長島の自然を守る会:2001年

                        表の丸数字をクリックするとその記事の頭がでます。

@ 中間報告に対する県の見解の提出に係る知事コメント  2001年1月29日
A 『異議あり!中国電力上関原発環境アセス』報告集会と

  県への申入れ 

 2001.2.4 & 2.5
B  日本生態学会決議  2001.3.29
C 4月1日(日)自然観察会とバーベキュウ  2001.4.1
D  上関原発計画に知事同意を与えないよう求める集会と申し入れ  2001.4.15〜16
E 世界環境保護基金日本支部(WWF・japan)の

中国電力の環境アセスに関する見解

 2001.4.15
F  第2回春期現地調査

祝島の港では、マルヘノジガイ属の1種が、田浦のすぐ沖では

リュウグウウミウシ属の1種が、田浦の磯のタイドプールでは

イソコハクガイなどが見つかりました。

 新種、希少種貝類を8種、紹介します。

 2001.5.5〜6
G 守る会、知事同意の撤回を求め抗議文  2001.5.7
決議文  日本生態学会中国四国地区大会・総会において決議文が可決された。

 波田研のHPに詳しく載っています。 今までの、日本生態学会の決議や、行動がまとめて、見れます。

 2001/05/13
H 上関原発建設計画環境影響評価書についての申し入れ   2001.5.25
I 「上関原子力発電所(1 2号機)に係る環境影響評価書」についての見解

 
日本生態学会上関原発要望書アフターケア委員会

委員長 鈴木和雄

 2001.7.3 経済産業省などに

申し入れをしたものです。

J  経済産業省は環境影響評価書を確定した。  2001.7.13
K 山口県レッドデータブックに汽水域の貝類が除外されるかも!

 県の検討委員会の決定に対して、抗議と署名を!

 2001.9.25
L 「長島の自然」テーマにシンポ、保全訴え  2001.11.12
M 日本生態学会中国四国地区会・地区会報 No 59

「長島の自然」瀬戸内海周防灘東部の生物多様性

 堂々出版! 定価 1500円

 2001.10.30 発行

 

                       平成13年1月29日

                     山口県知手 二井関成

 平成12年10月18日に中国電力(株)から提出された「上関原子力発電

所 (1.2号機)に係る環境影響評価中間報告書」については、本日、経済産

業省に対し、県の見解を提出しました。

 本中間報告は、昨年3月、環境影響評価準備書に対する通商産業大臣勧告の

際に行われた指導に基づき本県にも提出されたものです。

 県としては、先に通商産業大臣に述べた環境の保全の見地からの意見(平成

11年11月25日)が尊重されているかどうかの観点から検討した結果、中

間報告は、基本的に先の意見は尊重されていると考えておりますが、より一層

の環境の保全を回るため、配慮が必要な事項について県の見解として取りまと

めたところです。

 ついては、経済産業省に対し、評価書の審査に当たって、この見解に配慮さ

れるよう要請したところです。

 

 


  1
22中国電力の上関原発環境影響評価中間報告を,県検討会が了承しました。

そして、1月29日、県知事は早くも、大方中間報告は了承できると、知事意見を国に提出しました。

生態学会中国四国地区会の見解に対し『学問的な研究の部分もあり,制度枠内の検討とは

立場の相違』と表明しています。


 
『長島の自然を守る会』として下記取り組みました。
  


1.
『異議あり!中国電力上関原発環境アセス』報告集会
(1)
    200124()14:00-16:30
(2)
    光市
(3)
    報告;@上関原発環境アセスの問題点, 広島大学中根周歩先生他


               Aアマミノクロウサギ原告団よりの報告       

                     B集会決議

2.
県申し入れ
(1)
    200125()13:00-14:00(予定)
(2)
    *県検討会への抗議
           *2000
年度版山口県R.D.B.進捗状況の確認

 

 

 

以下の要望書は、決議されて、4月18日には山口県知事に、19日には経済産業省と

環境庁へ提出されました。

=======================================

上関原子力発電所に係る環境影響評価についての要望書()

 日本生態学会は、2000年3月25日の第47回大会総会において「上関原子力発電所
建設予定地の自然の保全に関する要望書」を決議した。
 20001018日、中国電力株式会社は「上関原子力発電所(1, 2号機)に係る環境
影響調査中間報告」を通商産業省に提出した。通産省は環境審査顧問会・原子力部会
2000119日に開催し、その内容を了承した。さらに山口県知事は、2001年1月
29
日付けでこの中間報告書においては、「19991125日付けの知事意見は、基本的
に尊重されてる」との見解を経済産業省資源エネルギー庁あて送付した。
 この「中間報告書」について、日本生態学会は以下の問題点を指摘するとともに、
このような環境影響評価に基づく開発が行われるならば、日本で唯一残されたと言っ
てよい貴重な海の生物と生態系に取り返しのつかない影響を及ぼす可能性を強く危惧
するものである。

1.「中間報告書」は影響評価の基礎となる、陸産貝類を除く動植物のリストが脱落
しているという極めて初歩的な体裁すら整えていないばかりか、中間報告という状況
でありながら、あらゆる項目において、不十分な検討のまま「温排水や海域埋め立て
が各種生物に及ぼす影響が小さい」という趣旨の結論が下されているのは、あまりに
も性急である。

