コーヒー&クッキー

300円

07年02月01日

 昨日散財してしまった反動で、今日は、駅前レストラン『安全地帯』にて自主蟄居。殆ど誰とも口を利かず、パソコン相手に日が落ちる。そろそろ晩メシの客で込み始める時刻だ。ぼつぼつ撤収の支度に掛かる。と、突然、一陣の風のように、黒ずくめの男が入ってきた。見ると、よっちゃんだ。彼もこちらに気付いて「おっ!」と声を上げ、そのままテーブルを挟んで着席。
 
 「久しぶり」
 「最近、どーしとった?」
 「相変わらずやね。そっちはライブ、忙しいの?」 
 
 しばらく、そんな近況報告の遣り取りが続いたと思ったら、「ゴアの本心て、なんやと思う?」と、例の調子で話題がジャンプ。一瞬、面喰らったが、どうやら最近、『不都合な真実』を観たらしい。
 
 それをキッカケに、社会を論じ、公的権威や権力をコキおろし、大衆の付和雷同を嘆く、といういつものパターンに突入。そして、立て続けにタバコを3、4本ふかし、コーヒーを呑み干すと、「ほな!」と、再びつむじ風よろしく出て行ってしまった。その間、20分くらい。
 彼の背中を見送り、「久しぶりだったねー、よっちゃん」と店のバイト娘に云ったら、「夜、よく来てるわよ」との返事。どうやら行き違っていただけの事らしい。
 
 それにしても、そんなに親しい間柄でもないのに、いつも盛り上がるこの不思議。彼の古巣グループではないけれど、共に、こちらから世の中の多数派価値観や常識を「村八分」にしたところがあり、その日陰者的スタンスが互いに似通っているためかも知れない。まあ、我々がいくら憤慨しようがタメ息つこうが、世間サマは何一つ変わらない。「ひかげ者の小唄」はボヤき節?