

このたびの東日本大震災により被災されました同窓生並びにご家族の皆様には心よりお見舞い申し上げます。また、東電福島第一原発事故の収束がいまだに見込めない中での避難を余儀なくされておられる同窓生の皆様にあっては、心を強く前進されることを願っております。皆様が学ばれた思い出深い三階建ての本館は、残念ながら使用不能となり解体されましたが、夢のある教育を合言葉に新たな校舎建築に10月から着手いたします。建築物など形あるものは、いずれ消滅するわけですが、思い出はいつまでも消えることはありません。苦しい時こそ、楽しかったあの頃を思いだし希望を捨てないことこそが、明日への生きるエネルギーとなります。
教職員一同は建学の精神「真心こそすべてのすべて」を胸に、これまで以上に教育、学生支援に取り組んでまいります。一部仮設教室での授業や補講もあり在学生には不便をかけておりますが、学事日程通り前期末を無事迎えることとなりました。
ご承知の通り、学生生活最大の思い出深い行事の一つに入学式、卒業式があります。しかし、式典会場の福島県文化センターが被災し、卒業式、入学式が挙行できなかったことは無念でした。新会員となられた平成二十二年度卒業生には申し訳なく思います。あれから半年が過ぎた今、キャンパスは落ち着きを取り戻しております。これもひとえに、同窓会の皆様をはじめ多くの方々からの励ましやご支援・ご理解の賜物と存じます。改めてここに感謝申し上げます。今後共に益々、貴会のご発展を祈念し結びの言葉といたします。
