北村美術館  Kitamura Museum
大文字山を真正面に見据え、賀茂川と高野川が合流して最も川幅が広くなった鴨川の西岸に位置。昭和52年に、京都における茶道関係の美術館の魁として開館。綺麗寂びで堂上風な好みと評された創設者・北村謹次郎の蒐集品を折々のテーマによる企画展示として春季・秋季に公開。又、国の登録文化財に指定されている「四君子苑」と呼ばれる数寄屋建築の茶苑も、予め日を定め希望者に対して公開している。
Presents exhibitions of chanoyu-utensil combinations
centering on the pieces collected by the modern tea aesthete, Kitamura Kinjiro.
〒602-0841
京都市上京区河原町今出川下る一筋目東入梶井町448
Kajii-cho 448, Imadegawa-sagaru-hitosujime-higashiiru, Kawaramachi,
Kamigyo-ku, Kyoto, 602-0841
Phone: 075-256-0637

 ■ 展覧会情報
■ 1・2月休館中 ■


■ 展示予告 [平成22年 春季取合せ展] ─新緑祭釜─ ■

新年を迎えますにあたり、皆様方のご協力に感謝申上げますと共に変らぬご愛顧の程をお願いいたします。
私共の美術館は春・秋年二回、茶道具の取り合わせ展示を柱に、一般の方々にも馴染んでいただけるよう企画をしております。
さて、今回の春季展ですが、新緑のころに時を設定し、数ある祭の中から、京の三大祭の一つである葵祭の祭釜を念頭に据えながら準備をしました。
その中から、すこし難しいものですが、嘉承元年(1106)葵祭を前に斉王の御禊奉仕を勤めることを誓約した高(注:ハシゴ高)階仲章の祭礼の文を紹介しておきましょう。
この掛物の見所は、平安の雅趣を伝える書風が何よりのものですが、中でも六行目の「御禊益供」の次に草名と呼ばれる名を崩した古い形式の署名があるところで、草名の出てくる文としては、おそらく最後のころのものであろうといわれているものです。
祭釜のころは、お茶の世界では炉畳を塞ぎ風炉釜を据えるころであることと、神事に係わるものですから式正な懸釜であります。
以上の念いから、この掛物を用意しましたが他の展示品は、尾形光琳筆の鵜図を始め、大津絵槍持奴、高(注:ハシゴ高)麗熊川茶碗などとりわけ藤村席軒の作品を中心に取り合わせてみました。どうか皆様のお出掛けをお待ちいたしております。

会期 平成22年3月13日(土)─6月13日(日)まで
休館日 月曜日(祝日は開館)と祝日の翌日
開館時間 午前10時─午後4時
入館料 一般:600円、学生:400円 (30名以上団体割引あり)

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