2.生物が生息している環境としての生態系への影響評価は、「アセス法」や「影響
評価準備書」への山口県知事意見の中でも求められているにもかかわらず、欠落して
いる。

3.貴重な生物種の生息場所及び近傍の環境の改変がそれらの絶滅リスクをどれほど
変化させるかなどの定量的な予測がないため、中間報告書の随所に見られる「影響は
少ないものと考えている」などの記述は、既に「科学的でない」と知事意見等できび
しく指摘した点である。

4.ハヤブサの繁殖失敗の原因が全く調査されていないこと、ハヤブサにとって頻繁
に利用している発電所予定地の重要性や、この海域が単なるスナメリの回遊域ではな
く、瀬戸内海に残されている唯一のスナメリの繁殖産地である可能性を見落としてい
る。そのため、開発のこれら生物への影響が余りにも過小に評価されている。「カク
メイ科」については,種のレベルでの調査や影響評価が出来ていないので、カクメイ
科の希少貝種に及ぼす影響評価は全く行われていないに等しい。底生生物についても
既知の希少種の記載すらない。小島及びその対岸の断崖を生育場としているビャクシ
ンの「移植」など極めて非現実的である。陸産貝類の種の同定には明らかな誤りがあ
る。

5. 温排水の影響については記述しているが、スナメリの餌の一部となるアジ類、
コノシロ類が海水温が1上がった場合には、どのような挙動を示し、それがスナメ
リの生活にどのような影響をおよぼすのかという予測と影響評価がされているとは言
い難い。冷却水のとり込み(冷取水)についてはまったく触れていない。すなわち、
今回の発電所の冷却水取込み量は1ヶ月間で、平均水深50mの海域の1km(沖合) x
10km(
海岸線)の全ての海水を取水するほど厖大であり、そこに生息している浮遊性の
卵・幼生・稚仔を壊滅させ、それらの親であるベントスや魚にも致命的な影響を及ぼ
す危険性に触れていない。
 
 以上指摘したように、このたびの中国電力の中間報告書は、通産省環境審査顧問会
および山口県知事のこれを妥当とする意見にもかかわらず、依然として重大な未解決
点があることから、日本生態学会は、上記の問題点を考慮して、建設予定地の生物多
様性に対応した科学的な観点からの環境影響評価を再度実施することを強く要望す
る。

                               以上決議する

                                                           2001329
                        第48回日本生態学会大会総会


           

 昨年栽培を始めたシイタケをとり、さっそくバーベキュー        高島さんが広島からの初参加者に説明中

 

  磯にはアコヤガイやイボニシやレイシガイなどなじみの貝や

珍しい貝が数え切れないほどたくさんの種類が見られます。

 

     

            安部悦子さん(環瀬戸内海会議代表)                                    脇 義重さん(九州.琉球湿地ネットワーク代表)

  

    森田修さん(広島:森と水と土を考える会事務局長)

 

   長島の素晴らしい自然環境・生態系を守るため

  上関原発計画に知事同意を与えないよう求める集会

及び県知事 申し入れについて(お知らせ)



 連日のご活躍に敬意を表します。

さて、中国電力が原子力発電所建設を予定している山口県熊毛郡上関町

長島及び周辺地域は、開発の進む瀬戸内海にあって手付かずの自然が残

された唯一の場所であり、そこに生息する動植物は豊後水道より流入す

る黒潮支流の影響を受け、他に類例のない様相を呈しています。然るに

2001年4月7日、資源エネルギー庁は国の総合資源エネルギー調査会・

電源開発分科会に上関原発計画を上程するため、知事に対し意見照会を

しました。回答期限を4月25日とし、知事が同意すれば連休明けにも

同分科会で正式に今年度の電源開発基本計画に組み入れる意向を

明らかにしました。

 今後、国の電源開発基本計画に組み込まれ立地許可が下りれば、

工事着工により同地の生態系・自然環境は壊滅的な打撃を受ける

ことになります。

 中国電力の環境アセスメントについては、2001年3月29日の日本

生態学会総会において「上関原子力発電所に係る環境影響評価に

ついての要望書」が採択され、アセスメントの再度実施が求められて

います。また、日本ベントス学会自然環境保全委員会も2000年12月11日に

「上関原子力発電所建設計画に対する環境影響評価についての意見書」

を提出し、環境影響評価についての慎重な取り組みを要請しました。

 ついては、長島の自然を守る会として下記行動を実施致しますので、

事前報道・当日取材をよろしくお願いします。







1.    集会の開催について

(1) 日  時  2001年4月15日(日)15:30~17:00

(2) 場  所  山口県山口市緑町 

        山口県労働者福祉文化会館 4F大会議室

(3) 主  催  長島の自然を守る会

(4) 内  容  @経過報告

        A各団体・議員アピール(要請中)

l        国会議員(北川れん子、中林よう子衆議院議員他)

l        日本生態学会

l        日本弁護士連合会中国支部環境委員会

l        日本湿地ネットワーク

l        九州・琉球湿地ネットワーク(脇義重代表)

l        WWFジャパン

l        環瀬戸内海会議(阿部悦子代表、木村伸樹事務局長)

l        土と森と水を考える会(森田   代表)

l        グリンピースジャパン

        B集会決議

U.県知事申し入れ

(1) 日  時  2001年4月16日(月)9:00~10:00

(2) 場  所  山口県庁

(3) 内  容  上関原発予定地長島は世界的にも貴重な生態系・自然

環境を有

        する地であることから同地の保護・保全を要請すると

                ともに、知事は国よりの意見照会に対し、同意を与え

ないよう

                強く要請する。(要旨)

