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| A. | 1999年10月27日 | 中国電力による上関地点のヤシマイシンの調査結果等について |
| @ | 2000年 2月15日 | 2月15日の環境庁から通産省に出された意見書 |
| A | 2000年3月4日 | 通産省から中国電力に出た勧告 |
| B | 2000年3月3日 | 通産省資源エネルギー庁から中国電力に出た勧告を一見しての感想 山戸 貞夫 |
| C | 3月11日 |
原発に「反対」「不安・疑問」過半数 平生町が町民アンケート |
| D | 3月18日 | 祝島漁協、新たに原発反対決議 |
| E | 3月3日 | エネルギー庁の中国電力に対する勧告(全文) |
| F | 3月25日 | 間さんの土地、55%を竹弘さんのものと、 岩国地裁判決、 |
| G | 3月23日 | 牛島が、カラスバトの保護区に指定 |
| H | 3月29日 | 中国電力は、上関原発を電調審に11月に上程予定と発表 |
| I | 4月18日 | グリーンピースの虹の戦士号が祝島を訪れ、祝島の漁船とともに大パレードを行う。 |
| J |
4月24日 |
5月の公開ヒヤリングが見送りに、
長島の自然を守る会がグリーンピースから県知事へのの手紙を手渡す。 |
| K | 2000年3月現在 | 山口県知事は上関町周辺の2市5町の意見を参考に:
周辺2市5町での原発意識調査 |
| L | 4月26日 | 上関原発建設計画に伴う漁業補償交渉で、
共同漁業権第107号管理委員会は祝島漁協を除き合意 |
| M | 2000年5月7日 | ナメクジウオが祝島沖で、生態学会の調査で発見された。 |
| N | 2000年5月8日 | 脱原発へ!中電株主行動の会が中電に 抗議警告書 |
| O | 5月8日 | 上関原発予定地のナメクジウオを中電は環境書に載せず |
| P | 5月14日 | 中国電力が懐柔のため上関町につぎ込んだお金 |
| Q | 5月15日 | 日本生態学会が山口県に申し入れをおこなった |
| R | 5月15日 | 上関原発漁業補償として中電が半分支払いました |
| S | 5月26日 | ナメクジウオなどの調査をするよう通産省などに申し入れ |
| 21 | 5月30日 | ナメクジウオなどの調査をするよう山口県に申し入れ |
| 22 | 7月27日 | 間さんの土地の相続めぐり控訴審 |
| 23 | 8月6日 | 8月6日 中国電力本社前 脱原発座り込み |
| 24 | 10月31日 | 第一次公開ヒアリング 上関町民体育館にて |
| 25 | 11月2日 | 大島町のアンケートで原発反対60%,賛成4% |
| 26 | 11月13日 | 山口県の二井関成知事が柳井市など周辺二市五町の首長と意見交換 |
| 27 | 12月10日 | 宮司さんが公式に、土地を売らないと表明 |
| 28 | 12月20日 | 朝日新聞がアンケートを行い、上関も周辺市町も反対が多数と! |
| 29 | 12月22日 |
柳井市長選挙に松村やすみちさんが立候補を表明 |
A. 1999年10月27日、中国電力によるヤシマイシンの調査結果 |
(添付地図と写真11P分は省略)
中国電力株式会社 平成11年10月 27日
上関地点ヤシマイシンの調査結果等について
1.はじめに
山口県上関町八島の岩礫海岸及び大分県姫島の河口において、新種の巻き貝(カ
クメイ科ヤシマイシン及びヒメシマイシン)が発見されたとの新聞報道(HlO.5.28)
があった。
当社はこれを受け,平成11年4月27日に資涼エネルギー庁へ提出した上関原子
力発電所1,2号機環境影響評価準備書(環境影響調査書)の「貴重な海生生物」
の項に「調査海域の周辺では,「ユリヤガイ」(山口貝類研究談話会,1997年12
月)によれば,上関町八島の岩礫海岸において平成9年6月と8月に新種の巻き貝
(カクメイ科ヤシマイシン)を発見したとされている。」と記載した。
その後,当社はヤシマイシンの発見者である福田宏氏(東京都立大学理学研究
科自然史科学講座研究員)に依頼し発電所計画地点の調査を行ったところ,田の浦
の埋立予定地付近においてカクメイ科の貝類が発見された。このため,当社は発電
所計画地点周辺において,カクメイ科の貝類の生息確認調査を実施している。
本報告書は,これまでの現地調査等の結果及び当社の見解をとりまとめたもので
ある。
2.発電所計画地点周辺における調査結果
当社は,ヤシマイシンの発見者である福田氏に依頼し,8月23日に発電所計画地
点において調査を行ったところ,埋立予定地付近のタイドプール(潮溜まり)でカ
クメイ科の貝類を発見した。
また,福田氏は,9月7日,報道機関を現地に案内した際に,8月23日に発見し
た場所の近くのタイドプール(田の浦の埋立予定地内西北端)において,カクメイ
科の貝類1個体を発見したとしている。
当社は,8月23日に福田氏に依頼した調査によりカクメイ科の貝類が発見された
ことから,8月27日より長島(天田島及び鼻繰島を含む)及びその周辺においてヤ
シマイシン等の生息状況確認のための事前調査を開始した。
これまでに,ヤシマイシン等が確認された生息環境と類似するタイドプール(還
元的雰囲気下,多数の石と砂があるなど)を多数(長島においては約260カ所)確
認し,現在,これらを対象として調査を実施している。【別紙一1参照】
この間,9月16日天田島(上関町)のタイドプールでカクメイ科の貝類を2個体,
10月5日牛島(光市)のタイドプールでカクメイ科の貝類を1個体及び10月23日
平島(防府市)のタイドプールでカクメイ科の貝類を1個体発見した。【別紙一2
参照】
−1一
これまでの調査により次のことがわかった。
@ カクメイ科の貝類は平成9年6月及び8月に八島(上関町)でヤシマイシン
が,平成9年8月に姫声(大分県)でヒメシマイシンが発見された。
また,今回の一連の調査によって発電所計画地点周辺海域等において新たに
5カ所で発見されるなど,複数地点において生息が確認されている。
A 福田氏によれば,ヤシマイシンが属しているカクメイ科の貝類は,学術上貝
