妊娠中期後期の
超音波検査で
何が分かるの?
1. 胎児の発育は?
- 妊娠の中ごろになってくると、胎児の大きさにも個人差が現われ始めます。
- 同じ週数で生まれた赤ちゃんでも、2800gであったり、3300gであったりするのはそのためです。
- ですから、赤ちゃんが、ちょっと大きめとかちょっと小さめというのはあまり気にする必要はありません。正常と考えられる体重には、相当な幅があるからです。
- でも、何らかの病気で、胎児が異常に小さいとか、異常に大きいとかいうことがあります。
- 超音波検査では、胎児の頭とお腹と足(大腿骨)の大きさを計って、胎児が、今、何グラムぐらいに育っているかを計算することができます。
- 超音波検査で、胎児が正常の範囲内で順調に育っているかどうかを調べることは、赤ちゃんを無事出産するために大切なことです。
- ときには、胎児の発育の異常から、お母さん自身の病気が見つかることもあります。
2. 胎児各部の異常?
- 多くの妊婦さんにとって、いわゆる「五体満足」かどうかが一番気になるところ。
- 手足があるかどうかといった外見だけでなく、胎児の心臓や腎臓など内蔵の異常が超音波検査で分かることもがあります。
- でも、超音波検査をする時の胎児の位置や向きによっては、肝心なところが見えなくて、生まれて始めて見つかるといったことも少なくありません。
- それに、超音波検査で見つけることができるのは、形の異常だけ。耳が聞こえる?、目は見えてる?、頭のできは?なんてことは分かりません。
3.
胎盤の位置は?
- 胎盤が子宮の出口をふさいでいる前置胎盤は、お産が始まる前に帝王切開をしなければなりません。
- 子宮の出口が広がってくると、胎盤から大量出血して、お母さんの命が危なくなります。
- それに前置胎盤では、胎盤が邪魔して胎児が子宮の出口を通れませんので、普通のお産(経膣分娩)というのは不可能です。
- 超音波検査では、胎盤の位置が分かりますので、前置胎盤かどうかも、お産が始まる前にちゃんと調べておくことができます。
- ただし、妊娠初期には、胎盤が子宮の出口をふさいでいるように見えることもしばしば。子宮が大きくなるに従って、胎盤の位置はどんどん子宮の出口から離れていくのが普通です。
- ですから、前置胎盤かどうかの判断は、妊娠20週過ぎぐらいの超音波検査でなされます。
4.
羊水の量は?
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羊水の量を調べることも超音波検査の大事な目的の1つです。
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羊水が異常に多いとか、逆に異常に少ないといったことが、胎児の異常によって起こっている可能性があるからです。
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でも、羊水が多いとか、逆に少ない場合でも、胎児に全く異常が無いこともしばしば。ですから、「羊水の量の異常」=「胎児に異常がある」と短絡的に考えてはいけません。
5.
男の子? 女の子?
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性別は、超音波検査で、「おちんちん」が付いているか、「われめちゃん」が見えるかによって知ることができます。ときには、女の子の子宮が見えることもあります。
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妊娠16〜17週くらいで分かることもありますが、超音波検査の時の胎児の向きが良いとか、お母さんのお腹の脂肪が薄くて胎児が良く見えるとか、条件が良いときだけです。