(4) メンバー  (4月9日現在確定分)

l        国会議員(北川れん子衆議院議員、林紀子参議院議員)

l        県会議員(佐々木明美議員他)

l        WWFジャパン(花輪伸一氏)

l        環瀬戸内海会議

l        九州・琉球湿地ネットワーク(脇義重氏)

        長島の自然を守る会(高島美登里、吉牟田勲、田中輝彦、

        山本尚佳他)

(5) 対  応  綿谷副知事他

2001415

 WWFジャパン

 

1.中国電力によって原子力発電所建設計画が立てられている山口県

上関町の長島およびその周辺地域,海域は,瀬戸内海に残されている

自然保護上重要な地域のひとつであり,生息するや生成物の種の多様性や

希少性から見て,最も重要な地域,海域と言っても過言ではない.

2.特に,準絶滅危惧種のスナメリ(日本哺乳類学会1997)にとっては

瀬戸内海に残された唯一の繁殖地である可能性が指摘され,絶滅危惧

U類のハヤブサ(環境庁1998)の繁殖地であることは重要である.また,

底生生物や陸産貝類の中には明らかに未知の種が数多く含まれている.

3.このような地域,海域は,「絶滅のおそれのある野生動植物種の保存

に関する法律」や「瀬戸内海環境保全特別措置法」の趣旨からしても強く

保全されるべきである.

4.中国電力による原発計画の環境アセスメントは,新しい「環境

アセスメント法」の施行直前に行われた所謂「駆け込みアセス」であり,

内容については多くの問題点が指摘された.そのため,199911月の

山口県知事意見,環境庁長官意見,通産大臣勧告にみられるように,

多くの追加調査が求められている.スナメリやハヤブサ,貝類や底生生物

および生態系への影響とその評価に関しては実質的に再調査が求められた

と言ってよい.

5.しかし,200010月に出された環境アセスメントの「中間報告書」では,

指摘されていた点,すなわち,@環境の科学的な把握と保全,Aスナメリ,

ハヤブサ,カクメイ科貝類,その他生物相の詳細な調査と影響予測・評価,

B発電所取放水の水質・生物への影響の検討などについて,十分に調査し,

検討し,評価したものにはなっていないことは,以下のふたつの学会の意見

・決議によって明らかである.

6.すなわち日本ベントス学会は,200012月の意見書で,この中間報告では,

生物多様性の高い特異な生態系の保護・保全にとって多くの問題が未解決の

ままであること,現状における最良の努力で予測・評価を行うべきであることを

指摘している.同様に,日本生態学会も2001年3月の総会決議で,日本唯一と

言ってよい貴重な海の生物と生態系に取り返しのつかない影響をおよぼすとして,

この中間報告の問題点を指摘し厳しく批判し,生物多様性に対応した科学的な

環境アセスメントをやり直すことを要望している.

7.以上のことから,WWFジャパンは,上関原発計画に関しては,環境

アセスメントの再評価と再実施を行うべきとする批判的な考え方を支持し,

原発計画とその環境や生物への影響を十分に再調査,再検討するべきであり,

電源開発基本計画への組み入れや立地許可を拙速に行うべきではない,また,

県知事も国の意見照会に対しては,同意をしないようにすべきであると考えている.

 

以上

 

この件に関する問い合わせは,

花輪伸一:WWFジャパン自然保護室 TEL.03-3769-1724, FAX.03-3769-1717まで

 2001.5.5〜6の調査は貝類、鳥類、植物類、珪藻類などの、

多くの環境生物専門家が参加する大規模な調査でした。

 一般参加者も含めると、60人近くの参加がありました。 

 祝島の港では、マルヘノジガイ属の1種が、田浦のすぐ沖ではリュウグウウミウシ属の1種が、

田浦の磯のタイドプールではイソコハクガイなどが見つかりました。

 以下、新種、希少種貝類を8種、紹介します。

     *アヤヒザラガイ【(クサズリガイ科)】

   祝島沖の海底で採集。山口県新記録種。



 

 

 

 

 

 

 イソコハクガイ【(イソコハクガイ科)】

  ヤシマイシン近似種が発見された隣のタイドプール(予定地内)で採集。

第二次大戦後の生貝発見例は知られていなかった。ヤシマイシン近似種や

ナガシマツボなどと同様に還元的環境を好む可能性が高い。

 

    *シロバリゴウナ【(ハナゴウナ科)】

  原発埋め立て予定地海底で採集。死殻は日本各地で時折見られるが,生貝は極めて珍しく,

確実な報告例は皆無>に等しい。近年急減した可能性が高い。現時点では原発予定地が

唯一の生貝産出地である。


    *カイコガイ【(ブドウガイ科)】

 祝島沖の海底で採集。 暖流系【・外洋性】種。瀬戸内海での生貝産出は極めて珍しい。

 