類の進化の過程を研究する上で重要とされている。
B 台風18号(9月24日)の影響により,周辺海域のタイドプールは多数の石
や砂が消滅するなど,生息環境が大きく変化している。長島ではタイドプール
約260カ所のうち約100カ所が消滅している。
3.当社の見解
当社は,これまでの調査結果からみて,カクメイ科の貝類は上関原子力発電所の
計画地点に限らず,この周辺海域のタイドプールに分布していることなど以下の理
由から,発電所建設がこれらの貝類に及ぽす影響は少ないものと考えている。
(1)福田氏は,カクメイ科に属するヤシマイシン等は,新種としての記載がされ
てから日が浅く,これら微小貝類の研究は始まったばかりであると言っている。
また,山口県貝類研究談話会(1997年12月)発行の「ユリヤガイ」にお
いて福田氏は「ヤシマイシン(八島)とヒメシマイシン(姫島)の2種の模式
産地はお互いにさほど離れていない(約50km)。頼戸内海のこのような狭い範
囲に,これまで世界中で4種しか知られていないカクメイ科の種が,2種も分
布していることは驚嘆に価する。しかし,今回の種が見いだされたような生息
環境は,この海域には普通に見られるので,精査すればそれらの新産地はなお
も発見される可能性がある。」と述べている。
(2)特異的な生息環境を嗜好するとされるカクメイ科の貝頚が採集されたタイド
プールと環境条件が類似したタイドプールは,当社が調査した結果,長島をは
じめその周辺に分布しており,これらの貝類の生息場所となっている可能性が
高いものと考えられる。
(3)調査例が少ないにも係わらず,カクメイ科の貝類は八島(上関町),姫島(大
分県)の他に,今回の調査によっても新たに田の浦(2カ所)(上関町),天
田島(上関町),牛島(光市)及び平島(防府市)計7カ所の広い範囲で確認
されている。
従って,これらの貝類を中心とした調査は研究従事者が少なく,全国的にも
あまり行われていないことからこれまで確認例は少ないが,今回の調査でも伊
予灘から周防灘にかけて分布していることが確認された。今後,詳細な調査が
行われれば,全国的にも確認例が増えていくと考えられる。
ー2−
(4)今回の台風18号の影響により,カクメイ科の貝類が発見された田の浦のタイ
ドプールの石及び砂が消滅したのをはじめ周辺海域のタイドプールも大きな影
響を受け,その生息環境は一変している。【別紙一3参照】
また,平成3年にほ今回の台風を上回る台風19号が当地方を通過しており,
周辺の環境に多大な影響を与えたと言われている。
カクメイ科の貝類は,このように自然界の環境変動を繰り返し受けながらも,
縦続的に種が保存されているのは,周辺海域に広く分布,生息しているからと
考えられる。
(5)タイドプールは水温・水質等環境的にはかなり悪条件の場所であり,環境変
化に耐えられる生物が生息すると一般的に考えられている。
なお,今後は,周辺海域において引き続きカクメイ科の貝類の生息状況の確認に
努めることとしている。
以 上
(参 考)
福田宏氏のレポートに対する当社の見解
福田氏はレポートの中で,埋立予定地周辺のタイドプール内及びその周辺,褐藻,
石灰藻の群落の中から162種の微小貝類,超微小貝類などが確認されたとしている。
1.環境調査と学術調査
環境調査は,資源エネルギー庁「温排水環境影響調査暫定指針(海生生物・漁
業影響調査関係)」(昭和62年3月)に準拠し,発電所の立地に伴う環境影響評
価のために現在の環境の状況を把握するための調査である。
環境調査は一定のレベルの調査者がマニュアルに従った統一的な方法で立地予
定地周辺の海生生物の種類数,個体数,湿重量などを把握する調査である。
また,学術調査は特定の生物を対象にその発見のために独自の方法で実施する
調査である。
今回,福田氏が行った調査は学術調査であり,対象をヤシマイシン等の微小貝
類に定め,目的の貝類の存在を確認していくという手法を用いている。具体的に
は,ヤシマイシン等の微小貝類を対象として,採集に当たっては大きな石をひっ
くり返したり,同定に際しては,電子顕微鏡等を駆使したり,また,藻中に生息
する超微小貝類などを調査したと聞いており,更には環境調査では対象としてい
ない死貝を含めていることから,その結果として,福田氏の調査においては多く
の種類の微小貝類等が確認されたものと考えられる。
2.新 種
地球上に生存していると推計される生物種の数は3,000〜5,000万種,あるいは
1億種あると言われており,現在分類されている生物で種名がつけられているも
のは約175万種にすぎない。
その内,貝類については約20万種生存していると推定され,「この内現在種名が
付けられているものは約5万種と言われている。このように未確認の生物種の方
がはるかに多いのが実態であると言われている。
微小貝類の研究は初期段階であると言われており,研究者によって特定の種を
対象とした調査を実施すれば,新種の貝が発見される可能性があるものと考えら
れる。
以 上
@ 2月15日の環境庁から通産省に出された意見書 |
対象発電所の概要と環境庁長官意見の内容
I.上関(かみのせき)原子力発電所1,2号機
〔概要〕
┌――――┬――――――――――┬――――┬――――――――――――――┐
|事業者 |中国電力(株) |最大出力|137.3万kW×2基(274.6万kW) |
├――――┼――――――――――┼――――┼――――――――――――――┤
|計画位置|山口県熊毛郡上関町 |発電方式|原子力(改良型沸騰水型軽水 |
| | | |炉) |
├――――┼――――――――――┼――――┼――――――――――――――┤
|用 地 |約137ha |運転開始|1号機:平成23年3月(予定) |
├――――┼――――――――――┤ |2号機:平成26年4月(予定) |
|燃 料 |低濃縮ウラン約50t/年 | | |
└――――┴――――――――――┴――――┴――――――――――――――┘
〔環境庁長官意見の内容〕
1.計画地及びその周辺においては、学術的に貴重とされているカクメイ科の貝類等の
野生動植物が確認されており、事業の実施に当たっては、以下に掲げる措置を講じ、
自然環境の保全に配慮する必要がある。
