2000年長島の自然を守る会の活動

皆様も遠慮なく参加ください

 このページの総目録

        @ 観察会の様子。

         A スナメリウオッチング・クルージング

        B 2000年の1〜2月に守る会のシンポジウム

        C 陸産のカミノセキオトメマイマイ 

         D 会の活動報告

        E 中国電力への、2月23日の申し入れ

        F 2000年2月4日の海外の科学者による調査

        G 2000.5.24 山口県知事に要望

    H アマクサウミコチョウが発見される。 

 

       

    ハヤブサやミサゴを見ています            カミノセキオトメマイマイを探しています

       

    田浦の砂浜と北のほう岩場です        原発建設予定地田浦を西から船で見た景色です

   

  2000.4月2日の観察をとバーベキューです。福田宏先生と貝類の採集をし、ハヤブサを観察したり、

野草の会のかたがたと植物の観察をし、山菜を取ったり、気持ちのいい一日でした。

 

 

              

   (中国新聞より)ハヤブサのつがいらしき2匹がいつも鼻繰島で見られます。

 

       

祝島航路でほとんど毎回スナメリに会えます      特に放水口予定のあたりで多いです

 

 

       ミッケルセン、ポンダー、ビーラー、キャウィの各氏

 

         

 

 

 

 私達は、環境調査が正しく行われるよう、中電本社へ数名で申し入れに行きました。

以下が、その申し入れ書です。

 

