| 小品盆栽双紙 双紙メモ bR2 |
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| 今の時期、泰山木の花が咲き始めますと堀口大学の「泰山木」の詩を思い出します。 小さな庭に不似合いな…… 著作権の関係で割愛させていただきます。いちど読んでみてください。代わりと言っては失礼ですが大好きな立原道造のこれからの季節の詩を載せました。 |
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| 第3回 『頭と尻の問題」 |
| 一個の果実の中で、どの部分がおいしいのか? 一個の果実のなかには、甘い部分とそうでない部分がありますが、そのことが判ったからと言って、別に得になる事はないのですが、知っ ているとなんとなく得をした気分になります。 下図はリンゴの縦断面です。皆さんは、テーブルに果物を置く時、果梗側を上にして置かれるのではないでしょうか、果実とテーブルが接し ている萼(ガク)のある方を、お尻だと思っているのではないでしょうか。 こだわる訳ではないのですが、萼がある方が頭なのです。一般的に果頂部と呼んでいます。そしてその凹みを萼窪(ガクワ)と称しています。 その反対側は、果梗部及び梗窪と呼んでいます。どうして頭とお尻が逆になるのか、特別な根拠はありませんが、果物の花は、中には垂 れ下がって咲く花もありますが、多くは花弁や萼を上向きにして咲きます。そして果実が生長するの従って重さを増して、萼の方を下に向け てぶら下がって生るのです。 花の時の上下を基準にして、果頂部と果低部、アタマとオシリを決めたのでしょう。リンゴ、ナシ、カキ、カンキツ類をはじめ、多くの果物の 場合一般的には、果頂部の方が甘味が強い傾向にあります。どうしてそうなるのか、残念ながら明言できません。 ある人は、果実が果頂部を下にぶらさがっているので糖が下の方貯まるのだと云いますが、疑問です。 それでは、果頂部が上になるように、果実を固定して栽培を続けると、果梗部が甘くなるかという疑問が生じます。それではどうして果頂部 が甘くなるのか、成長速度の違いによるのではないだろうかという気がします。顕著な例がカキで観察されます。 カキに図のように小さい幼果のうちに等間隔に目盛を入れておくと、肥大して収穫期になると目盛は等間隔ではなくなり、ヘタ部の方へ行く 程間隔が広くなります。 これは、果頂部よりも果梗部の方が生長がいつまでも続くからです。収穫期が温暖で、雨の多い年のカキは、果梗部が急に生長して肥大 し、ヘタの跡が果実に残ることすらあります。カキのヘタは、活発に活動する器官で、ヘタに養分を補給して、果実の肥大を促進する試みが あります。しかし果実全体、果頂部の肥大が促進されない限り、実用性は難しそうです。 |
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| 編集後記 5月3日は大宮の盆栽まつりに行く日でしたがあいにくの大雨にあいました、それでも私を含めて5人が集まり大雨の中 見て歩きました。盆栽を見て選んで買うほどの余裕がないくらいの大雨でした。例会の改作の教材になるような木を探しま したが見つかりませんでした。雨の中、傘をさしての盆栽選びはたいへんでした。 2012/5/8 |
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