卒業式当日〜お別れの言葉
緊張感で張りつめた厳かな卒業式が無事終了する。
卒業生退場のあと,まっすぐ教室へ。
教師も子供もほっと一息する瞬間だ。
しかし,残されたクラスでの時間は限られている。
ゆっくりはしていられない。
教室にもどり,まず,子供たちをトイレに行かせる。
席に着かせ,次に念のために卒業証書をじっくり目で読ませ,
自分の名前・生年月日など間違いがないか確かめさせてから,筒に入れさせる。
そして,持ち返るものを鞄に入れさせ(ズック袋なども),帰り支度をさせる。
子供に忘れ物がないように確認させる。
その後,お別れにあたって最後の話をする。
私の場合は,これまで多くの場合,次の二つの贈る言葉を用意してきた。
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(1)ナポレオン・ヒルの「成功哲学」からの一節
(2)向山洋一先生の超有名な「別れの言葉」の追試
(「赤ちゃんは,風邪をひいて鼻水を出しても自分でどうすることもできないだろう。
そういうときは,親が・・・・・。」という名文)
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これらは,事前に印刷しておく。そして配付し淡々と読み上げる。
ここでは(1)を紹介する。
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もし,あなたが負けると考えるなら,あなたは(1 )。
もし,あなたがダメだと考えるなら,あなたは(2 )になる。
もし,あなたが勝ちたいと思う心の片隅でムリだと考えるなら,あなたは絶対に
(3 )ない。
もし,あなたが失敗すると考えるなら,あなたは(4 )する。
世の中を見てみろ。
最後まで成功を願い続けた人だけが,(5 )しているではないか。
すべては,「(6 )」が決めているのだ。
もし,あなたが勝てると考えるなら,あなたは(7 )。
「向上したい」「自信をもちたい」と,もしあなたがそう願うなら,あなたは
(8 )になる。
さあ,再出発だ。
強い人が勝つとは限らない。
すばしっこい人が勝つとも限らない。
「(9 )」
そう考えている人が結局は勝つのだ。
『成功哲学』(ナポレオン・ヒル著)より
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■ ( )にどんな言葉が入るでしょう。
■ 答え
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1負ける 2ダメ 3勝て 4失敗 5成功 6人の心 7勝てる 8その通りの人
9私はできる
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卒業おめでとう
以上の文を読み上げた後,次のように語った。
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今年一年,この教室で学んだこと,覚えたこと,感じたこと,全て一つ残さず中学校に持っていきなさい。
そうすれば,中学校はきっと楽しいものになるはずですから。
もう一つ。中学生になると,いろんな誘惑も君たちを待っているかも知れない。
どんなときでも,注意深く悪をこばみ,決して自分を見失うことなく,前へ前へと進
みなさい。
いかなることがあろうとも,自分をしっかりつかまえておくことが大事だ。
己の主は自分自身なのだから。
健闘を祈る。
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最後にクラスの歌を私のギターの伴奏で歌って,笑顔で子供たちを送り出し,教室を後にした。