    *リュウグウウミウシ属の一種【(フジタウミウシ科)】

  原発埋め立て予定地海底で採集。疑いなく新種(福田・溝口,記載準備中)。

従っ>て,現時点で原発埋め立て予定地は本種の世界唯一の産地である。

 


    *サクラミノウミウシ【(ヨツスジミノウミウシ科)】

  原発埋め立て予定地海底で採集。1999年に記載されたばかりの種で,山口県新記録種。


     *アサヒキヌタレ【(キヌタレガイ科)】

   祝島沖の海底で採集。WWFJ 干潟R.D.B.は「危険」としている。

 

    マルヘノジガイ属の一種【(ウロコガイ科)】

  祝島漁港で採集。マルヘノジガイ属の他の種は棘皮動物などの体表に外部寄生するが,

本種は生物に直接付着せず,何らかの生物(恐>らく環形動物)が作った泥中の棲管に

複数個体が寄寓するという特異な生活様式を示す。このようなマルヘノジガイ属の種は

これまで知られていない。

 

 

 

                        2001525()

中国電力社長

高須司登様

                         長島の自然を守る会 

代表  高島美登里

 

上関原発建設計画環境影響評価書についての申し入れ

 

連日のご活躍に敬意を表します。

さて、貴社の上関原発建設計画について、資源エネルギー庁総合資源

エネルギー調査会電源開発分科会において今年度の電源開発基本計画

組み入れが了承されました。

しかし、私達はかねてより貴社の環境影響評価準備書及び中間報告に

ついて、疑義を唱え、調査のやり直しを求めてきました。

ついては、近日中に提出される環境影響評価書につき、下記の点に留意

され作成されるよう申し入れます。

 

 

1.       環境影響評価書の作成にあたっては、日本生態学会中国四国地区会・

日本ベントス学会などが要望されているように種名の総リストを掲載すること。

2.       環境影響評価書作成にあたっては、科学性を期するため、下記の

事項に留意すること。

@ アセス法が定める生態系への影響評価を実施し、特に食物連鎖の上位に位

 置するスナメリとハヤブサについては、工事が与えるリスク評価を量的に

 行うこと。

A カクメイ科の貝類諸種について、専門家の同定を受けた中電採集標本(天田

 島産)以外のもの(長島産の卵塊や牛島・平島産など)は、必ずカクメイ科の

 分類に通暁し、これまでに同科の原著論文を発表している研究者に標本の

 検討を依頼させ助言を得た上で言及すること。また、それらに言及すると

 しても、参考程度とするにとどめ、原発予定地の予測評価の対象には含ま

 ないこと。

B ナガシマツボは原発建設予定地でしか知られていない固有種である。この

 種の分布、生息環境、生息個体数や密度、生活史などを明らかにし、少な

 くともこれらが達成できないうちは、評価書を作成しないこと。

C 瀬戸内海におけるスナメリの生息状況と工事が与える影響を予測・評価す

  るにあたり、199910月に発表された日本哺乳類学会の粕谷論文や2000

  年度調査結果を取り上げること。取り上げない場合は、その理由を明確に

  すること。

D 日本におけるナメクジウオの生息状況考察にあたり、水産庁R...登載

  の西川輝昭博士の論文を採用し、予測・評価をすること。採用しない場合

  には、その理由を明らかにすること。

E       ハヤブサの繁殖失敗の原因を究明し、憶測でなく科学的に明らかにする

こと。鼻繰島を始め周囲の島々では自然営巣によって繁殖できるだけの生態系

の豊かさが存在している。生態系との関連を明らかにしていない低レベル

「アセス」をやり直し、「事業」の影響を評価すること。ハヤブサは

「種の保存法」(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)

の中で「国内希少野生動植物種」として指定されており、その保護は生物

多様性を確保する上で緊急課題であることから、これまでも「アセス」

の過程で度々指摘がなされた。情報を開示し、広く専門家の意見を聞くこと。

F 日本生態学会ワーキンググループ及び長島の自然を守る会が実施した独自

  調査で新たな希少生物が確認されている。追加調査を行った上で評価書を

  作成すること。

3.      事業者が原発建設予定地で得たすべての生物標本を公的研究機関に寄贈し、

  未来永劫にわたって自由に閲覧できるようにすること。

. 「自然環境との調和を求めて」(貴社作成パンフレット)を自負する企業と

  して新アセス法に則った調査のやり直しをし、評価書を作成すること。

. 評価書の作成にあたっては、環境省を始め、日本生態学会・日本ベントス

  学会など各分野の専門家の意見を聴取すること。

. 環境影響評価書を提出した場合、直ちにその内容を公表すること。

 

200173

農林水産大臣 武部 勤様

経済産業大臣 平沼 赳夫様

環境大臣   川口 順子様

 