(1)カクメイ科等の貝類やスナメリについては、既存の調査事例が少ないことに
かんがみ、追加調査及び事後調査の実施に当たっては、専門家の指導・助言を
得ながら慎重に進めること。
また、自然環境への影響が確認された場合においては、専門家の意見を聴取すると
ともに、関係機関と調整し、適切な対策を講じること。
[1] 計画地及びその周辺において学術的に貴重とされているカクメイ科等に
属する貝類が確認されていることから、埋立予定地及びその近傍のタイド
プールについては、引き続き調査を実施した上で予測及び評価を行い、
専門家の意見を踏まえ必要に応じて適切な対策を講じること。また、追加
調査の内容、その結果、評価及び対策を講じる場合にはその内容並びに
事後調査を行うに当たってはその計画を評価書に記載すること。
[2] 計画地の周辺海域において遊泳が確認されているスナメリについては、
引き続き繁殖期を含め生息状況の調査を行い、専門家の意見を踏まえ必要に
応じて適切な措置を講じること。また、追加調査の内容、その結果、評価
及び対策を講じる場合にはその内容並びに事後調査を行うに当たっては
その計画を評価書に記載すること。
[3] 計画地周辺においてハヤブサの生息が確認されていることから、ハヤブサの
生息状況等の調査を継続するとともに、専門家の意見を聞き、ハヤブサの
生息環境の保全に配慮すること。また、追加調査の内容、その結果、評価
及び対策を講じる場合にはその内容並びに事後調査を行うに当たっては
その計画を生息環境に支障を及ぼすおそれのない範囲で評価書に記載する
こと。
(2)工事中において、新たに希少な動植物が確認された場合は、専門家の意見を
聴取し、現地調査を実施した上で、これらの種の生息、生育環境に対する影響が
最小限となるよう、適切な保全対策を講じること。また、その旨を評価書に記載
すること。
2.計画地の周辺海域は、閉鎖性が高く一部で水質環境基準を超過している瀬戸内海で
あることから、発電所の取放水による水質及び海生生物への影響について、慎重な
検討が必要である。このため、周辺海域の水温、水質及び海生生物の監視において、
発電設備の運転状況を考慮しつつ、取放水量、水温の変化と水質及び海生生物の状況
との関係について検討することにより、影響予測の妥当性を確認し、必要に応じて
適切な対策を講じること。また、その旨、評価書に記載すること。
3.海域での工事により付加される濁りが10mg/l以上となる場合には、汚濁防止膜の
設置等所要の対策を講じること。また、その旨、評価書に記載すること。
4.工事に伴い発生する残土について、具体的な処分方法を検討するとともに、その
結果を評価書に記載すること。
5.本計画については、事業の着工時期が未定であることから、着工に至るまでの期間に
おいて、事業実施区域及びその周囲の環境の状況について関係地方公共団体が有する
資料等により把握し、環境の状況が変化している等の場合においては、所要の検討を
行い、必要に応じて適切な対策を講じること。また、その旨、評価書に記載する
こと。
A 3月4日、通産省から中国電力に出た勧告 |
しかし、先に原発建設ありきの内容の勧告です。本気で希少動物を保護する姿勢は
全くうかがえません。長島(上関町の)自然を守る会はもっと世論に訴える運動をし
なくてはなりません。下記の私のHPに、長島の自然を守る会の活動が載ってますの
で、参照ください。
通産省、中電に希少生物調査勧告
'00/3/4
中国電力の上関原子力発電所(山口県熊毛郡上関町)1、2号機の環境影響評価準
備書について、通産省は三日、中電に対し大臣勧告を行い、一連の準備書面の審査を
終了した。スナメリやハヤブサの補完調査の実施などを指示。今年十月中旬をめどに
調査結果、影響予測などの中間報告をするよう求めた。
スナメリ、ハヤブサは繁殖期を含む通年調査をし、その結果を正式評価書に記載さ
せる。特にスナメリについては工事中に加え、運転開始後も定期的な調査を実施し、
必要に応じて保護対策を取らせる。
ヤシマイシンなど微小貝類については「希少種であるかどうか判断できない」と
し、貝類が確認された埋め立て予定地にある潮だまりを現状のまま保存し、引き続き
調査させる。
常緑高木樹のビャクシンが生育する、埋め立て予定地内の小山(標高三十五メート
ル)を現状保存。発電施設の背後の土留め擁壁も緑化区域を拡大するよう、それぞれ
当初計画を変更させる。
また、着工までの間や工事中も、希少生物が確認されれば、調査を実施し必要な対
策を取らせる。
勧告に当たり、担当の村上正美・資源エネルギー庁統括環境保全審査官は、補完調
査の結果などの中間報告を口頭で指示。報告内容を通産省の環境審査顧問会に諮るほ
か、報告を受けて、必要であれば、調査の追加指示も検討する考えを明らかにした。
勧告は、準備書に対する環境審査顧問会の審査結果に、二井関成山口県知事の意
見、環境庁の意見を踏まえて出した。中電は今年一月末から一部の補完調査を自主的
に実施している。
準備書の審査が終了したことで、上関原発の電源開発調整審議会(電調審)上程へ
の手続きは、通産省の第一次公開ヒヤリング開催が当面の焦点になる。中電は今月末
に公表する二〇〇〇年度供給計画で上程目標時期を明らかにするが、日程的にみて十
一月ごろの上程になりそう。
【写真説明】資源エネルギー庁の担当者から大臣勧告書を受け取る中国電力の加藤義
明常務(通産省)
B 資源エネルギー庁『「上関原発」環境影響評価準備書に係る勧告』 |
平成12年3月3日 、
上関原発を建てさせない祝島島民の会
‘ 山′戸 貞 夫
@ 今回の勧告は、部分的に「環境保全」の具体化に言及しているが、原発建
設があくまで前提となっているため、現実の自然環境保全対策とはなりえて
いない。
(1)ピヤクシンのある小島」[ダイの鼻]の埋め立て予定から保存へ
(2)切り取り斜面をコンクリート壁から緑化の拡大へ
(3)カクメイ科貝類保存のために予定地内および近傍のタイドプールの環
状保存
※ 周辺の自然を壊して局地的に本来の自然環境が守られるはずもない
しかも、カクメイ科の貝類についてはエネ庁の指摘する専門家の関与に
ついて、中国電力はすでに専門家の福田氏を排除しているではないか
A 漁民の最も恐れる漁場の破壊について、原発の取排水の影響に関して全く
