とらえられない海の青



両手ですくってみても
たちまち
淡い銀の塩水に変わり
指の間をすり抜けて
青い海へと還っていく



とらえられない空の青



どんなに手を伸ばしても
空は遠く遠く
果てしなく広がって
手のひらにつかんだものは
いつも透明な空気のかけら



切り取ることすら許されない
青は永遠の象徴
宇宙の調べ
その内に
未知なるものを抱いて光る



僕の青は
まだ生命の中でくすぶっている
とりたてて
何の取り柄もないけれど
生きているという
力が青い光を放つ



僕の海は一生だ
僕の空はこの命



見るがいい
僕という存在が
地球の青い力に変わる






樹崎のイメージする青の世界です

青って、本当に不思議な色だと思いませんか?



poem & comment by Ren Kizaki


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