「上関原子力発電所(1 2号機)に係る環境影響評価書」についての見解

 
日本生態学会上関原発要望書アフターケア委員会 委員長 鈴木和雄

 
 日本生態学会は、2000325日の第47回大会総会で「上関原子力発電所建設予
定地の自然の保全に関する要望書」を決議して、上関原子力発電所建設予定地の貴重な
 
自然環境と生物多様性にみあった環境影響評価を実施することを要望し、関係諸機関に

送付した。その後、事業者である中国電力株式会社による追加調査を踏まえた中間報告書

20001018日付け)に対して、日本生態学会中国四国地区会は、 200011

6日に「中間報告書に関する見解」をまとめて、その内容がきわめて不十分なものであり、

日本生態学会として要望した環境影響評価にほど遠いことを指摘した。これを受けて、

2001329日の日本生態学会第48会大会総会において、「上関原子力発電所に係る

環境影響評価についての要望書」を、さらに2001513日の日 本生態学会中国四国

地区会総会で「中国電力(株)上関原子力発電所1、2号機計画 の総合資源エネルギー

調査会・電源開発分科会への上程について」を決議し、アセス 法にそった調査をはじめ

からやり直すことを強く要望し、事業者である中国電力株式 会社及び関係諸機関に

手渡したところである。
 
 ところが、本年615日に中国電力株式会社から経済産業省に環境影響評価の最終

報告といえる「環境影響評価書」が提出されたが、この内容は従来から日本生態学会や

同学会中国四国地区会が指摘してきた点に関して、以下の要約に示すように、全く改善

がされていないといわざるをえない。
 
 従って、日本生態学会中国四国地区会、アフターケア委員会としては、今回の評価書が

環境影響評価の基本を満たしておらず、また予定地の自然の豊かさを適切に把握 している

は言い難く、この環境影響評価書に基づいて開発着手することは考えられ ない。もし着手

されるならば、瀬戸内海において極めて特異な生物多様性を有する貴 重な自然生態系を

破壊し、将来取り返しのつかない禍根、歴史的汚点を残すおそれが あることを指摘して

おきたい。


 
1.種の総リストがない
 
 報告書全体を通読して最も問題と思われるのは、調査の途上で確認された生物の

名の網羅的なリストが(陸産貝類などを除き)提示されていないことである。この

ため、当地の生物相を具体的に把握することができない。また、種類をつねに確認

できるように標本を公開すべきである。
 
 なお、2001年5月の日本生態学会中国四国地区会ワーキンググループの調査で
「地形改変区域」内でキンランが見つかっている。これは絶滅危惧II類(VU)(環境庁

H.12年度版レッドデータブック)であるが、これについてはいっさい触れていない。
追加調査し、予測・評価ののち、保全措置を講ずるべきである。

 
2.生態系の評価について
 
生態系調査をとり入れたように書かれているが、量的な把握がない。
 
生物が生息している環境としての生態系への影響評価は、アセス法で義務付けされて
 
いるが、上位種(ハヤブサ)、典型種(タヌキ)、特殊種(ビャクシン)について、

 本評価書は不充分な調査しか行わず、これらを支える食物連鎖の定量的評価が行われ
 
ていない。
 
 「陸生生物についての現況調査の結果から予測・評価した」とあるが、本計画は

莫大な温排水を瀬戸内海という半閉鎖水域に放出することから、スナメリ、ナメクジ

ウオ、カサシャミセン等海生生物に関する生態系評価が不可欠であるのに、欠落して

いる。

 
3.予測及び評価の論理性
 
 予測・評価が先であるべきなのに、環境影響の回避・低減の検討が先行している。
 
随所に見られる言い回しであるが、例えば「----の措置により(本来の検討および対策方針)、

----影響は少ないと考えられる(本来の予測)」と述べられている。これは逆であって、この

ような論調はすでに「科学的ではない」と知事意見などでも指摘されてきたことで、全く

改善されていない。ここは「---の影響が予想されるので(予測)、----な措置をすることに

よって(対策)、このように影響が軽減される」と書くべきところである。

 
4.代替案、複数案の検討がなされていない
 
 複数案の比較検討をするべきである。事業計画の(一部)変更による代替案をだして、

そのメリット・デメリットの量の比較検討をすべきである。アセス法の基本的事項では、

「建造物の構造・配置の在り方、環境保全設備、工事の方法等を含む幅広い環境保全対策

を対象として、複数の案を時系列に沿って若しくは並行的に比較検討すること、実行可能

より良い技術が取り入れられているか否かについて検討すること等の方法により、対象

事業の実施によりせん定項目に係わる環境要素に及ぶ恐れのある影響が、回避され、

又は低減されているかについての評価」を行うとしている。結局、リスク評価という視点

が抜け落ちている。

 
5.環境監視と事後調査
 
 環境監視委員会を作って、運転開始前1年間、開始後3年間にわたってハヤブサ、
 
アカウキクサ、海生生物、スナメリの調査を年4回おこない、結果を公表するとしている。

しかし、なぜこのような生物種を選び、このような期間調査するのかが明かにされて

いない。選定理由をきちんと書くべきである。工事中の生物調査としては、
スナメリとハヤブサとアカウキクサのみを対象としているが、他の生物を無視していい
という根拠は示されていない。保全できるかどうかの不確定性が大きいものについては