言及もされていない。
B 結論は、資源エネルギー庁は「環境保全の観点から勧告」を行ったもので
はなく、いかに地域住民に「環境保全のボーズ」を繕うのかという観点から
勧告作成に「努力」したにすぎないと言えるのではないか。
環境破壊を前提とした環境保全対策という矛盾した内容であり、瀬戸内海
の荒廃に手を貸す以外の何者でもないという自らの役割を認めているにすぎ
ない。
C 村上審査官の『発言メモ』については、今回の勧告が必要最小限の事項で
あるとの念押し等、全般的に中電(準備書の不備等)に対する不快感が見て
取れるような気がする.なにかしら、中国電力に対してつきはなし今までの
住民無視、合意形成の不備等に対する責任を求めているとの印象を持つ。
D 上関町および周辺住民の間には、上関原発建設の「合意」はまったくと言
っていいほど出来ていないのが現状である.三重県の芦浜原発と同様「白紙
撤回」こそが自然環境の保全、住民の安泰につながることをあらためて確信
する。
.、 以上
C 原発に「反対」「不安・疑問」過半数 平生町が町民アンケート |
臨界事故の直後に実施 熊毛郡平生町がこのほどまとめた「まちづくアンケー
ト」によると、隣町で進む中国電力上関原発建設計画(同郡上開町)対し、回答した
町民の半数以上が反対するか、不安・疑問穎問を感じていた。同原発計画では、近接
の同郡田布施、大和両町と光市が同種の調査を実施しているが、平生町では、調査時
期が茨城県東海村の臨界事故直後の昨年十月に実施したため、安全性への不安を感じ
る人の割合が大幅に増えた。
アンケートは町総合計画の基本資料にする目的で、昨年十月七ー二十二日の間、町
内全五千二百三十五世帯で実施。二千五百四十九世帯(回収率四八・七%)から回
収、原発計画については自由意見を求め、千六百六十五世帯から寄せられた。
「原発は必要」が三百二十三件(一九・四%)で、「必要ない」の三百三十四件
(二〇・一%)とほぼ並んだ。「安全性、環境面への影響が不安」が五百十三件(三
〇・八%)と最多で、「態度保留を含むその他」の二百四十六件(一四・八%)、
「代替エネルギーの開発促進」の百十二件(六・七%)と続いている。
「廃棄物処理」 「建設場所」 「住民理解」などに対する不安、疑問も六十一件
あり、全体の五四・五%が原発に反対するか、不安・穎問を感じている。
他の三市町と調査対象者の抽出、.集計方法などが異なるが、「賛成」は光市(二
六・二%)、大和町(三一・九%)、田布施町(三一・六%)に比べて減少。「安全
性への不安」が、光市(二五・九%)、大和町(一五・八%)、田布施町(九・八
%)に比べ増え、「臨界事故の影響が出た」(山田健一町長)とみられる。
他の自治体と同様、平生町も「原発計画への賛否を決めるものでない」というスタ
ンス。中電上関立地調査事務所は「アンケー卜の詳細を入手しておらず、コメントで
きない」としている。
D 祝島漁協、原発反対決議 |
協(山戸貞夫組合長、百二人)は十八日、祝島公民館で総会を開き、あらためて同原
発計画に反対するとともに、建設予定地周辺海域の環境保全運動を強める決議を賛成
多数で採択した。
総会では、中電が進める漁業補償交渉について、山戸組合長は「生活の基盤である
海を原発と引き換えにする訳にはいかない」と反発。漁場に加え、環境、地域を壊す
原発計画に反対を貫くことを決議。県知事への要望活動や海の環境保全活動を強化す
ることを申し合わせた。
周辺海域に漁業権を持つ漁協のうち、祝島漁協を除く七漁協は昨年末、百二十億円
を上回る漁業補償額で、中電と基本合意。正式調印した場合、祝島漁協は「祝島漁協
を無視した交渉合意は無効」と提訴する方針を固めている。
E 2000年3月3日の通産省資源エネルギー庁の上関原発のに関する中国電力への勧告 |
【中国電力鰹繩ヨ原子力発電所1、2号機勧告内容】
1・発電所計画地の周辺市域のおいて、営巣を示唆する行動が確認されたハヤプサにつ
いては、専門家の意見を聞きつつ、繁殖期を含む機関調査を実施し.その結果を生息
環境の保全に支障のない範囲で記載すること。
また、工事中においては適宜モニタリングを行い、必要に応じ対策をこうずること。
2.発電所計画地め周辺海域おいて、遊泳が確認されたスナメリについては、専門家
の意見を聞きつつ,繁殖期を含む期間調査を実施し、その結果を記載すること。
また、エ事中及び運転開始後においては、適宜モニタリングを実施し、必要に応じ
対策を講ずること。
なお、モニタリング結果については適宜公表すること。
3.現時点ではカクメイ料の貝類が希少種であるか否か判断でせないことから、カクメ
イ科の貝類等が確認された埋立予定地及びその近傍のタイドブールについては.現状
保存する等の保全措置を講ずるとともに、事後調査を行うこと。
なお.具体的な保全措置の検討に当っては、専門家の意見をききつつ、必要に応
じ補完調査を実施し、万全を期すこと。
4,埋立予定地内のピャクシンが卓越する小島を保存すること、及び切取斜面の緑化範
囲の拡大等と図ること。
また.緑化計画のの見直しに当たっては、発電所計画地に自生している優先種の採用
や鳥類等の好む食餌樹僕木の採用などを図ること。
なお、これらについては検討状況を含め、記載すること。
5.環境保全に万全を期すため、工事着手までの間に、改変区域において、動植物の調
査を実施するとともに、エ事中においても、新たに希少な動植物が確認された場合は、
専門家の意見を聞ききつつ、これらの種の生息、生育環境に対する影響が最小限となる
よう、適切な保全対策等を講ずること。
6.騒音に係る環境要素については、等価騒音レベルによる環境基準が施行されたこと
から、工事用資材などの搬出入及び資材等の搬出入に用いる自動車の運行に伴う騒音に
係る影響について、等価騒音レベルにより予測及び評価し記載すること。
7.海域での工事により付加される濁りが10mg/l以上となる場合こは、汚濁拡散防止
膜の設置等所要の対策を講ずる等、記載すること。
8、発電所の建設工事では土地造成の改変工事を伴うことから、造成等の施行による−
時的な影響として廃棄物の発生が予想されるため、項目として追加し。産業廃棄物の
種類ごとの排出量を把握したうえで記載すること.
