティ”をなくし、全て“日本芝のティ”にすることになりました。

  各ホール芝の張替工事をおこなっています。

  各工事はプレーの邪魔にならぬようにおこないますので、よろしくお願いいたします。

  (2011.9.1)



 【 コース管理棟通信 8月 】

  アベリアとキョウチクトウ、いずれもゴルフ場では定番の花木です。

  病害虫に強く、手が掛かりません。
  夏の暑さも関係ないかのように咲いています。

  一方芝のほうは日照りで土壌が乾燥し、葉色が変わってきました。

  芝は土壌が乾燥すると、先ず黒っぽくなり、やがて枯れ始めます。
  しかし、FWやラフのノシバ、コウライシバは芝の中でも乾燥に強い種類です。
  土壌にもよりますが、真夏の一ヶ月間雨がなくても枯死しないといわれています。

  とはいえ、やはり芝は薄くなり状態は悪くなります。
  できる限り散水はしなければなりません。

  今月は散水が中心の作業になります。


  (2011.8.1)



 【 コース管理棟通信 7月 】


  夏が近づき花も少なくなりました。

  レストラン前にひっそりクチナシが咲いています。

  また、コースに雑草があってはいけませんが唯一許されるとすれば、この花でしょう。
  日本産ランの一種ネジバナです。

  小さく可憐な花ですが、近づいてよくみるとしっかり派手なランの花の形をしています。
  人気者ですが、持ち帰り栽培してもうまくいかないようです。

  さて、コース作業はエアレーションが遅れていますが、いよいよ梅雨明けも近くなってきました。
  芝の伸長も最盛期にはいり、刈込みを中心に作業をしています。

  今年は気温が高く芝の伸びが早いようです。
  プレーに影響が出ないよう、刈込みに尽力いたします。


  (2011.7.1)



 【 コース管理棟通信 6月 】


  ツツジが終わりサツキが咲いています。

  梅雨の季節到来です。

  あまり心地よい季節ではありませんね。

  植物にとっても、種類によっては厄介な季節といえるでしょう。

  ゴルフ場の芝であるノシバ、コウライシバは基本的に排水の良い土壌を好みます。

  この時期病気の発生も多くなります。
  かといってこの梅雨がないと暑く乾燥が続く夏を乗り切るのは大変です。

  管理の側からみると、程よい雨量と日照があれば良いと思うのですが、そんな梅雨はまずありません。
  空梅雨のときは水を撒き、雨が続くのを見越して、排水を良くすることを考えます。
  芝地に穴を開けるエアレーションは排水を良くするには効果的です。

  先月予定していたAグリーン、FW、ティのエアレーションを本格的な梅雨の前には行なう予定です。

  (2011.6.1)


 


 【 コース管理棟通信 5月 】


  風薫る5月、ツツジ、八重桜も咲きました。

  一方、当コースの主な樹木であるクスノキは落葉の盛りです。
  クスノキは常緑樹といえ葉の寿命は1年くらいで、4月から5月初旬に一斉に、
  まるで落葉樹のように葉を落とします。

  落葉清掃は大変ですが、葉が全部入れ替わるので新緑がとても綺麗です。

  さて先月始めた排水工事、芝補修工事が一段落しました。

  芝も徐々に伸び始め、刈り込みのシーズンに入ってきました。

  フェアウェイ、ラフ、ティの施肥も終了しましたので一層の生育を期待してます。
  今月は中旬以降にAグリーンと ティのエアレーション、フェアウェイのスライシングを予定しています。

  (2011.5.1)




 【 コース管理棟通信 4月 】


  ようやく桜、ハクモクレンも咲き、芝も青くなってきました。季節は少々遅れているようです。
  3月に行なう予定のFWの排水工事が延期になり4月初旬から実施します。

  一方4月に予定していましたBグリーンのエアレーションを3月中に終わらせました。
  エアレーションとは字のごとく空気を地中に入れる作業のことです。
  機械で穴を開けるのですが、様々な方法があります。

  今回は比較的深い穴を開けましたので、グリーンが柔らかくなりますが、芝の根にはとてもよい状況になります。
  もちろん排水も格段によくなります。
  Aグリーンは5月パブリック選手権が終わり次第エアレーションをする予定です。

  (2011.4.1)



 【 コース管理棟通信 3月 】


  桜咲く3月、今年の開花は22日頃とのことです。

  当コースには進入路にソメイヨシノ、西1Hにシダレザクラ等がありますが、今はまだ時期ではないので今回は梅です。
  どのホールかわかりますか。

  ところで、芝も毎年花を咲かせます。FWやラフのコウライシバやノシバは4月下旬頃、 シバが黒っぽく見えるようになります。
  よく見ると、花芽が出来ているのが解ります。

  FWが黒く見えるほどの量の種が生産されますが、そのまま芝地に落ちてもほとんど発芽しません。

  しかし種の表面に傷をつけ、酸で処理すると発芽率がよくなります。

  つまり草食動物の体を通って排泄されたものが芽を出すようになっているのです。
  ということで、日本芝は鹿などとともに進化してきたと思われます。

  さて、今月の主な作業ですが、FWを中心に工事、芝の張替え工事を行ないます。
  コースに修理地が多くなり、ご迷惑が掛かりますが、よろしくお願いいたします。

  (2011.3.1)



 



 【 コース管理棟通信 2月 】


  この度、平成23年1月1日より私ども、東武緑地株式会社がセントレジャーゴルフクラブ鞍手のコースを管理する
  ようになりました。
 
  弊社は現在、北は北海道から南はここ福岡まで35コースのコース管理を行なっております。

  なかではプロのトーナメント開催コースの管理実績もあります。
  ここセントレジャーゴルフクラブ鞍手もトーナメント開催の意気込みで管理にあたりたいと思います。 

  さて、この場ではコース管理棟よりコースの様々な情報を月ごとに更新、掲載させていきたいと考えています。

  ちなみに今月のコース管理作業予定ですが、猪の被害箇所の修復、目砂作業を主に行ないます。   
  プレーの支障のないよう十分注意して作業に当たりますので、よろしくお願いいたします。
  写真は猪被害修復現場です。昨年10月にゴルフ場外周に柵を設置してからは猪の進入を最小限に抑えています。

  (2011.2.10)
 


 


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