天の川酒造







  壱岐は、博多から海上六十キロあまりの、玄海灘に位置し、その昔、大陸から日本への古代文化を中継する重要な島で、大八州(おおやしろ)のひとつです。藩政時代、壱岐の島は平戸の松浦藩に属し、藩は肥沃な土地に着目、甘藷より、高価な米、麦を年貢物として奨励しました。壱岐焼酎は、この豊富な麦を原料として、約四百年前頃より造られ、急速に普及しましたが、これは壱岐の島民が貧しく、清酒より安い麦で造った焼酎しか飲めなかったためと思われます。明治三十三年の記録に依ると、清酒が十七場に対し、焼酎は三十八場となっています。しかも清酒業者も焼酎を兼業しており、故に壱岐の島が「麦焼酎の本場」又「麦焼酎の古里の島」と云われる所以であります。この島酒に過ぎなかった麦焼酎が、御愛飲家の方々に、日本の代表的な蒸留酒と高く評価され、今や一離島だけの持物で無くなって来ました。「天の川」は明治四十五年創業以来、たゆまぬ創意と工夫を重ね、さらに近代の技術を加えて、伝統ある壱岐 麦焼酎造りに励んでおります。麦の香りが漂う柔らかな甘味、舌にころがる独特の風味を今に残している「天の川」は無添加の本格麦焼酎として、他の追随を許さない、と全国の御愛飲家から絶えず、賛辞を賜っております。是非一度、御試飲下さいますよう御願い申し上げます。

  

初代が俳句を嗜んでいて、当時四国讃岐今比羅様の奉納俳句に応募、 「松よけて見上げる空や天の川」 を投句、これが最高位「天」に入賞、同時に製造免許も附加され(明治45年)、これを記念して「天の川」としました。
天の川の特徴は、常圧蒸留法で蒸留し、焼酎本来の原料の風味と個性のある独特の味を最大限に引き出し、天の川だけにしかない香り、コク、旨みまろやかさをもった焼酎に仕上げたものである。
  若い息子さんがお父さんの跡を引き継がれ、昔から伝わる伝承の製法を守りつづけ、その変わらぬ焼酎本来の味と風味を今に伝える。

商品紹介
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