F 3月24日、間さんの土地に関する裁判、岩国地裁の判決 |
上関原発予定地
相続地の一部移転登記命令
地裁岩国判決
中国電力が、山口県熊毛郡上関町で進める原発建設
計画予定地内の土地相続をめぐり、「贈与契約があり、
相続登記は無効」などとして、原発計画に反対してい
る同町長島の無職竹弘盛三さん(73)が、同地区の法定
相続人の男性に。所有権の転記登録を求めた訴訟の判
決が二十四日、山口地裁岩国支部であった。田村政巳
裁判官は、原告の主張を一部認め、土地の五五%分を
竹弘さんに登記を移すよう命じた。
争っていた土地は、一九 九八年四月に亡くなった
長原発地主の会」副会長の間登志子さん=当時(78)
=所有の約一方三千五百平方b。
訴状によると、竹弘さん
は、いとこの間さんと生前、この土地の贈与契約を結ん
でおり、養子の被告男性の相続登記は無効ーと、登記
の移転を求めていた。
被告男性側は「当時、間さんに意思能力はなく、贈
与契約は無効」などと棄却を求めていた。
田村裁判官は、贈与契約の成立を認める一方で、「被
告男性にも一定の相続権利がある」と、原告主張のう
ち、四五%分は退けた。
竹弘さんは「間さんの遺志が認められたのはうれし
いが、全面的に受け入れられなかったのは不満」と控
訴する意向。被告側は「コメントできない」としている。
G カラスバト保護地区指定に合意 山口県牛島 |
'00/3/23
山口県は、国の天然記念物カラスバトの集団生息地である光市牛島(うしま)を、十月末、鳥獣保護法の特別保護地区に指定する。
保護区指定には、さまざまな制約が加わることで島民が難色を示し、先送りになっていたが、このほど県と地元が合意に達した。
二十二日、県庁であった県自然環境保全審議会で報告された。
県によると、九七年三月に策定した「第八次鳥獣保護事業計画」で、牛島の保護区指定を決定。
環境庁のレッドデータブックで準絶滅危ぐ種に指定されているカラスバトを保護することについては、地元理解が得られていた。
しかし、指定を受けると、一定規模以上の森林伐採や工作物の設置などに知事の許可が必要になるため、「生活が制約される」として
島民が反発するなど、指定が見送られていた。
ところが、最近になって島外の業者による開発計画が持ち上がるなど、「島を守る手段の一つとして法的規制が必要」と、住民らが判断。
今月十三日、自治会長らが保護区の指定に同意したという。
カラスバトは、瀬戸内海では、牛島だけに約五十羽が集団生息している。
H上関原発計画、電調審上程11月に |
中国電力は28日、上関町の上関原発(137万キロワット、2機)新設計画を、今年11月の国の電源開発調整審議会(電調審)に上程する考えを表明した。同日発表した2000年度供給計画の中で明らかにした。
電調審への同計画の上程は、用地取得や漁業補償交渉の遅れに加え、相次ぐ原子力関係施設の
事故による原子力への不安、不信感の強まりなどの社会情勢から当初計画より2年8ヶ月ずれ込む
ことになった。上程時期がずれ込んだことで、1号機の運転開始予定は2011年11月、
2号機は14年12月とした。
I グリーンピースの虹の戦士号が祝島を訪れ、漁民の船とともに大パレード |
背景の場所は長島の西端で、原発予定地の南端の位置にあたります。

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I 虹の戦士号、海から「反原発」訴え 山口県上関町 | |
J 5月の公開ヒヤリングが見送りに、長島の自然を守る会がグリーンピースからの手紙を手渡し、 中国電力の調査を公開するようまた、原発計画を白紙に戻すよう申し入れをした。 長島の自然を考える会の代表、高島美登里さんと副代表の羽熊直行氏がグリーンピースの 虹の戦士号の写真を見せて、説明をしている写真です。 | |
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K 山口県知事は上関町周辺の2市5町の意見を参考にすると表明している |
上関原発建設計画周辺市町での原発意識調査。
以下の表をご覧になってお解りのように,賛成より反対のほうが倍以上に多いです。
にもかかわらず、原発反対を表明する議員は極わずかです。もっと議員に働きかけたり、反対派議員を
選出する必要があります。

L上関原発建設計画に伴う漁業補償交渉で、共同漁業権第107号管理委員会は祝島漁港を除き合意 |
2000年4月26日、上関原発建設計画(山口県熊毛郡上関町)に伴う漁業補償交渉で、予定地周辺に漁業権を持つ八漁協でつくる
共同漁業権第107号管理委員会(会長・山根勝法平生漁協組合長)は二十六日午前、柳井市伊保庄の会議場ベルゼで会合を開き、
中電から提示された総額百二十億円を上回る補償条件について協議。同原発計画に反対している祝島漁協(上関町)を除く七漁協が
同意し、同管理委は補償条件を受け入れた。
祝島漁協は「原発に反対する漁業者の声を無視し、漁業権、財産権の侵害だ」と、提訴する構えだ。
会合には、上関、室津、四代(以上上関町)、平生(熊毛郡平生町)、田布施(同田布施町)、光、牛島(以上光市)の七漁協から
組合長が出席。一連の原発補償交渉を拒否し、欠席していた祝島漁協の山戸貞夫組合長も初めて出席、同漁協の役員一人も同席し、
中電が計画する上関原発1、2号機(出力各一三七・三万キロワット)から出る温排水の影響補償について協議。中電が示した補償額
七十数億円、漁業振興策などに七漁協の賛成で同意した。
原発用地として埋め立てられる海域に独自の漁協権を持つ四代、上関両漁協も、同107号管理委の受け入れに合わせ、総額五十
億円を超える補償額に同意する予定。中電は近く、両漁協と管理委の三者と漁業補償に正式調印し、今年十一月に予定している国の
電源開発調整審議会への計画上程に弾みをつけたい、としている。
予定地対岸にある祝島からは、島民をはじめ約三百人が会場に詰めかけ、「原発に海を売るな」などと抗議運動を展開。会合開会前
には、祝島漁協役員の入場をめぐって、入り口付近で小競り合いがあった。
同原発計画の漁業補償交渉は一九九八(平成十)年十月にスタートした。祝島漁協は当初から交渉参加を拒否。残る七漁協だけで
中電と交渉を重ね、昨年末に百二十億円を超える補償金額に基本合意していた。
M 予定地近<にナチメクジウオ(5月7日)
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上関原発予定地近くで学術上・貴重な希少生物
中国電力が山口県上関町に計画している原子力発電所建設予定地近くの海底で六
日、動物の進化を知るうえで貴重とされている希少生物ナメクジウオ=写真、右側が
頭部=が二十数匹見つかった。中電が昨年四月に国に提出した環境影響調査書は「調
査海域には、学術上質重な海生生物の生息は認められない」としているが、発見した
研究者グループは「これを覆す資料」と話している。
日本生態学会に所属する研究者らが、中電が実施している環境影響評価の追加調査