事後調査が義務づけられているが、評価書ではカクメイ科等の貝類のために保存する

タイドプールの内外に限定して行おうとしている、これではきわめて不十分で、他の

不確定性が大きいと思われる生物の消長についても追跡すべきではないか。

 
6.貴重性に関する過小評価
 
具体的には、潮下帯についての調査も、ナメクジウオ以外についてはほとんど内容が
 
ない。底生生物についても、すでに生息が指摘されているオミナエシフサゴカイ近似種、

シュジュコミミガイ、イソコハクガイ、シロバリゴウナ、フジタウミウシ科の未記載

種、祝島近海で報告されている、アマクサウミコチョウやミドリシャミセンガイなどの

調査はなぜおこなわれないのか。全種のリストもなしに「主な出現種はサザエ、

マナマコ、ムラサキウニなど・・・」などといった目的の不明瞭な記述をするので

なく、これらの希少種についての報告に紙面をさくべきであろう。
 
照葉樹林の二次林はいわゆる里山であり、近年その役割が注目されている植生である。

計画地前の海が豊かな漁場となっていたり(魚つき林)、希少な貝類が多いのも、この

里山を構成する林との関連が考えられる。このような海と直結した生態系を調査し評価

することが必要である。

 
7.各種の調査について
 
(1)ハヤブサ 510-7、と58-19など、 58-5p58-19)にある

ように、ハヤブサの高利用域(中間報告書では繁殖期高利用域)が地形改変予定区域に

含まれている。「繁殖期高利用域での広範囲かつ長期にわたって影響が及びうる環境

改変は行なうべきではない(山口県で行なわれたクマタカのアセスメントの場合、

『猛禽類保護の進め方』環境庁自然保護局野生生物課編)」とされている。
 
 また、「鳥類調査の結果から多くの渡り鳥が確認されており、当該地域は、室津半島と

九州国東半島間での鳥の渡りのコース上にあるものと考えられる(p5106)」と

ある。その際には高電圧の送電線の存在が生物、および生態系におよぼす影響評価。また

鳥類の渡りに及ぼす影響評価が必要である。渡り鳥の一部はハヤブサの餌となっている

ようなので、ことさら意味がある。

 
(2)タヌキ 510-7 
 
 ため糞の分析による食べ物の種類の同定はされたようであるが、タヌキの棲息および

繁殖場所、活動範囲、棲息数、密度、また事業によってそのどれだけが失われるのか、

といった記述がない。タヌキを代表(典型性)としたこの地域の生態系の分析と評価が

されていない。

 
(3)ビャクシン 510-8 
 
 特殊性を示す生態系調査としては、ブラウン・ブランケ法による群落構造だけでは
 
不十分である。ビャクシン群落の分布、生育地の微地形の分類や微気象の測定などに
 
より、特徴を把握する必要がある。ビャクシン個体群の生育状況の量的な調査も必要で

ある。日本生態学会中国四国地区会ワーキンググループの調査によれば齢構成からも

健全なビャクシン群落が形成されており、ビャクシンの基礎的な生態を調査する必要が

ある。また健全なビャクシン自然群落は今や全国的に大変少なくなっており、生態系と

してのビャクシン群落の動植物種間の研究・記録はほとんどない。
 
 また、移植について述べられているが、現在自然状態で生育している生育地の把握、

個体群の維持に必要な条件の解析なしにビャクシンなどの移植を試みるのは無謀である。



7月3日の経済産業省への申し入れで、雰囲気でもう解っていましたが、
経済産業省は、環境影響評価書を確定しました。
7月17日からの閲覧は、上関町では、海来館、役場、中央公民館、中電事務所、
柳井市は中電支店だそうです。
 守る会の要求に対し、事前には、閲覧を拒否してきて、確定したら、
誇らしげに、広報部は、以上のように、電話をかけてきました。
 以下、新聞より。

県の検討委員会の決定に対して、抗議と署名を!

   

2001年9月26日(水)

各位様へ

                 長島の自然を守る会 代表 高島美登里



“山口県レッドデータブックに汽水域貝類搭載を求める署名”等活動協力のお願い

 

 連日のご健闘に敬意を表します。

 さて、上関原発予定地長島は貴重な自然環境・生態系を有しています。

私達はかねてより、同地の自然環境・生態系保全のため、@環境アセスメントは、杜
撰で根本的欠陥を有するので、全面的にやり直すことA同地の自然環境・生態系の貴
重さに注目し特別保護区に指定することB同地の自然環境・生態系を根こそぎ破壊す
る上関原発建設計画は中止すること等を国・県に対し要求してきました。

とりわけ、上関原発予定地長島でヤシマイシン近似種(巻貝の進化解明の鍵を握る)
・ナガシマツボ(世界で初の発見)・カサシャミセン・ミドリシャミセンガイ・ナメ
クジウオ・スナメリなどが確認され、山口県に対し、現在作成中の山口県レッドデー
タブック(R.D.B.)に同地の希少海生生物を搭載するよう要求してきた処です。

