●XF86Configのセカンドマウス設定
Plamo3.0で、xf86configコマンドを使い設定すると通常はPS2マウスを選択するためUSBマウスの設定はされません。そこでPS2マウスの設定を生かしたままUSBマウスを追加設定する方法を以下に説明します。
xf86configコマンドを実行するとXF86Configという名前の設定ファイルが生成されます。このファイル中にはX-Winodwシステムのハードウエアに関する設定が記述されています。
Plamo3.0ではXF86ConfigのVer4.20と言うバージョンが採用されておりVer3.xx系とは記述が少し違いますが、今回はVer4.2でのXF86Configでの設定を説明します。
XF86Configをエディタで開き"Mouse1"と書かれた部分を検索すると
Section "InputDevice"
と言う入力デバイスの定義に関するセクションの中に”Mouse1”というIDをもつ部分が見つかります。この記述は、メインマウスに関する記述ですのでそこから少し下の部分に移動すると”Mouse2”と記述された部分があり下記のようになっているはずです。
# Section "InputDevice"
# Identifier "Mouse2"
# Driver "mouse"
# Option "Protocol" "PS/2"
# Option "Device" "/dev/mouse2"
# Option "Emulate3Buttons"
# EndSection
そこで、先頭の’# ’を消去し"/dev/mouse2"の記述を"/dev/usb/usbmouse0"に変更します。次に"ServerLayout"と記述されているセクションを検索するとファイルの最後のほうに
InputDevice "Mouse1" "CorePointer"
InputDevice "Keyboard1" "CoreKeyboard"
という部分が見つかりますのでMouse1の記述の下に
InputDevice "Mouse2" "AlwaysCore"
と言う記述を加えてXサーバーを起動すればPS2マウスとUSBマウスを同時に使う事が出来ます。
−−−−−−−番外編仮想画面設定
XF86ConfigのScreenセクションをいじるとV-RAMに余裕がある場合、仮想画面(マウスを動かすとはみ出した画面がスクロール表示される)を使う事が出来ます。
その方法は下記の通りです。
Screenセクションの中には”Display”サブセクションいくつか書かれており下記のようになっています。
Section "Screen"
Identifier "Screen 1"
Device "Generic VESA"
Monitor "FivaVGA"
DefaultDepth 16
Subsection "Display"
Depth 8
Modes "800x600" "1024x768" "1280x1024"
ViewPort 0 0
EndSubsection
Subsection "Display"
Depth 16
Modes "800x600"
ViewPort 0 0
EndSubsection
Subsection "Display"
Depth 24
Modes "640x480" "800x600"
ViewPort 0 0
EndSubsection
EndSection
この内容は普通にXサーバーが起動されるとDefaultDepth 16という記述からDepth 16と掛かれた記述が選ばれそのディスプレイの大きさは"800x600"という指定になっています。そこでDepth 16のディスプレイサブセクションにVirtualという記述を下記のように加えます。
Subsection "Display"
Depth 16
Modes "800x600"
ViewPort 0 0
Virtual 1024 768
EndSubsection
これでXサーバーを起動するとV-RAMが足りていれば仮想画面が使えます。