とは別に、独自の環境調査を実施していて、同町長島の建設予定地から約三`沖合の
土砂の中で見つけた。体長は約一・五aから四・五a。同学会会員の福田宏・日本学
術振興会特別研究員らが確認した。
ナメクジウオは魚より下等な頭索(とうさく)類に属し、背骨がなく、脊椎動物の
原始形態をしているため、動物の進化を研究する貴重な資料とされている。広島県三
原市の生息地は、国の天然記念物に指定されている。かっては浅い海に普通に見られ
たが、ここ数十年の間に急激に減っているという。
福田氏は「この海域が本来の自然の姿をとどめている証拠で、予定地にもっと近い
所にもいるはず。中電はこの生き物の追加調査をするべきだ」と話している。
N 脱原発へ!中電株主行動の会 2000年5月8日抗議警告書 |
中国電力株式会社
代表取練役社長 高須 司登様
2000年5月8日
脱原発へ!中電株主行動の会
世話人代表 溝田 一成
抗議警告書
当社は、4月27日、上関原発計画についての漁業補償として総額約125億円を支払
うことで、共同漁業権帯107号管理委員会などとの契約に調印しました。これは、私た
ちが2月8日に、当社におこなった警告書を全く無視するものであり、強く抗議します。
本契約の調印に対し、原発建設予定地周辺海域を有力な漁場として、共同漁業権を持っ
ている祝鳥漁協は、原発建設に絶対反対のため、補償交渉受け入れを決めた共同漁業権第
107号管理委員会に対し、「原発に反対する漁業者の声を無視した今回の合意は無効」
として提訴に踏み切る準備を進めています。
そもそも、共同漁業権管理委員会は法律的には、漁業のやり方や漁種などを決めるため
のものであり、漁業補償などを多数決などをもって決めたり、契約を結ぶ権限は有してい
ないとされています。その点からも、今回の契約調印は違法といわざるをえません。
上関原発は、2月8日付けの普告書でも述べたように、@共同漁業権を有する祝島漁協
が原発絶対反対を明確にしている。A建設用地の確保が非常に困難である。B予定地周辺
に多くの希少生物の存在が確認され当社としても再調査を余儀なくされ、現在実施中で
ある、など漁業補償契約の調印を行える条件はまったく存していないのが実情です。
中部電力が、三重県で計画していた芦浜原発建設は三重県知事の撤回要請を受け、中部
電力も建設断念を表明しました。しかし中部電力は1994年末に支払った約15億円の
協力金など漁業補償金の返還を関係漁協に求め、大きな混乱が生じているといわれます。
私たちは、上閑原発計画の場合も芦沢原発と同様の混乱が近い時期に起こるであろうと非
常に危惧しているところであります。そこで、下記の通り抗議し、再度替告します。
記
1.上関原発の建設について、共同漁業権第107号管理委員会などと漁業補償契約を
調印したことに強く抗議する。
2.漁業補償金の支払いを行わないように求めるとともに、もし支払いを行った場合、
当社担当取締役に対し、相応額の金額の賠償を求める訴訟を提起する旨、警告する。
以 上
O 上関原発予定地のナメクジウオを中電は環境書に載せず (5月8日)
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P 中国電力が懐柔のため上関町につぎ込んだお金 |
これまでに地元工作費や建設準備に使われた金額は、有価証券報告書
(1998年度)によると450億円にも達します。 これらの資金は、賛成派の町長や町議の選挙に
有利に働くよう使われます。資金が選挙運動やる当事者が出すのでなく中電がだすというだけで、
選挙違反にならないのです。中電の資金が、地方の民主主義を破壊しています。
今までに原発建設の見返りに出された金をあげてみます。
・栽培漁業センター運営資金====== 7億円 (1994年)
・「環境影響調査」 迷惑料======= 1億8千万 (1995年、裁判
準備書面より)
・PR館 (海来館−みらいかん) の建設== 1億円
・四代地区共同アンテナ建設====== 4000万円 1998年)
今後
・四代地区集落排水事業
高齢者福祉センターの支援===== 約6億円を示す
|
上関町の原子力発電所建設予定地周辺の自然保護を求め、日本生態学会(会長・田川日出夫鹿児島大名
誉教授)は十五日、中国電力が実施中の環境影響評価の追加調査の見直しを行うよう、二井関成知事あての要望書を提出
した。
安渓遊地県立大教授らが県庁で、吉田守男環境審議監に対し、「建設予定地には貴重な希少生物が確認
されているが、中国電力の環境影響評価は不十分」と指摘した。
追加調査の見直しが必要として(1)希少種の分布や個体数の正確な把握(2)温排水が与える影響など生態
系への影響評価の実施(3)調査による生育環境悪化の防止―の三項目を要望。調査が科学的に行なわれているかどうか、
県のチェックを求めた。
安渓教授は、生態学会の会員らが五月上旬、建設予定地で行った調査で、絶滅が危ぶまれているナメクジウオ三十
数匹が見つかったと説明。中電が、五年前の調査でナメクジウオを見つけながら影響評価準備書に記載していなかった問題
点を指摘した。
生態学会は近く、中国電力、環境庁長官、通産相へも同様の申し入れをする予定。
R上関原発漁業補償として中電が半分支払いました |
われわれ反原発中電株主行動の会は、株主代表訴訟を直ちに起こし、中電社長などに、
損害賠償を求めるよていです。祝島漁協もただちに協定の無効を求める裁判を起こす
よていです。原発予定の近くの海域では、漁獲量の約7割は祝島漁協が揚げています。
にも拘わらず、祝島を無視して、協定を結ぶのは、とんでもないことです。
=================================
(以下、報道の要約)
中国電力は5月15日、上関町の原発計画で関係漁協との間で妥結した漁業補償金の総額
125億5千万円の半額を、関係8漁協でつくる第107号共同漁業権管理委員会
(会長・山根勝法平生町漁協組合長)と漁業権を失う四代、上関漁協に支払いました。
原発に反対する祝島漁協は配分の補償金5億4千万円の受け取りを拒否、近く提訴する
構えです。祝島漁協を除く7漁協は今後、各組合員で設ける分配委員会で組合員1人ひ
とりへの補償金の分配を決めます。そのうち47億円は埋め立てのための地先権を持っている
上関漁協と四代漁協に払われる予定です。
残り半分は、埋め立て許可が下りてから、払うと中電はいっています。
Sナメクジウオなどの調査をするよう通産省などに申し入れ |
『長島の自然を守る会』の代表高島美登里を含め会の3名が、通産省エネ庁、水産庁、
環境庁を訪ね、中電が希少動物などきちんと調査を行うよう申し入れを行いました。
2000年5月26日
水産庁長官
中須勇雄殿
『長島の自然を守る会』 代表
高島美登里
上関原子力発電所建設予定地周辺海域に生息する希少生物保護に関する申し入れ書
中国電力の原子力発電所建設予定地である山口県熊毛郡上関町長島は、カクメイ科貝類
