高岡というところ - 御 車 山 祭

 高岡の初夏を彩る、華麗なお祭りのシーンです。
 < みくるまやま >とよびます。
 
 御車山は17世紀初めに前田利長が豊臣秀吉より
 拝領
した御所車を高岡城下の七町に下賜した事を
 を始まりとする、
 
国の重要有形・無形文化財
 
 
天にのびる心柱の飾り、花傘などは降臨する神の
 目印であり、台座は神座となり、
 神の形代となる 人形を安置、
 日本古来の神迎えの要素がすべて整った
 御車山の曵き回しは、
 降臨した神々の巡行を表している・・・・・・・
 と民俗学の
友人 樽谷氏が解説。
 
 高岡は前田利長の開城以来、工芸の町として栄え、
 曳き山には車輪をはじめ総べてに金工、
 漆芸の粋が施され、
 七台の山がギシギシと音をたて揺れ動く様は
 重厚華麗、桃山時代を偲ばせる動く文化財です。
 4月30日は宵祭、
 各町の山宿へ運ばれ山の組み立てと、神像を飾り
 入魂式がとり行われ、
 
5月1日、11時頃より巡行がはじまります。

1985年 出版物掲載 挿し絵        

■ 4月30日夕刻、二番町の年寄と子供達が関野神社へ神迎えにむかいます。
伏 木 の け ん か や ま

港町・伏木の曵山祭

6台の山車が
昼は華麗な花山車として
町中を巡行
夜は一転、400個余の提灯をつけ
光り輝く山車となり

山鹿流陣太鼓のお囃子、
地鳴りのような歓声のなか
曵山をぶつけあうカッチャで
興奮の頂点に達します。

勇壮華麗な5月15日の祭

1985年 出版物掲載 挿し絵        

七 夕

高岡の七夕は8月7日

高岡のメイン・ストリート
末広通りを中心に

華やかに飾られ
その中を市電が走る様子は

なかなかの風情があります。

子供が生まれた家は
大きな七夕を作り
7日の夜、一杯呑んだ親たちが
カンなんかを打ち鳴らし騒ぎながら
千保川へ流しに行きました。

川に落ちて提灯がポッと燃えあがり
流れていく様は風流なものでしたが
環境問題で今は禁止され
学校の運動場なんかに集められているようです。

七夕の華やかさは景気に左右されます。
近頃は寂しいかぎり・・・

1985年 出版物掲載 挿し絵