殊に貝類は、淡水と海水が交じり合う汽水域に貴重な種が多数生息しており、199
6年に刊行された「山口県の貴重な野生生物」誌にも掲載され、2000年度版山口
県R.D.B.作成にあたっても、“陸・淡水・汽水を含む”ことで編集選定作業にあたる
保全対策検討委員会でも異論なく承認されました。貝類分科会は若い気鋭の学者を登
用し、調査・記録・評価にあたりました。長島で確認された希少種も評価・選定リス
トに掲載され、私達は、当然R.D.B.に搭載されるものと期待していました。。 

 ところが、時おりしも、上関原発建設計画環境アセスメントが焦点となった199
9年、県が汽水域の解釈を狭め“河口”のみとし、さらに、2001年9月18日開
催の保全対策検討委員会は、異例の多数決で当初確認した“汽水を含む”を反故に
し、“陸・淡水”のみとする決定をしました。長島の希少種はすべて除外されたので
す。 

 私達は、

@    県費調査の資料・結果につき納税者である県民の知る権利を蹂躙している。

A    当初申し合せを科学的・客観的根拠なく反故にする県・保全対策委員会の無責
任さ。

B    当然搭載されるべき長島の希少生物をすべて除外する今回の県・保全対策検討
委員会の対応は上関原発建設問題が絡んだ政治的歪曲としか思われない。

C          調査・記録・評価に多大な労力・時間を費やした学者に対する愚弄であ


D          山口県の生物多様性の科学的把握と棲息環境保全の決定的欠如である。

ことに強い憤りを覚え、急遽下記取り組みを実施することにしました。

 ついては、突然の依頼で大変申し訳ありませんが、事態の緊急性に鑑み、最大限の
ご協力を頂きますよう、お願い致します。

1.長島の自然を守る会の申し入れに同行頂くこと。

*日 時  10月1日(月)13:00〜14:00

*場 所  未定

*集 合  県庁 1Fロビー(玄関入ってすぐ右側)

2.山口県・保全対策検討委員会に対する抗議の声明文をお寄せ頂くこと。

3.別紙署名の賛同人(個人・団体)になって頂くこと

  *集 約  @第1次 2001年9月末日 A第2次 2001年10月3日

4.別紙署名を取り組んで頂くこと。  

  *集 約  @第1次集約  2001年10月末日

        A最終集約   2001年11月末日

5.下記シンポジウム・現地調査に参加・発言頂くこと。

 *名 称   シンポジウム“長島の自然−瀬戸内海周防灘東部の生物多様性”

 *共 催    日本生態学会中国四国地区会, 山口貝類研究談話会

長島の自然を守る会,グリンピースジャパン

 *日 時    2001年11月11日(日)10:00〜16:00予定

 *場 所    山口県柳井市中央2丁目2番22号 

柳井グランドホテル【Tel0820(23)0030, Fax0820(22)0535】

*内 容    ●パネルディスカッション「素晴らしきかな!長島の生物多様性」

(仮題)  ●上関原発環境影響評価書の問題点

●     山口県レッドデータブックを巡る議論

●     生物多様性センター設立に向けて 

*参加費   ●前泊(1泊朝食・交流会) 12,000円

      ●当日(資料代・昼食代)    1,500円

 *現地調査   @日 時  2001年11月10日(土)

        A場 所  山口県熊毛郡上関町長島

        B内 容  ●植物  ●野鳥  ●海生生物

 *その他  詳細については、追ってお知らせします。

6.「長島の自然−瀬戸内海周防灘東部の生物多様性」

(日本生態学会中国四国地区会報59)出版について

 *内  容  2000年5月〜2001年5月、長島及び周辺で実施した生態調
査報告集(第1号) 〔A4 本文64頁(カラー10頁)〕 

 *価  格  1冊 1,500円(予定)

7.連 絡 先    747-0803 山口県防府市岡村町5−12−203

        TEL&FAX 0835(23)1891, 携帯TEL 090(9464)6353

                E-mail  midori.t@crocus.ocn.ne.jp

                      長島の自然を守る会 代表 高島美登里

山口県知事 二井関成様

山口県レッドデータブックに汽水域貝類搭載を求める署名



 山口県は三方を海に囲まれ、大規模開発による人工的改変を免れた手付かずの自然
の中で、天然記念物指定地域でさえ絶滅に瀕しているスナメリ(広島県竹原市)・ナ
メクジウオ(広島県三原市、愛知県蒲郡市)など豊かな海生生物が繁殖・棲息してい
ます。 

とりわけ、上関原発予定地長島ではヤシマイシン近似種(巻貝の進化解明の鍵を握
る)・ナガシマツボ(世界で初の発見)・カサシャミセン・ミドリシャミセンガイ・
ナメクジウオなど汽水域(淡水と海水が交じり合う河口や干潟・潮溜まり等)に、貴
重な種が多数確認されています。長島の自然を守る会は、絶滅の恐れのある生物調査
・保護のため作成中の山口県レッドデータブック(R.D.B.)に、これら希少生物の搭載
を要望してきました。

山口県は、@環境庁版R.D.B.に倣い、対象を陸産生物に限定している。Aしか
し、貝類は “陸・淡水”に“汽水を含む”ことが選定作業中の保全対策検討委員会
で承認されている。B種の選定は貝類分科会に一任している。−と回答していまし
た。貝類分科会が作成した選定・評価リストに、長島の希少種が掲載されたので、私
達は、当然に搭載されるものと期待していました。

