スイスのブドウ収穫風景
豊かに実ったピノ・ノワール
由緒正しいスイスワイン


■長い歴史を持つ由緒正しいワイン
スイスと聞いて思い浮かぶものといえば、アルプスの美しい風景、チョコレート、時計、そして日本で今も人気の高いハイジではないでしょうか。 もし、その中にワインを含めた方は、相当なスイス通と言えるでしょう。
スイスワインが造られ始めたのは古く、ローマ人がこの地に侵攻してきた紀元前一世紀のローマ時代にまで遡り、それ以来長い歴史と文化の中でワイン造りが受け継がれてきた、スイスワインは古い歴史を持つ由緒正しいワインなのです。
■スイスワインに使われる主なブドウ品種
●シャスラー(白ワイン用)
スイスワイン全生産量の39%がこのブドウから造られており、ヴァレー州の名産品ファンダンは、世界的にも名が知られている。
●リースリングxシルヴァーナー<ミュラー・トゥルガウ>(白ワイン用)
スイス東部トゥルガウ州出身の、ヘルマン・ミュラー博士によって開発されたブドウ品種。 ベルンからスイス東部にかけて多く栽培されており、このブドウから造られるワインは、花のような香りが特徴。
●ピノ・ノワール<ブラオブルグンダー>(赤ワイン用)
シャスラーに次いで多く使われるブドウ品種で、スイスワイン全生産量の28%がピノ・ノワールから造られる。 ヌーシャテル州のロゼワイン「ウィユ・ドゥ・ベルドリ」は、スイスを代表するこのブドウ品種から造られるロゼワイン。
●ガメイ(赤ワイン用)
シャスラー、ピノ・ノワールに次いで生産量が多く、ジュネーブ州、ヴォー州などのスイス西部で多く栽培され、こくのある赤ワインがこのブドウ品種から造られている。
■スイスワインの特徴と愉しみ方
国民一人当たりのワイン消費量は年間44リットル、世界の五本指に入るスイス人は大のワイン好き。 自国で生産されるワインの大半が国内で消費されるので、輸出に回る数量が少ないことから、高い品質にもかかわらずスイスワインの世界市場での知名度は低く、日本では見かけることの少ない希少価値の高いワイン。
土地代、人件費などのコストが高く、また内陸国なので輸送コストも高く付くので、フランス、ドイツなどの近隣諸国のワインと比べてスイスワインは値段が少々高い。 しかし、価格だけ比べるのは野暮なこと、スイスワインには爽やかな美味しさのほかに、こんなすぐれた良さもあるのです。
赤ワインに含まれているポリフェノールが、健康に良いことはすでによく知られていますが。 ポリノフェールの成分はケルセチン、カテキン、エピカテキン、レスベラトールの四つに分けられるそうです。 その中のレスベラトールが一番健康に効果があり、暖かい地域のブドウより、スイスのような涼しく湿気のある地域のブドウに、このレスベラトールがより多く含まれているとのこと。
美味しく希少価値が高いだけではなく、健康にも良いスイスワインにはアルペンチーズとのマリアージュが最高、アルプスの自然が育んだワインとチーズで至福の時に乾杯!





アルプスの恵みスイスワイン