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中学時代を通して憧れていた女の子は
オサゲ髪の U 子
1年生の時、おんなじクラスだった
3 階から落ち、成績も落ちて
自信もなんにもないボクは
一言も話すことなく
ときどき下校途中に見かける
後ろ姿に体中を熱くしていた
ただそれだけで 3年間を過ごす
彼女がどこの高校へ進学したかも知らない
オサゲの後ろ姿だけが印象に残ってて
顔もはっきりおぼえていない
その頃、何かの本で見た
島崎藤村の < 初恋 > という詩に
勝手にその気になって喜んでた
学校の前に、市電は走っていたけど
田畑が広がっていた頃の話
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