長島の貝:絵葉書とマグカップ.新発見種等

 

*現在の物販一覧
 モルスカカード(希少な貝をモチーフ) 5枚500円
 スナメリキープレート           1個300円
 絵本「のんたとスナメリの海」      1冊1500円
 冊子「長島の自然」(学術論文記載)  1冊1500円
 CD「スナメリのうた」            1つ1200円

以上が好評発売中です!


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relaxkei@f6.dion.ne.jp

「長島の自然を守る会物販係 」

 

 

ヤシマイシン属一種 

   

                                        ナガシマツボ

     

シダイタノウラクチキレ

  

  チリメンクチキレ

    

 カサシャミセン  

以上の5組の絵葉書 一組500円

    

 

 

 

 

        

 

 

 

                                   ヤシマイシン近似種

 

海外科学者(W.F.Ponder、R.Bieler、P.Mikkelsen、R.H.Cowie)及び福田宏・山下博由各氏

は2000年2月4日、田ノ浦及び祝島において現地調査を実施し以下の奇少貝類を発見しまし

た。

☆田ノ浦で発見された貝類                    ′

◆ヤシマイシン近似種 :99年8月23日及び9月7日に得られた個体と同種と思われる。

 (カクメイ科)    今回は生貝1個体採集。場所は埋め立て予定地の外側(別添地図

             参照)

◆セムシマドアキガイ :生貝2個体採集。場所はやや還元的なタイドプールの石の下(別

 (スカシガイ科)   添地図参頗)生貝は恐らく初の発見。これまではどのような環

             境に棲むのか全く分かっていなかった。

◆トゲアメフラシ   :瀬戸内海新記録種。生貝1個体採集。外洋性。場所は埋め立て予

 (アメフラシ科)   定地内(別添地図参照)

◆スジウネリチョウジガイ:WWFJ−RDBで「危険」と評価された種。田ノ浦では1999年の調査で

 (リソツボ科)    死殻3個のみ得られていた。(ユリヤガイ論文に含めた)

             今回は生貝3個体が発見され、田ノ浦に間違いなく生息してい

             ることが明かになった。ヤシマイシン近似種が見られた石のす

             ぐ近くの石の下に見られた(別添地図参照)

◆カモガイ      :日本海に多い種で、瀬戸内海では1969年に長島〜八島で1度記録

 (コガモガイ科)   されたのみで、この記録は間違いではないかと思われていたが、

             実際に田ノ浦に生息していることが確認された。Bieler博士が

             数個体の生貝を採集した。

☆祝島と田ノ浦の間の海底で発見された貝類(祝島港の漁屑)

キキョウニシ        :瀬戸内海新記録種。サンゴに寄生。生貝採集¢暖流系。

(アッキガイ科)

ヒラドサンゴヤドリ     :生貝は恐らく初の発見。サンゴに寄生。 

(アッキガイ科)

クモトガイ科の1種      :未記載種。生見を採集。

           

       ヒラドサンゴヤドリ(ETV特集より)

 

  

  カサシャミセン(羽熊撮影)

 

        

カミノセキオトメマイマイ(羽熊撮影)

 

 島ごとに別種? 瀬戸内海周防灘のカクメイ科貝類(腹足網:異鰓上目:ミズシタダミ上科)

                             「日本貝類学会2000年度大会(山口)研究発表要旨集より引用」

 

  福田 宏(都立大・理・自然史)           ・

Comirostridae Ponder1990カクメイ科は,異鰓類全体の共通祖先に近いと考えられるため

腹足綱の系統学上重要なグループである上,世界的にも記録例が稀なことから内外の研

究者の注目を集めている。演者ら1997年周防灘からTomura yasima ヤシマイシン(山口

県上関町八島T.himeshima ヒメシマイシン(大分県姫島)を記載したが、これらは北

太平洋唯一の同科産出例であった。最近,上関町長島の原子力発電所予定地や天田島で,

新たに同科が発見された。共にヤシマイシンに似るが,長島の個体は殻表に顕著な螺肋

を持つため未記載種の可能性がある。更に,原発建設の事業者である中国電力の調査で,

光市牛島及び防府市平島でもこの科の種が採集された。これらも,写真を見る限り他の

島からのものとは形態的に異なり,未記載種の可能性が高い。従って,周防灘では既記

2種+未記載3種のカクメイ科が産するようであり,島ごとに異なる種が存在するのか

も知れない。

島ごとに別種? 瀬戸内海周防灘のカクメイ科貝類

 (腹足網:異鰓上目:ミズシタダミ上科)

福田 宏(都立大・理・自然史)           ・

Comirostridae Ponder1990カクメイ科は,異鰓類全体の共通祖先に近いと考えられるため

腹足綱の系統学上重要なグループである上,世界的にも記録例が稀なことから内外の研

究者の注目を集めている。演者ら1997年周防灘からTomura yasima ヤシマイシン(山口

県上関町八島T.himeshima ヒメシマイシン(大分県姫島)を記載したが、これらは北

太平洋唯一の同科産出例であった。最近,上関町長島の原子力発電所予定地や天田島で,

新たに同科が発見された。共にヤシマイシンに似るが,長島の個体は殻表に顕著な螺肋

を持つため未記載種の可能性がある。更に,原発建設の事業者である中国電力の調査で,

光市牛島及び防府市平島でもこの科の種が採集された。これらも,写真を見る限り他の

島からのものとは形態的に異なり,未記載種の可能性が高い。従って,周防灘では既記

2種+未記載3種のカクメイ科が産するようであり,島ごとに異なる種が存在するのか

も知れない。

 

       

ヤシマイシン近似種の見つかった地点

 

 

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