冷凍ブルーベリー

360円

[4月6日(注文日)]


台所の流しにナメクジを発見。早速パラパラと塩をかけ、しばらくしてクタばった姿を見届けにゆく。ところが、どうしたことだ。全然コタエていないではないか。進化して耐塩性の新種が現れたのか!? 驚愕しつつ目を凝らしてよく見ると、なんだ、ナメクジではなかった。夕食に作ったキンピラゴボウの切れっ端だった。つくづく視力の低下を痛感する。効くかどうか判らないけれど、取り合えず生協の注文表に冷凍ブルーベリーを付け加えておく。
 ついでながら、キンピラゴボウという煩瑣なメニューが我が食卓に加わったのは、ドイツ製の野菜スライサー『ベルナー』導入のお蔭だ。それまでは、料理の本を眺めていても、「みじん切り」「せん切り」という文字を見ると、直ちにその献立は断念し、次のメニューへと進んでいた。それがこの野菜スライサーを使えば、薄切り、厚切りはもちろん、1.6mm〜1cmまでの4種類の幅のせん切りがアッという間にできる。せん切りの際、予め具材に何本か切れ目を並行に入れておくと、自動的にみじん切りや賽の目になってくれる。だから、キンピラゴボウも「小鉢にチョコっと」と云うケチな量ではなく、一回でドンブリ鉢一杯は作り、これで充分メインンディッシュとなる。
 しかし、こんなに便利な道具なのに、なぜかあまり一般に広まらないらしい。以前は大手通販会社のカタログに載っていたが、最近は扱いをやめたようだ。国産品に較べて高価なことと、凄まじいばかりの切れ味で敬遠されたのかも知れない。確かに、せん切り用のブレードなど、サメの口のように三角歯がV字形に並び、背筋がゾクリとする。私は一度、酩酊状態で作業していて、指をザックリやってしまった。それ以降慎重になり、具材がチビてくると安全ホルダーの使用を欠かさない。その点では、一回は事故が起きても2度目3度目のない道具、と云える。