・ナメクジウオ等の海生生物を始めハナメリ・ハヤブサ他希少な生物が多数生息していま
世界的にも稀に見る豊饒な自然環境・生態系を有することが日本生態学会を始め国内
外の科学者・専門家により認められ、注目の的となっています。
相次ぐ乱開発により今や失われつつある瀬戸内の原風景を残す『究極の楽園』とでも言
うべき貴重な自然を守るため、私達は『長島の自然を守る会』を結成し活動を行っています。
ついては、海生生物保護・海域環境保全の立場から貴庁の善処を求め、見解を伺うと共
に、下記の通り申し入れます。
記
1.見解を伺いたいこと
(1) 専門家によるとナメクジウオにとり種存続の必要条件・阻害条件として
(a)埋め立てや護岸工事、あるいは海底の砂利採取による、地域個体群の消滅と棲み場所
の絶対的喪失
(b)沿岸海域の水質の富栄養化、埋め立て、砂利採取などに起因する生息諸条件の悪化
が考えられ、日本の個体群が存続するためには、海岸や海底の人為的改変をやめ、陸か
らの 栄養塩類の流入を厳しく規制して富栄養化を改善することが不可欠(水産庁委託『希
少水生生物保存対策試験事業報告書』に拠る)と指摘されています。
上関原子力発電所建設計画は、種存続の必要条件と両立しえず、阻害条件を増大させ、
絶滅 の危険性をはらんでいると言わざるを得ないと思われるが、如何お考えか。
(2) 環境影響調査リストにナメクジウオを記載していながら、調査書に『学術上貴重な海
生 生物の生息は認められない』とした中国電力の認識程度をどうお考えか。
2.申し入れたいこと
(1) 水産庁R.D.Bに危急種として登載されているナメクジウオが5月6日、祝島沖3Kmの海底より70個体以上採取されました。
現在、中国電力が上関原子力発電所建設計画の環境影響評価に伴う追加調査を行っ
ていますが、1年を通じ厳正かつ詳細な調査を行うよう指導されること。
(2) 事業者による調査任せにせず、水産庁として実態調査をされること。
(3) 水産庁R.D.Bにカクメイ科貝類・ナガシマツボ・カサシャミセン等、当地で発見され
た希少海生生物を登載されること。
3.上記1及び2に対する回答を6月9日迄に文書を以ってお願いします。
|
21 山口県へナメクジウオなど希少生物の調査と保護の申し入れ |
口頭での返事では、中電の追加調査を待ってから判断する、ということと
山口県のレッドデータブックへは、検討委員会が取り入れるものと思、というのが主な返事でした。
2000年5月26日
山口県知事
二井関成殿
『長島の自然を守る会』
代表 高島美登里
上関原発予定地及び周辺に生息する希少生物・生態系の調査及び保護を求める申し入れ
.上関原発予定地長島及び周辺の自然環境・生態系の貴重さについてはスナメリ・ハヤブ
サ・カクメイ科貝類など希少生物が数多く生息するだけでなく、その多様性においても温
帯域では稀に見る様相を有していることが国内外の研究者達により指摘されている処です。
このたび日本生態学会に所属する研究者等により5月5日〜7日にかけ、予定地及び周辺海
域において現地調査が実施され、『長島の自然を守る会』も協力しました。
そこで水産庁指定危急種ナメクジウオ、瀬戸内海新記録種アマクサウミコチョウなどが
採取されました。
同定作業の進捗や今後の継続調査により、更に貴重なサンプルを得られるであろうこと
を研究者が確言しています。
ついては下記の点につき行政として、世界的にも稀に見る豊饒な当地の自然環境・生態
系保護に特段の力を注いで頂きたく申し入れます。
記
1.水産庁R.D.B.に危急種として登載されているナメクジウオが5月6日、長島沖約3kmの海
底より70個体以上採取されました。
ナメクジウオの他にもアマクサウミコチョウや1999年8月23日に採取され同定の進捗に
より明かになりつつあるゴカイ類など希少生物の調査・保護につき、去る5月26日に関係
省庁に申し入れを行いました。その際、環境庁・通産省は、ナメクジウオについて事業者
による追加調査がなされるものと期待している旨の見解を明かにしました。
これを踏まえ、知事意見を出された県の責任として今後1年間ナメクジウオの再調査を
行うよう事業者に対する指導を強められること。
2.県としてナメクジウオの保護につき具体的な対策を講じられること。
3.2000年度山口県版RDBにナメクジウオをはじめ同地で発見された希少生物を登載される
こと。
4.同地の自然環境・生態系の貴重さに着目し、県として独自調査を実施されること。
5.不備に継ぐ不備で、通産省でさえ「全国の電力会社で最低レベル。今後の調査結果によ
っては『追加調査の再追加調査も有り得る』」と公言している中国電力の環境影響調査は
アセスとしての呈をなしておらず、調査の全面やり直しを指示されること。
6.上関原発計画は同地の自然環境・生態系保護とは両立しない旨、見解を明かにされるこ
7.以上に対する回答を6月16日迄に文書を以てお願いします。
高島美登里
TEL&FAX 0835(23)1891
E-mail midori.t@crocus.ocn.ne.jp
山口県防府市岡村町5-12-203
長島の自然を守る会代表
22 間さんの土地の相続めぐり控訴審 |
上関原発予定地の間さんの土地の相続めぐり控訴審
広島高裁で口頭弁論が7月27日に
中国電力が上関町で計画する原発予定地内
の故間登志子さんの土地相続をめぐり、「贈与契約があり、相続登記は
無効」として、原発計画に反対している同町長島、竹弘盛三さん(73)が、
同地区の法定相続人のH氏に所有権の移転登記を求め、一審の山口地裁岩国
支部が一部移転登記を認めた訴訟の控訴審の第一回口
頭弁論が27日、広島高裁であった。
争っている土地は、1998年4月に亡くなった「反原発地主の会」
副会長の間登志子さん=当時で(78)が所有していた約
一万三千五百平方b。
竹弘さん側は「H氏と間さんの行き来はほとんどな
く、相続権を主張するのは権利の乱用」として、移
転登記を求める控訴理由書を陳述。H氏側は「竹弘さん
と贈与契約書を作成した当時、間さんに意思能力がな
かったことは明らかで土地の贈与は無効」と反論した。
23 8月6日 中国電力本社前 脱原発座り込み | |
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8・6ヒロシマ平和へのつどい2000(代表 湯浅一郎)が市民団体で行われました。
祝島からは、山戸漁協組合長や清水町議をはじめ、17名も
遠路はるばる参加されました。 以下がスケジュールでした。
8/6(日)
7:00●「市民による平和宣言」配布
8:00●グラウンド・ゼロのつどい原爆ドーム前
8:15●ダイ・イン
9:30●ピース・ウォーク ドーム前〜中国電力本社前
10:00●脱原発座り込み 中国電力本社前
1:30-4:00●(平和資料協同組合) YMCA1階チャペル
(24) 第一次公開ヒアリング |
みんな、がんばって、抗議しました。公開ヒアリングの開始がが3時間も遅れ