 ところが、時おりしも、上関原発建設計画環境アセスメントが焦点となった199
9年、県が汽水域の解釈を狭め“河口”のみとし、さらに2001年9月18日開催
の保全対策検討委員会は、異例の多数決で “汽水を含む”を反故にし、“陸・淡
水”のみとしました。長島の希少種はすべて除外されたのです。これは長島のみなら
ず、他県に突出して汽水域の生物多様性を有する山口県の特殊性を無視した、R.
D.B.の本旨を逸脱する行為です。

 私たちは、山口県ならびに保全対策検討委員会に対し下記の通り抗議し、申し入れ
ます。

@    県費調査の資料・結果につき、納税者である県民の知る権利を蹂躙している。

A          保全対策検討委員会の申し合わせを簡単に覆す県・検討委員会は無責任
である。

B          調査・記録・評価に多大な労力・時間を費やした学者に対する愚弄であ
る。

C          山口県の生物多様性の科学的把握と棲息環境保全の決定的欠如である。







1.2000年度版山口県レッドデ−タブックに搭載すべく各分科会が選定・評価・
提出したリストは、すべて掲載し県民の知る権利を保証すること。

2.ナメクジウオなど一部の種について「生息の現状のみ記述」という非科学的な取
り扱いはやめ、希少性評価を掲載すること。

3.山口県の生物多様性を科学的に把握し、今回は見送られた海生生物についても、
搭載すべく早急に増補版を作成し、棲息環境保全に務めること。

≪賛同団体・個人≫



≪署名≫

氏    名

住所                   
        都・道 ・府・県



≪署名送付先≫ 

747−0803 山口県防府市岡村町5−12−203

長島の自然を守る会  代表 高島美登里

〔п彦ax〕 0835(23)1891, 携帯Tel 090(9464)6353

〔E-mail 〕  midori.t.@crocus.ocn.ne.jp


≪集   約≫ 第1次 2001年10月末日,  第2次 2001年11月末日


≪呼びかけ団体≫長島の自然を守る会

≪賛同団体≫天草の海からホル・/FONT>リンをなくす会・天草の自然を守る会・上関原発を建てさせない祝島島民の会・

環瀬戸内海会議・九電消費者株主の会・グリンピースジャパン・原子力資料情報室・原水爆禁止山口県民会議・原発い

らん!山口ネットワーク・原発に反対し上関町の安全と発展を考える会・原発をつくらせない山口県民の会・自然の権利

基金鹿児島・ジュゴン保護キャンペーンセンター・曽根干潟を守る会・大地を守る会・脱原発ネットワーク九州・WWF

Japan・日柾チ費者連盟・婦人民主クラブ・森と土と水を考える会

≪賛同人≫金子哲夫(衆議院議員)・金田誠一(衆議院議員)・川田悦子(衆議院議員)・北川れん子(衆議院議員)・佐々木

明美(県会議員)・田中健次(前市会議員)・中林よし子(衆議院議員))・中村敦夫(参議院議員)・福島瑞穂(参議院議員)・星

川淳(屋久島環境政策研究所)・ほりおみえ・三村真千代(県会議員)・矢田部理(元衆議院議員)

≪署名≫

氏名 住所
      都道府県
      都道府県
      都道府県
      都道府県
      都道府県
      都道府県
      都道府県
      都道府県
      都道府県

 

≪送付先≫747−0803 山口県防府市岡村町5−12−203

長島の自然を守る会代表高島美登里

〔п彦ax〕0835(23)1891〔携帯Tel〕090(9464)6353〔E -mail〕midori.t@crocus.ocn.ne.jp

≪集約≫第1次2001年10月末日,第2次2001年11月末日

 

「長島の自然」テーマにシンポ、保全訴え


長島の自然をテーマに開かれたシンポ
 中国電力の上関原発建設予定地になっている上関町

長島地区の自然保護を求めるシンポジウムが十一日、

柳井市で開かれた。自然保護団体「長島の自然を守る会」

(高島美登里代表)などの主催で、全国から約六十人が

出席した。

 日本生態学会中国四国地区会のワーキンググループ(二十人)の会員らは、長島で今年

七月まで計七回、生物の生態調査をした結果を報告。「世界に誇れる豊かな生物の宝庫」と

保全を訴えた。

 同グループ委員長の福田宏・岡山大助教授は「貝類の進化のかぎを握るヤシマイシン、

長島でしか見つかっていないナガシマウツボが生息していることに、オーストラリアの

貝類研究者のポンダー博士も『世界的に貴重』と評価している」と述べた。

 同会員らが十日に実施した現地調査で、貴重なフクロムシが発見されたとの報告もあった。

フクロムシはこれまで熊本県天草西海岸で見つかっており、長島では初めて。

カニ、エビ類に寄生して宿主に性的変化を起こすとされ、長島ではアカイソガニに寄生していたという。

 

 

「長島の自然」瀬戸内海周防灘東部の生物多様性

 堂々出版! 定価 1500円

申し込み先 

長島の自然を守る会 代表 高島美登里

E-mail midori.t@crocus.ocn.ne.jp

 

    

 

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