「決算発表」で儲けよう(実践2)(初心者向け)
「決算発表」編では、「決算」の意味、決算発表の情報を知る方法、その情報を活用して儲ける方法などを紹介します。
実践2:2008年5月16日東証1部値上がり率ランキング
(決算発表を行う企業数が増えるこの時期について)
今期の決算発表から、発表までの期間を「45日以内」と東証が決定しています(強制ではないようですが・・・)。その結果、駆け込みで発表する企業が多発し、3月決算から45日以内の5月15日あたりで企業数のピークを迎えました。
1日に数百社も決算を発表すると、さすがに企業関係者は細部まで手が回りません。これは投資家も同じであり、特に決算内容で勝負するこの企画も別の方法を求められます。
(日々の値上がり率ランキングをチェックしよう!)
そこで、今回は決算発表の内容から値上がりしそうな銘柄を見つけるのではなく、「決算発表の結果が良くてすでに値上がりしたもの」の中から、継続しそうな銘柄を見つけます。
東証1部値上がり率ランキング
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順位
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コード番号
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企業名
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| 1 |
5702 |
大紀アルミニウム工業所 |
| 2 |
5913 |
松尾橋梁 |
| 3 |
1893 |
五洋建設 |
| 4 |
9039 |
サカイ引越センター |
| 5 |
7007 |
佐世保重工業 |
| 6 |
7541 |
メガネトップ |
| 7 |
7239 |
タチエス |
| 8 |
4614 |
トウペ |
| 9 |
1812 |
鹿島 |
| 10 |
6373 |
大同工業 |
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例えば、2008年5月16日の東証1部値上がり率ランキングはこのようになりました(ヤフーファイナンスのランキングは便利ですので積極的に活用したいです)。この中から、5月15日発表の企業で、なおかつ決算結果が良くて値上がりしたものを選びます。
前回の「決算発表で儲けよう(実践1)」は取引終了後に決算が発表された企業を夜間取引で購入する方法でした。しかし、今回は決算情報が広く知れ渡った状態からの投資ですので、「昼間の取引時間中に購入⇒夜間取引で売却し利益確定」を選択します。
(銘柄の選択基準)
16日のランキング上位を占めた企業の決算は、「15日の取引終了後発表」と「16日の取引時間中発表」のものに分かれます。どちらの情報もすばらしいです。
しかし、「16日の取引時間中発表」の企業数が多すぎて対応できないときは、あえてこれを選択せずに、「15日取引終了後発表」の上昇銘柄から有望なものを取引時間中に購入します。
なお、昼間よりも取引量が少ない夜間取引で売却し、利益確定を行いますので、より慎重に銘柄を選ばなければなりません。
選択の基準は次の3つです。先ほどの「15日取引終了後発表」に、「比較的投資家が知っている有名な企業」と「個人投資家が少ない金額で購入できる低位株」の2つを追加します。
以上の条件に合致するのは「佐世保重工業(7007)」ではないかと考えます。
(ランキング上位企業の決算内容)
佐世保重工業(7007)
佐世保重工業は、15日発表の決算企業であり、かつ有名なところですので、新聞やニュース等で内容を確認することが可能です。しかし、これは加工された二次情報ですので、念のために会社発表の情報を見ておくことをおすすめします。
(佐世保重工業を昼間の取引時間中に購入する)
普段、昼間に仕事をされている会社員等の方であれば、デイトレードを行うことはなかなか難しいです。そこで、同じ時間に一定の株価で購入できる特殊な注文方法「引け成り(ひけなり)」を利用します。

「引け成り」とは「取引終了時(前場or後場)に成行で取引を成立させる注文方法」です。ネット証券ではほとんど利用できる注文であり、今回利用するSBI証券ももちろん可能です。
佐世保重工業(7007)

佐世保重工業の16日終値は358円でした。今回の「引け成り」注文では、この終値である358円に取引が成立するように設定しています。

取引が成立すると↑をご覧のように、履歴には「引け」である「H」マークと、「成行」の文字が表示されます。
(16日夜間取引での売却及び利益確定)
次に、引け成りで値上がりが期待できる銘柄を購入したら、今度は夜間取引で売却しましょう。
購入できた「佐世保重工業」の16日ジャパンネクストPTSでの株価はご覧のとおりです。
佐世保重工業(7007):購入株価358円

佐世保重工業の夜間取引での始値は363円です。358円で購入していますので、「5円×株数−売買手数料」が手に入ります。仮に368円で売却できれば儲けが約2倍に増えます。銘柄選択さえ間違えなければ、(実践1)よりもわかりやすいのではないかと思います。
(結論)
すでに上昇している銘柄をピックアップしている分だけ、情報の質を見極める負担が軽くなっています。しかし、さらに上昇する銘柄をみつけることが必要になるため、その日の株価上昇の勢いや取引のしやすさを考慮しないといけません。
(実践1)も(実践2)も一長一短がありますので、両方の取引を場合に応じて使い分けるのが賢いやり方ではないかと考えます。
次へ(決算発表で儲けよう 実践3)
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(関連リンク)
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