たそうです。あまり無理して公開ヒアリングを阻止しても、替わりに文章での
調査で代行するのが通産省のやりかたなので、途中で、集会場に移動しました。
集会では、生越さんの、「通産省は、地震の専門家の言うことを全く聞かない。
日本に地震に対して安全な原発用地などどこにもない。」の話、
水口さんの、「中電は、ハヤブサ、希少貝類、スナメリを保護するつもりは
全くない。もし、この自然を壊せば、世界中からの笑いものになる。」の話、
藤田さんの「これからの時代は、小型発電機や、燃料電池の時代だ、大型の
未熟な技術の大型原発発電は博物館行きだ」の話など、大変もりあがった。
私は、仕事があるので、残念ながら、昼まででドロン。
通産省が、形式をいくらあせっても、まで問題が山積みだから、原発が
出来るわけないです。なるべく早くやめることが、国民の利益になることを、
なぜ通産省は理解しようとしないのでしょう。
以下、新聞の要約です。
===================================
'00/11/1
上関原子力発電所1、2号機(山口県熊毛郡上関町四代田の浦)の建設計画について、
地元住民の意見を聴く通産省の行う第一次公開ヒアリング(一次公開
ヒア)が三十一日、上関町民体育館であった。昨年九月の東海村臨界事故後、
初めての開催。会場入り口で反原発団体が座り込んで封鎖するなどしたため、
開始が大幅に遅れた。
公開ヒアは定刻から三時間半遅れの午前十一時五十五分に始まった。冒頭で、
中国電力の白倉茂生副社長原子力本部長は「今後は石油資源の需給のひっ迫
と地球環境の悪化が懸念される。上関1、2号機は、平成二十年代の重要な電源」
と、立地の必要性を強調した。
意見陳述人は上関町、柳井市、平生町から公募で選ばれた二十人全員が参加。
十七人が賛成、三人が反対の立場から意見を述べた。出席した傍聴人は予定の
七割の二百八十人。ほとんどが地元推進派住民だった。
賛成の立場では、地域振興や安全性などについての質問が目立った。「原発
廃止の世界の流れに逆行してる」などと原発建設の中止を求める意見もあった。
中電が説明時間を短縮。昼食などの時間もとらなかったため、午後五時五十五分
に終了した。
反原発団体は、午前七時半から、約八百人が抗議行動を展開。「地元無視の
公開ヒア反対」などと訴えた。県警は五百人態勢で警備に当たったが、会場周辺
は一時、騒然となった。反原発団体は午前十一時前に座り込みを中止し、
当初計画していた集会を入り口のすぐ北の河本広正さんの土地で開いた。
終了後、議長団を務めた資源エネルギー庁の藤冨正晴・長官官房審議官は
「反対派団体の不参加は残念だが、予定していた二十人の意見を聞けて満足
している」と述べた。
一次公開ヒアは、電調審に欠かせない大きな節目。今後、山口県知事の同意
に焦点が移る。
■民意反映してない
原発を建てさせない祝島島民の会・山戸貞夫代表 推進派だけによる公開
ヒアリングは、民意を反映していない。過去の原発建設で、地元に反対運動を
残したまま実現したケースはほとんどなく、二井知事も同意はできないはずだ。
今後は知事や周辺二市五町、通産省に働き掛け、電調審上程を何としても阻止する。

入り口で座り込む反対派の人々、たまたますぐ上は集会場(河本さんの土地)

集会場で熱の入った面白い時には皮肉な話を聞く、祝島、上関の人たち

皆で座り込み、賛成派の車やバスを止めました。入り口が狭く、阻止するには便利。

沖では、祝島の漁船が中電現地事務所の前でパレード。(北西を望む)
(25)大島町のアンケートで原発反対60%,賛成4% |
大島町の町民アンケートでなんと、原発反対は59%で,賛成派4%でした。
それにも拘わらず町は県に対して,反対を申し込もうとしません。

(26) 山口県の二井関成知事が十一月十三日、 |
知事も、通産省のスケジュールに追われて、準備をせざるをえない立場なのでしょう。
着々と、通産省は、形式を整えていくようです。しかし・・・
以下、中国新聞の要旨です。
====================================
上関原発建設計画で、山口県の二井関成知事は
十三日、柳井市など周辺二市五町の首長を県庁に呼び、意見交換した。立地の判断に
あたって二井知事は、二市五町の意見を参考にするとしており、初めて機会を設け
た。
出席したのは柳井市のほか、光市、大島町、大畠町、大和町、
田布施町、平生町。会議は非公開だった。これまで各自治体や議会、職員組合などが
さまざまな手法で上関原発に関する住民意識調査を実施しており、賛否が分かれた現
状を県側に報告したという。
終了後会見した二井知事は「率直な意見交換ができて有意義だった。正式には国か
ら意見を求められた時点で文書で回答してもらうよう検討するが、是非を求めるよう
な聴き方はしない」と述べた。
同計画では、十月三十一日に国が第一次公開ヒアリングを開催。電源開発調整審議
会(電調審)への計画上程に先立ち、年内にも国から立地への同意を求められる可能
性が出たことから、二井知事が判断の参考にするため開いた。
27
宮司さんが公式に、土地を売らないと表明
|
今まで表に出ないようにしておられた、宮司さんが公式に表明されました。
これには、推進派の追求や脅しがが厳しくなってきた背景もあります。


28 朝日新聞社がアンケート |
2001年12月20日号の山口版で、トップ記事と、他にも2ヶ所の面で、
大きくアンケートの結果を報じました。上関町でも、周辺2市6町でも
反対のほうが多かったと!!!



29 柳井市長選挙に松村やすみちさんが立候補を表明 |
来年1月21日告示28日選挙の任期満了に伴う山口県柳井市市長
選挙に私たち反原発市民グループは仲間を市長候補として擁立しま
す。
柳井市は日本最後の原発立地予定地になるであろう山口県上関町に
隣接し地域の中核的な町です。
原発建設計画から18年、その間上関町祝島では700回を越える
建設反対のデモをおこない、私たち市民グループも建設反対署名運
動、原発が如何に危険な粗大ゴミかを印刷したチラシをくばり、ま
た自然保護を訴える等、粘り強い反対運動を展開してきました。
ところが最近、山口県知事は原発建設に積極的な発言をするように
なり、私たち反対派は事態は切迫しているとの判断から反原発を公
約にした候補擁立をきめました。
どうか物心両面のご支援を御願します。
また応援弁士も大歓迎します。
候補者の詳細については後援会報を送りますので連絡ください。
「もっと考えよう!原発」の会
代表 武重登美子
〒742−0032 柳井市古開作268−23
電話 0820−23−5673
瀬戸内ふぁんくらぶ
代表 小石川年男
〒742−0033 柳井市新庄2953−10
電話 0820−23−3005
振り込み先
郵便局口座
01550−5−30371
「もっと考えよう!原発」の会 宛 朝日新聞社が


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