山口県庁へ申し入れ

資料:海底ボーリング漏水

      以下の申し入れ書を持って行きました。対応した県の商工労働部の責任者が、

 「5人の県職員が現地に行きチェックしたが、ボーリング調査の影響は認められない」

と、ろくに調査もしないで、中電のいい分らしき結論のみで応えるのには、祝島島民の会代表

山戸貞夫さんら5団体の代表者はただあきれるのみでした。

以下、申し入れ書と、資料の一部です。

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2006年2月3日

 

山口県知事 二 井 関 成 様

 

原発に反対する 上関町 民の会

代表 平 岡 隆 嗣

代表 岩 木 基 展

代表 村 田 喜代子

 

原発いらん!山口ネットワーク

代表 武 重 登美子

 

上関原発を建てさせない祝島島民の会

代表 山 戸 貞 夫

 

長島の自然を守る会

代表 高 島 美登里

 

原水爆禁止山口県民会議

議長 中 嶋 光 雄

 

上関原発建設に係る詳細調査の即刻中止に関する申入書

 

平素より、県政発展と県民の安心・安全、福祉の向上のために日夜ご尽力いただいておりますことに対し、心より敬意を表します。

 さて、中国電力株式会社は1月31日、「上関原子力発電所建設に係る詳細調査のうちボーリング調査(海域)における堀削水の漏出について」を報道資料として発表しました。

 しかし、この件に関して山口県としては、現地の確認以外は静観しておられますが、昨年9月20日の詳細調査の中止要請、そして11月15日の再開容認文書交付にいたる経緯からして、奇異の念を禁じ得ません。

 つきましては、改めて下記について緊急に申し入れますので、2月10日(金)までに多くの県民が納得できる回答を文書でお願いいたします。

 

1.海域ボーリングでも漏水があるとの指摘にたいし、あえて無視し、中国電力の総点検報告書が「漏水防止用コンクリートを打設していること等、確実に実施しており、環境保全計画を遵守していた。」との記載等を根拠に「再開に異存ない」とされた県の姿勢が今回の掘削水の漏出という事態を招いた遠因で、責任の一端があると考えられるが、事業者のやることと、あいもかわらぬ第三者的姿勢を貫かれて、あえて事態を重要視されない理由を説明されたい。

 

2.再開に際し、中電社長は、「信頼回復に向けて,失敗を繰り返さないよう、我々の姿勢を示したい。」とコメントしたが、まさに言葉だけのものであったことが、今回改めて明らかになった事から、即刻詳細調査を中止するよう要請されたい。

 

3.2005年7月から顕著に顕われた海岸部の汚濁と希少生物をはじめとする生物の大量死、海底部に蓄積した浮泥等の異変に付き、長島の自然を守る会が、海底ボーリングの掘削水漏出との因果関係を明らかにするよう再三再四、申し入れてきたにもかかわらず、県は、現地の生物調査もせず「異変はない。」との見解を固守し、調査再開を容認した。今回の事態を踏まえ、今度こそ次の項目についてまともに応えられたい。

@専門家による現地の生物調査を実施し、漏水との因果関係を明らかにすること。

A海底ボーリングの工法に根本的欠陥があり、漏水防止は事実上不可能であることから、直ちに海域ボーリング調査を中止すること。

B予定地付近で2005年12月23日に会員が「オオコノハズク」を確認した。山口県R.D.B.準絶滅危惧種であるので、通年に亘る生息調査を実施し、生息状況が明らかになるまでは、陸域ボーリングを実施しないこと。

C長島の自然を守る会は、2005年12月にも「カラスバト」の飛翔、鳴き声を確認しているが、陸域ボーリング地点から数百メートルしか離れておらず、カラスバトの生息に悪影響を及ぼすことから陸域ボーリングは中止すること。

D現地の貴重な自然環境・生態系を破壊する詳細調査を直ちに中止すること。

 

 

 

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