                      2OOO年2月23日

 中国電力株式会社

 代表取蹄役社長     高須司登様

 上関立地調査事務所所長

             林紘太郎様

・長島の自然を守る会

代表 高島美登里

申 し 入 れ 書

   さる1月12日私達は貴社に対し、長島の生物多様を重視する観点から@環境アセス法に基 

  づく再調査の実施Aいかなる人工的改変も中止B土関原発計画の中止の三項日にわたり申し

】  入れましたが、「立地は不退転の決意。調査結果による選択肢に中止は有り得ない」との回

  答を頂き、大変遺憾であると共に貴社の自然環境保覆の基本姿勢に疑念を抱いた拠です。

   さて私達は1月31日〜2月1日にかけ海外科学者4名を始めとする計10名のパネラーによる

  『国際シンポジウム長島の自然」を開催し、2月4日には田ノ浦・祝島において現地調査も実

  施しました。シンポジウムで@長島の生物多様性の高さが世界的にも奇有なものであること

  A長島は「瀬戸内の小さな太平洋」とも云うべき独特の生物相を有し、希少動植物にとり「究

  極の樂園」であることB保護のためには人工的な事を加えず保存されねばならぬことC上関

  原発計画は当地の自然環境・生態系に壊滅的な打撃をもたらすことが明白であり中止され

   ぬぼならぬことD保護に対する貴社の動向に世界中の科学者が注目していることが改めて

  明かになりました。また現地調査では短時間にも拘わらず数種の希少具類を採取しました。

   更に2月15日には環境庁長官意見が出され、カクメイ科貝類を始めとする野生動植物に着

   目し保全への配慮の必要性を指摘しています。

   私産は長島の自然を守る運動は歴史的・世界的に童要な責務であるという認識の下、下記

   の通り貴社の見解を伺うと共に申し入れをいたします。

l,見解を伺いたいこと

(1)1999年10月5日、10月23日に貴社が採取されたとするカクメイ科貝類こつき、カクメイ科

貝類を世界で初めて提唱したW.F.Ponder博士及び日本初の発見者福田宏博士は標本の提

供がないことに遺憾の意を表している。標本を提供されない理由及び現時点での標本の所

在を明かにして頂きたい。

(2)国際シンポジウムにおいて貝類および環境保全の科学者から当地の環境保護のために

は一切の埋め立ては行われるべきではないという見解が出されたことにつき、どうお考え

か。

(3)2月4日にヤシマイシン近似種を採取した場所の追加調査は既に実施されたのか。

(4)スナメリについて瀬戸内海全域における生息状況変化が発表され(1999年10月哺乳類学

会)、それによると長島周辺は瀬戸内海にこおける最後の健在地と云っても過言ではない。追

加調査の実施・評価にあたり、こうした観点からの専門家の指導・助言を得られるのか見解

を伺いたい。

(5)環境庁長官意見でも指摘されている追加調査の実施にあたっての専門家め指導・助言は

具体的にどのように求あらわるのか伺いたい。

(6)昨日中部電力芦浜原発計画について北川三重県知事は@原発に対する世間一般の疑念の

払拭が不十分A地域住民め同意が得難いことを理由に白紙撤回を求める所信表明を行っ

たが、上関原発計画は上記2点に加え最も重要な指標である環境問題も世界の科学者を巻き

込むトラブルに発展しつつある。立地環境はますます厳しくなったとの受け止めが一般的

であるが如何お考えか。

2。申し入れること

(1)貴社が掲げられた7項目の動植物の追加調査につき、各専門家の直接の指導なしに行う

ことは、自然環境・生態系破壊になるので絶対に行わないこと。殊にカクメイ科貝類は県技

術審査会も」福田宏博士以外にないと言っており、審査会の見解を尊重されること.

(2)調査をおこなう機関・責任者・各専門家の氏名並びに職業・略歴を明かにすること。

(3)「調査結果は全てすみやかに公表すること。

(4)環境庁長官意見にもあるように本計画は着工時期が未定であることから、計画の中止を

再検討すること。_

専門家と云えども調査には自然へのいくらかの悪い影響も考えられ、調査の方法や結果を

広く公開することは、W.Ponder氏も措摘しているように企業のモラルであるべきです。

また調査結果の評価に計画中止も含めるなかでしか科学的な判断は有り得ず、世界の科学

者の目もそこに注がれています。

 芦浜原発の例でも明かなように地域住民や広範な科学者・国民の声を無視した計画強行ほ

電力会社にとり自らの墓穴を掘る結果にしかなりません。

以土の私選の要望を真蟄に検討し、英断を以てお聞き入れ下さるよう申し入れます。

 

(写真の会パトローネ 〒803−0842 北九州市小倉泉台2ー7−18 青葉荘内 : 定期購読 年間4巻、1200円

送料込み: 1600円    E−mail patrone@mva.biglobe.ne.jp  )

 

    

 

 

   

 

反対の市民団体 中電の生物追加調査結果
県に公表指導要望 


上関原子力発電所の建設計画に反対する「長島の自然を守る会」(高島美登里代表)
は二十四日、中国電力が、希少生物などの追加調査で調査機関名や調査結果を公表し
ないのは問題だとして、公表を指導するように県に申し入れた。五月二日までに文書
の回答を求めている。建設予定地沖で十八日、帆船でデモをした環境保護団体「グ
リーンピース」 (本部・オランダ)が知事あてに出したメッセージも提出した。要
望書は、中電の追加調査の内容や方法、実施機関などすべてが非公開で、科学的中立
性を証明する素材がない▽中電は追加調査の結果を待たずに「立地は不退転の決意」
と言明しており、前回調査の過ちを反省していない▽長島の豊かな自然を世界に誇る
財産とするように取り組むべきだ▽建設計画の白紙撤回を県が決断すべきだ、などと
している。
 要望書を受け取った県商工労働部の中川浩正次長は「追加調査は事業者である中電
が主体的にやるべきとだと考えている。(白紙撤回は)地元の意見を総合的に判断し
て決めるべきだ」と答えた。
希少生物の写真を示しながら申し入れる高島美登里代表=県庁で(写真)

       

 

   アマクサウミコチョウが発見される。

                          羽熊撮影             

 

  2000年5月6日、祝島沖で、日本生態学会の調査でナメクジウオが70匹以上発見されたとき、

同時に、アマクサウミコチョウが発見されました。チョウチョのように羽のようなヒレをヒラヒラさせてました。、

福田宏さんが、珍しいものがいるよ、ウミウシの仲間でアマクサウミコチョウというものですよ、と

指差された1センチにも満たない、可愛らしい生物をみたとき、これがウミウシの仲間だとはとても

信じられませんでした。有明海で7匹が見つかっていますが、減少種として、熊本県のレッドデータ

ブックに記載があります。瀬戸内海では今回が新発見です。

 

 

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